焼き餃子 by 鳴川睦

料理はなるべくなら自分で作りたい派なのですが、得意ではない分野に関しては「イマイチだなー」とがっかりするよりも、その道のプロに任せることにしています。例えば「天ぷら」はやはり自分で作るよりも、天ぷら屋さんに行って食べる方が断然美味しいです。揚げたてのカラッとしたサクサクを熱々のうちに頬張る幸せは、自宅ではなかなか再現できません。そんな訳で、我が家ではほとんど作らない料理の筆頭が天ぷらです。とはいえ天ぷら料理店には滅多に行かないので、子供たちには申し訳なく思っています。

逆に、自らこしらえて食べるのが一番だと思っている料理も沢山あります。パスタ料理、鍋料理、グラタン類、サラダ、シチューや煮物などは自分で用意した方が量もたっぷりと食べられて安心できます。なかでも「焼き餃子」は、自宅で作るものが一番美味しくて気に入っています。中身も分かっているので気持ち的にも安全ですしね。

写真:オーバルトレイφ28cm×11cm(Z928-1152A),スクエアミニボウル(V443-U113),うさぎの箸置き(V467-C102)

以前は皮も自分で作っていましたが、そうなると厚めに仕上がって沢山は食べられないという事情から、今では皮のみ市販のものを使っています。具材はシンプルに、豚ひき肉、ニラ、キャベツ、調味料に醤油、日本酒、ガラスープ、ゴマ油、塩少々です。

4人だとおよそ100個は消費するため、包む作業は家族総出で行います。焼きあがる度にテーブルに運び、餃子だけで夕食が完結するという仕組みです。イベント的に盛り上がれるところも楽しいです。大人にはビールも欠かせませんね!

節分2021 by 鳴川睦

今年の節分は、2月2日なんですね。2月3日が節分だと思い込んでいた私は、今年は124年ぶりの2月2日であるとスーパーのチラシを見てまたひとつ知識を得ました。立春の前日が節分で、新春を迎えるにあたって厄除けの一式をスーパーで調達してきました。豆の音、柊(ひいらぎ)のとげ、鰯の匂いが鬼を祓うという3点セット。全く便利な世の中です。

写真:花瓶(W600-10K),ティーバッグトレイ(W909-127)

鬼滅の刃で、日本は空前の鬼退治ブームでもありますね。私の推しは水柱の冨岡義勇。アニメでかかっている冨岡義勇のテーマ曲も大好きです。話が逸れてしまいました。そんな訳で新年に続き、立春を迎えるにあたり疫病退散の願いを込めて豆をまき、年の数だけ豆を食べます。とは言え、炒った大豆はそんなに沢山は食べられないので、好きなナッツを年の分。結構な数なので全部食べたら鼻血が出そうですが(笑)。

写真:ひよこボウル(V409-A001)

節分と言えばこの頃は恵方巻も全国区になって広く売られています。2021年の恵方は南南東だそうです。福が逃げないように無言で食べるだなんて、皮肉にもこのコロナ禍にマッチしているような気がします。

写真:オリーブ皿(V172-U198),カップ(W104-L15)

右側のカップ(W104-L15)は、もうすぐ新入荷するWIZA社のカップです。準備が出来次第公開しますので、今しばらくお待ちください!

チーズオムレツ by 鳴川睦

休日のブランチによく作っているのがチーズ入りのオムレツです。オムレツに入れるチーズをナチュラルチーズにすることが肝心で、チーズの種類を変えていくことで、実にバリエーション豊かなオムレツが出来ます。

また、卵に入れるハーブを変えると、さらにバリエーションが広がります。パセリ、チャービル、チャイブ、ディル、タイム、オレガノ、セージなど、柔らかい生の葉を使います。ちょっとクセがあるかも、というハーブでも細かく刻んでほんの少し加えるだけで風味が変わり、緑も加わって色彩的にもいい感じに。

