ガレット・デ・ロワ by 鳴川睦

新年のお菓子を用意しました。王様のお菓子(ガレット・デ・ロワ)です。バター香る折り重なったパイ生地が、パイ好きの私にはたまりません。昔は生地の中にフェーブ(ミニチュアの陶器)がダイレクトに入っていましたが、今はどこも誤飲防止のために入れずに、別添えになっているんですね。

写真:鍋敷き(W987-25D)

テーブルで切り分ける時に使ったのは、WIZA社の鍋敷きです。平らなのでカッティングボード利用もおすすめ。添えてもらったフェーブは、かじられているりんごの陶器でした。いつか自分で陶器入りのガレット・デ・ロワを作って、女王様になりたいと思っています。

娘が握っているマグカップは、次回入荷予定のミレナ社の新柄です。1月中旬の公開を予定しています。どうぞお楽しみに!

カッティングボード by 鳴川睦

平らな面を持つ食器は、ひとつは持っておきたい、あると重宝するアイテムだと思います。ポーリッシュポタリーなら、デザートプレート(V205)や今回スポットを当てるカッティングボード(V022)です。

写真:デザートプレート20×20cm(V205-U625)

ケーキやパイなど一台を平行に保ったまま乗せられます。切り分けたケーキをサーバーですくってお皿に移しやすい形状です。

そして、カッティングボードも同様に使えます。汁気のあるものは乗せられませんが、切り分けながら食べるパンやチーズ、シャルキュトリにぴったり。最初から刻んでおくより食べる人が自分の分を切る方が、食材に手を触れる機会を極力減らせます。

写真:カッティングボード(V022-A001)

厚みがあるので、鍋敷きのように使うのもおすすめです。

写真:カッティングボード(V022-U199),スープカップ&ソーサー(V426-U072)

スープカップ&ソーサー by 鳴川睦

なす、ズッキーニ、トマト、キャベツ、きのこ、にんじん、玉ねぎ、いんげん、・・・冷蔵庫にある使えそうな野菜をひたすら刻んで、夏野菜のミネストローネを作り、スープカップ&ソーサーに装ってみました。
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写真:スープカップ&ソーサー(V426-U422),カッティングボード(V022-U006)

ソーサーが付くといつものなんでもないスープがちょっと気取って見えるところが気に入っています。普段から気分を上げてくれる器を使うと、毎日が楽しくなりますよね!

お茶をいただくカップ&ソーサーにも通じることですが、フォーマル感も漂って、おもてなしの気持ちがさりげなく伝わる食器だと思います。

ポーランドのパン by Kasia

ポーランドの主食と言えばジャガイモとパンです。特に、パンには様々な種類があり、形や材料によって呼び方が異なります。

パン・ド・カンパーニュのような切って食べる大きいパンはchleb(フレプ)、ブールやクッペのような小さいものはbułka(ブウカ)と言います。Chleb(フレプ)は粉(小麦もしくはライ麦)、水、天然酵母と塩だけで作っており、とても歯応えのあるハード系のパンです。

それに対してbułka(ブウカ)は柔らかくて日本の食パンのようにふわふわしています。Bułkaは天然酵母の代わりによくイーストを使い、生地に牛乳や砂糖を足したり、ものによってはバターや卵を使ったりします。ポーランド人はどちらかというとchleb(フレプ)の方が好みで、毎日食べます。

ポーランドでは、chleb(フレプ)は200~300円、bułka(ブウカ)1個は10円ぐらいで売っておりとても安いです。それと比べてしまうと、私には日本のパン(特にライ麦ハード系)はとても高く感じてしまい、毎日食べるものなので、節約にと自分で作るようになりました。

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写真:オーブン皿・オーバル・中(Z278-DU70) ザクワディ社
発酵中です。きれいな形をしてるパンを作るには生地を寝かすに時にパン専用かごを使うことが多いですが、私は代わりにザクワディ社のオーブン皿・オーバルを使っています。ポーランドのパンは楕円形のものが多いので、形がぴったりでした!生地は型にくっつかないように、まず中にリネンのふきんを敷いておきました。

