おかゆ by 鳴川睦

元気なだけが取り柄の私ですが、先日20年ぶりくらいに頭痛に見舞われ、
珍しく2日間ほとんど布団の中で過ごしました(笑)。
普段あれこれ口うるさい私に反抗的な娘たちも、
すすんで家のことをしてくれたり、時々「大丈夫?」とか声を掛けてくれたり、
いつもより私に気を使ってくれている気がしてちょっと嬉しかったです。

食欲が無くなったのも実に久々(多分10年ぶり位)だったのですが、
少し経ってようやく食べたくなったのが「お粥と梅干」。

梅干のさわやかでまろやかな塩味と清々しいシソの香り豊かな果肉がおかゆと混ざって、
エネルギーと塩分が欠乏した体を内側から元気付けてくれました。
空っぽの身体にじんわりとしみこんでくる優しい味ですよね。

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写真:左「ボウル・中(W125-29)」,右奥「ミニボウル(V157-B203)」,右手前「チャイニーズスプーン(V232-U198)」

お粥で元気を取り戻したので、布団の中からあれこれリクエスト。
果物や好物のパン、生クリームどっさりのケーキ、・・とか
あれこれ指令を出していたら「お母さん、復活してる」と感づかれ、
この短い布団生活はあっけなく終わってしまいました。

風邪をひいたり、体調を崩してダウンしたり、何かと集まりの多くなる
これからの季節は胃腸も肝臓も疲れが出る時季でもあります。
私にとってそんな時に欲しくなる食べ物第一位が「おかゆ」です。

それから、おかゆと言えば「れんげ」の出番ですね。
VENA社製のれんげ(チャイニーズスプーン)は、お粥のひと口にもぴったりのサイズだと思いました。