バターフィナンシェ by 立花

猛暑日が続いた8月も終わり、ようやく過ごしやすい気温の日が増えてきましたね。
梨や葡萄など、旬の果物を食べるたびに、秋を感じている今日この頃です。

今年の夏は目立ったイベントなどはなかったのですが、8月の終わりに甥っ子たちを連れて姉が遊びに来てくれました。
元気いっぱいな子供たちと一緒にたくさん笑って過ごしたおかげで、心なしか 体力がアップしたような気がします。(笑)

姉がお土産で持ってきてくれた、パッケージがお洒落なバターフィナンシェ。
どうやらJR東日本お土産グランプリで1位になったほどの人気商品だそうです。
そんなありがたいものとは知らず、私はむしゃむしゃと美味しくいただきました。

写真:ハンドル付きオーブン皿(Z1281-DU52)、平皿φ10cm(V372-C022)、トールマグ(V402-U422)

実店舗とオンラインショップのセールが終わり、今年の夏はたくさんのお客さまとの繋がりができた夏になったなぁ、と嬉しい気持ちでいっぱいです。みなさまありがとうございました!

これから秋冬と季節が移っていきますが、みなさまに楽しんでいただけるようなイベントやお会いできる機会を作っていきたいと思っていますので、これからもケルセン直営店ならびに各オンラインショップをどうぞよろしくお願いいたします!

ポーランドスイーツ: Karmello(カルメロ) by Kasia

ポーランドスイーツがお好きな方に朗報です。
現在ポーランドで人気のチョコレートブランド Karmello (カルメロ)が日本でも買えるようになりました。

Karmello(カルメロ)は、ポーランド南部のBielsko-Biała(ビエルスコ・ビャワ)という町の小さな工場で、2010年に創業した新しい会社なのですが、既にポーランド国内に約30店舗もあります。
今ポーランドで人気急上昇中で、私も年末に実家に帰省した際に、何か所か見かけました。

日本には2017年の11月に初上陸を果たしました。
まだ国内には常設の店舗はないのですが、百貨店などの催事販売やオンラインショップで販売されています。
催事販売や商品について詳しくこちらから。
http://www.karmello-japan.com/

先日、新宿で催事販売されていたので私も買ってみました。
素材と品質にこだわり、ひとつひとつ丁寧にポーランドで作られた本格的なチョコレートがとても手頃な価格(1個:¥150)です。

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写真:オーバルL(V113-A063), カップ&ソーサー(V033-U422) Vena社

小さな宝石のような可愛い形と色合いのチョコレート。左から洋ナシ、マリブリキュール、キャラメル、キューバリブレとクランベリーフルーツとお酒を活かした味がたくさんあります。
苦い紅茶やコーヒーはチョコレートの甘さを引き立ててくれて、より一層おいしくいただけます。

イースター by Kasia

皆様、今年はお花見はできましたか。
ポーランドには花見という習慣はありませんが、春と言えばイースター(復活祭)というとても楽しい行事があります。最近は日本でも耳にすることが増えましたね。

イースターの前日は聖土曜日と言い、イースターエッグの”pisanki(ピサンキ)”を作ります。ゆで卵の殻に色を塗ったり、模様を描いたり、またイスターエッグの用の特別なシールを張ったりして思い思いに作ります。

出来上がったイースターエッグの他にパン、塩、ソーセージをバスケットに入れて、それを教会に持って行きます。教会では神父さんが、信者の人が持ってきたバスケットに聖水をかけて皆の祝福を祈ります。ミサが終わると、家にバスケットを持ち帰り、イースターまで飾っておきます。イースター当日になると、バスケットに入っている物を朝ご飯で食べて、家族の祝福を願います。

ちなみに、今年のイースターは4月1日でした。イースターの日は毎年決まっておらす、来年は4月21日です。

イースターの際にはスイーツも欠かせません。もっとも有名なのは、クグロフ、チーズケーキと”mazurek(マズレック)”です。

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写真:オーブン皿・スクエア・大(Z370-273) , スクエアプレート・小(Z1610-273) ザクワディ社、カップ&ソーサー(V033-U072) ヴェナ社
イースターの時に食べるケーキのmazurek(マズレック)です。Mazurekは他のヨーロッパの国では食べられない、昔ながらのポーランドの伝統的なケーキの一つです。しかも、イースター以外の時期には食べる習慣がないので、とてもレアなんです。

種類はいろいろとありますが、キャラメルクリームのkajmak(カイマック)を使ったものが最も人気です。作り方は簡単なのですが、コンデンスミルクを缶のまま2時間ほ茹でなければいけないので、少し手間がかかります。まず、ショートブレッド生地を焼いてから、手作りのカイマックをかけて薄く伸ばします。最後に好きなドライフルーツやナッツなどでデコレーションを作ります。

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今年の自作のmazurekです。まず生地に手作りの干した杏とオレンジピールでできたジャムを塗り、カイマックをかけます。

Piernik ジンジャーブレッドのピエルニック by Kasia

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Wesołych Świąt Bożego Narodzenia!(ポーランド語のメリークリスマス!)

