夏と素麺(そうめん) by 鳴川正一

梅雨の時期になりました。暑い夏が一歩一歩近づいてきていますね。
私は季節の中で一番夏が好きなので、夏の暑さも一向に苦になりません。
夏と言えば素麺ですが、実は小さい頃からこの素麺が私はあまり好きではありませんでした。

小さい頃、おそらく縁日かなにかで掬った金魚だったと思いますが、残った素麺を金魚のエサにする機会が何度かあり、そのふやけた素麺を金魚が美味しそうに食べていた記憶が鮮明に残っています。

それ以来、家で素麺が出されると、「なんか素麺って金魚のえさみたいでキライ、こんなの食べてたら夏バテしちゃうよ」などと言っていたようです。

うちの下の娘はそういう父親の反動が出たのか、無類の素麺好きです。「お昼何がいい?」「そうめん!」「えー…」こんな会話が何度交わされたことでしょう。

ウェイビーボウル(Z1279シリーズ)、そば猪口(Z1884シリーズ)

最近では自分で素麺を茹でて食べるようになりました。ザクワディのウェイビーボウルが活躍してくれています。

北海道とポーランドは似てる? by 鳴川正一

3月13日から4月2日まで行われた札幌でのケルセン「ポップアップストア」には大勢のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。結構たくさんの食器を持っていったつもりだったのですが、品揃え等ご満足いただけましたでしょうか。

会期の間、「〇〇はありませんか?」という(現地に持っていっていない食器に関する)お問い合わせをたくさんお聞きしたような気がしています。これからは、こういった催事の案内の時に、もし見たい食器が具体的にある場合は、事前にリクエストをお受けできるように考えようかと思っています。

さて、そんな札幌でのポップアップストアでしたが、私たちケルセンのスタッフも北海道の冬の味覚を心から楽しむことができました。
気軽な居酒屋さん、たまたま入ったワインバーなど、どこのお店も美味しいこと。札幌で「そのお店に入ったことを悔いたこと」は未だにありません。食いしん坊な私達にとってはたまらない魅力をもった街です。

そんな北海道、実は気候的にもポーランドと似ているんです。栽培されている作物も、小麦、じゃがいも、とうもろこし、ホップ、ビーツなど、たくさん共通点があります。

そして、在日ポーランド人が居住する地域は、人口比率で見ると、北海道が突出して多いんだそうです。北海度にはポーランド人を懐かしく感じさせる様々な要素が詰まっているのかもしれませんね。

我が家にないもの 鳴川正一

どこのおうちにもあるけど、うちにはないもの。
我が家の場合、それは炊飯器です。

もともと妻も私も炊飯器で長い時間保温したご飯の味が好きじゃなかったこともあり、ある時からお鍋で炊くようになりました。炊飯器を使わなくなって、もう20年近くになるんじゃないでしょうか。なので、うちの子ども達には、ご飯とはお鍋で炊くもの、という認識があるようです。

最近は、専用の土鍋などでごはんを炊いている方が増えてきてますよね。うちはIHコンロなので、残念ながら土鍋は使えず、普通のお鍋で炊いています。
それでも十分美味しいごはんが炊けています。

つやつやの炊きたてのごはん、美味しいですよねぇ。日本人でよかったぁ、と自分の中の日本人DNAを自覚する瞬間です。

大小のご飯茶碗

写真ですが、おや、このご飯茶碗は一体!?
実はこのご飯茶碗、VENA社に作ってもらったサンプル品です。商品としてお目見えできるのは、今年の秋以降になりそうです。お楽しみに!