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写真:カッティングボード(Z1064-41) ザクワディ社
焼きあがりました!お家できちんとしたchleb(フレプ)をおいしく作るにはとても暇手間がかかり、生地を6~14時間くらいを寝かし、その間数回こねる作業が必要です。(私はおいしく食べることに必死なので、それも苦になりません 笑)

チーズの友 by 鳴川睦

いつも立ち寄るチーズ屋さんは、その日のおすすめチーズの味見をさせてくれます。先日は、好物のゴルゴンゾーラ・ドルチェを試食させてもらい、これをナッツ入りの蜂蜜と共に食べさせてもらったところ実に美味しかったのです。その日は早速この蜂蜜を買って帰り、食事時にチーズと一緒に食べました。
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青かびのチーズは割と塩気が強いので苦手な方もいるかもしれませんが、ドルチェタイプはクリーミーで塩気も控えめなので比較的食べやすいです。そしてこの蜂蜜を掛けると調子に乗ってつい食べ過ぎてしまうほど。青かび好きの方、是非お試しください!

それにしてもこの蜂蜜はナッツの含有量が多いので「ナッツ入りの蜂蜜」というより「蜂蜜で和えたナッツ」と表現する方が正しいかもしれません。アーモンド、ピスタチオ、クルミ、カシューナッツ、カカオニブ、レーズンなどが入っています。

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写真:左「カッティングボード(V022-U006)」,右上「ミニボウル(V157-C022)」,「スプーン(V064-U006)」,右下「平皿φ10cm(V372-A063)」

食いしん坊の私は一度で消費する量が結構多いため、瓶に入っている量が少なく思えました(笑)。この割高感の克服のため、次はもっと経済的に自分の好きなナッツ類を揃えてオリジナルの蜂蜜にチャレンジしようと思っています!

はじめてのポーランド by くぬぎた

年末年始の休みを利用して、ポーランドに行ってきました。
実ははじめてのポーランドなんです。
ポーランド食器店で働いていると、お客様から「ポーランドには何度も行っているのですか」とよく聞かれます。その度に「実はまだ一度も行ったことが無いのです…」と恐縮した思いでしたが、これからは胸を張って「行きましたよ!」と言えます(笑)

年末年始を海外で過ごすのは初めての経験でしたが、とにかくお祝いムードがすごかったです。
街中で花火が、何時間も上がり続けていました。
ゆく年くる年の静かな日本とは正反対の賑やかさでした。
買った花火が余ってしまったのか、翌日になっても花火を打ち上げている人もいましたよ。

冬のポーランドという事で、寒さはもちろん雪も覚悟していましたが、思っていたほど寒くもなく、綺麗な街並みに美味しい食事、そして可愛い雑貨と旅を満喫することができました。
首都のWarszawa(ワルシャワ)、古都のKraków(クラクフ)、山岳リゾートのZakopane(ザコパネ)、可愛らしいZalipie(ザリピエ)村を巡りました。
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クリスマスシーズンでワルシャワの旧市街も綺麗にライトアップされていました。
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家に可愛らしいペイントが施されたザリピエ村

ポーランドの山岳リゾートとして有名なザコパネと言えば”Oscypek(オスチィペク)”!
羊乳から作られた燻製チーズで、街中で売られています。
見た目も面白く、知らないとチーズには見えませんね。
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そのままでは塩気が強いので、輪切りにした物をフライパンで温めて、少しトロっとさせたところにクランベリージャムを添えて食べます。
ブルーチーズなどのクセのある物は苦手な僕ですが、オスチィペクにハマってしまいました。
温めることでスモークの風味が増し、独特の食感で噛むたびに”キュッキュッ”と音がして楽しめます。
もちろんお土産に買いました!

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写真:カッティングボード(Z1064-42)

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写真:左から平皿φ17㎝(V195-U006),ディナーフォーク(Z1857-166A),ディナーナイフ(Z1858-166A)