いよいよクリスマスですね。
私は今年は実家でクリスマスを過ごすので、すでに実家のクリスマスツリーとおいしい料理が楽しみで待ち切れません。クリスマスディナーはキリストの12人の弟子を祝福するために料理を12種類を用意します。ザワークラウト(キャベツの塩つけ)とキノコの煮込み、ドライルーツのコンポット、豆の煮込み、キノコのピエロギ(ポーランドの水餃子)、鯉の料理など、チキンやターキーなどの肉料理は食べません。

ちなみに、クリスマスに出てくる鯉のうろこを財布に入れておくとお金が貯まると言われてます。

日本と違いケーキはメインではありませんが、ポーランドでも食事の後にスイーツを食べます。クリスマスの定番スイーツと言えばチーズケーキ、芥子の実のケーキのmakowiec(マコヴィエツ)、そしてジンジャーブレッドのpiernik(ピエルニック)です。

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写真:平皿φ16cm(Z818-DU205)Zakłady(ザクワディ)社
芥子の実ロールケーキのmakowiec(マコヴィエツ)です。

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写真:タフィー皿(V210-A001) Vena(ヴェナ)社、マグカップ(Z1194-41) Zakłady(ザクワディ)社
Pierniki ピエルニキ(ジンジャーブレッドのクッキー)。ポーランドには、ホールーケーキから薄いクッキーまでたくさんの種類のpiernik(ピエルニック)があり、ふわっと柔らかいものから、カリッと歯ごたえのあるものまであります。食べ方もチョコレートやアイシングをかけたり、中に果物のジャムを挟んだりと様々です。

ポーランドのピエルニックは中世から知られており、名前の由来はpierny (ピエルニ スパイシー)という昔のポーランド語の言葉です。その名前からも分かる通り、ピエルニックを作るにはシナモン、オールスパイス、生姜、八角、胡椒、カルダモンなど様々なスパイスを使います。さらに、生地には蜂蜜もたっぷり入れるので、とても香りがよくて、贅沢を感じさせるスイーツです。

夏はやっぱりこれですね! by くぬぎた

東京は記録的な雨の日が続き気温も上がらず、あまり夏らしくない天気のようですね。
先日のゲリラ豪雨による落雷で、何と自由が丘直営店は停電してしまいました。

こちら神戸は連日暑い日が続き、夏真っ盛りといった感じです。
すぐ近くの甲子園球場では、高校球児達が汗と涙を流して青春していますね。

僕は暑すぎて、少しバテ気味です…
こんな暑い夏にはやっぱりこれですね!
そう、冷たいかき氷です。(笑)

今回は、特濃抹茶と紅茶のオリジナルシロップを作ってみました。
さすがにお店のようなふわっとした氷にはできないけれど、味は良い感じに仕上がりましたよ!

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写真:手前左「ティースプーン((Z1855-166A)」,手前右「タフィーボウル・ミニ(V295-U422)」,中左「タフィーボウル・ミニ(V295-U199)」,奥「クリーマー(V082-U006)」

白地ベースのVENA(ヴェナ社のU422柄がとても涼しげですね。

かき氷と言えば、少し前に遊びに行った台湾で食べたかき氷が絶品でした!
日本の物とは、氷の削り方が違うようで、今まで食べたことのないふわふわな食感でした。

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写真:定番のマンゴーかき氷、奥の赤いのはスイカです

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写真:珍しいピーナッツバター味

今度は台湾風かき氷にも挑戦してみたいと思います。

(ほぼ)Pączki by Kasia

最近、近所の「神戸屋」というパン屋で発見したオレンジクリームが入ったドーナツです。
見ためがあまりにもポーランドドーナツのPączki(ポンチキ)に似ていたので、思わずに買ってしまいました。味も想像以上に、アメリカのドーナツよりもポーランドのPączkiに近かったので食べて大満足でした。

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写真:手前 平皿φ19cm(V132-U198), 奥 平皿φ19cm(V132-U199), カップ&ソーサー(V033-U072) すべてVena(ヴェナ)社
私は気分がもうすでに春なので、さわやかな春らしいVena社の花柄の食器にドーナツを載せてティータイム(ポーランド人はコーヒーより紅茶だね)。

このドーナツは期間限定だそうなので、私みたいに”ポーランドのドーナツは懐かしい~泣 でも自分で作るは大変”という方や、単純に少しポーランドらしいドーナツはどんなものなのか興味がある方、機会があれば是非ば試してみてください。