写真:オーバルディッシュ(K739-DU252),平皿φ19cm(W203-132),ミルクポット0.7L(W527-25D)

この週末に作ったオムレツには、イタリアンパセリと白カビのチーズを使いました。モッツアレラやカッテージなどのフレッシュタイプのチーズを使う以外には卵液に塩は入れず、チーズの持つ塩気だけで十分。青かびやシェーブルを使っても美味しいです。

写真:オーバルプレート(Z1006-DU148),平皿φ19cm(W203-25A),スープカップ&ソーサー(V426-U072)

卵は3個使い、フライパンに一度に卵液を流し込み、かき混ぜながら好みの焼き加減一歩前位で中央にスライスしたチーズを置いて、2つ折り(半月型)にしたら出来上がり。お好みでケチャップを付け、あとはスープやサラダがあってパンかクロワッサンを添えれば元気なブランチの完成です。

七草がゆ by 鳴川睦

今日は人日(じんじつ)の節句ということで、朝は七草がゆを食べました。季節柄スーパーや八百屋にも「春の七草」がパックで売られている便利な世の中です。

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。まだちゃんと唱えられます(笑)。「なずな」がぺんぺん草だったと知った時はちょっとびっくりしたものですが、葉の部分だったんですね。

お米を研いでたっぷりの水を注ぎ、先に刻んだ大根とかぶを入れて米がお粥になるまで煮込み、最後に七草を入れて軽く塩味を付けたら出来上がり。無病息災を願いつついただきました。本当に今年も元気に乗り切りたい!実はこんなに真剣に健康を祈ったのは未だかつて無かったと思います。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U446),チャイニーズスプーン(V232-U198),いぬの箸置き(V466-C080)

グリンピース by 鳴川睦

写真:オーブン皿・オーバルS(W218-L15)

大好物のグリンピースがとても美味しい季節になりました。さやで売っているものを買ってきて、ひとつひとつ剥く作業も好きです。さやからこそぎ取る作業はある種のクセになる何かがあると思います。バニラビーンズやハブ茶とかも楽しいですね。いつも出掛けるスーパーにさや売りのグリンピースがあったので早速買ってきました。

写真:オーブン皿・オーバルS(W218-L15),ボウル・中(W125-L15)

グリンピースご飯は、通常のご飯を炊く分量で水を入れ、だし昆布を3センチ角程度(無ければ顆粒の昆布だしを少々)、日本酒を少量、塩をほんの少し入れて炊いています。そうするとグリンピースの緑色が鮮やかで、ご飯もつやつやと仕上がります。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U006),オーバル小皿(V113-U420),おさかなボウル(V487-B256),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

雑穀ごはん by 鳴川睦

この頃のご飯は雑穀ごはんです。とても健康的な響きですが特に健康を気遣っている訳ではなくて、単にもち麦が気に入ってしまったからなのです。たまたまコンビニで買ったおにぎりがもち麦入りで、ぷちっとした食感がクセになってしまいました。

家でも炊いてみようと思い、買ってきたのは「もち麦入り十六穀ごはん」。もち麦の他に赤米や黒米も入っているため、炊きあがりが薄っすらと紫色になり、なんだか有難い気持ちになります。おかずが無くても大丈夫、って感じで野菜のお味噌汁と一緒にシンプルな朝ごはんです。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U006),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

おにぎりにするのも良いですね。ちょっと柔らかめに炊いてもっちり感を増幅させれば冷めても美味しいです。

写真:オーバルディッシュ(K739-DU441),銘々皿(Z1951-120),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

いちごジャム by 鳴川睦

この頃では年明けには出回るようになったいちご。3月に入ると価格的にもだんだんと手頃になって嬉しくなります。様々な品種がある中で、私は甘みだけでなく果物としての適度な酸味が感じられるいちごが大好きです。

週末、少し小粒で美味しそうないちごを発見したので、今年になって初めてのいちごジャムを作ってみました。ジャムは市販のものよりも手作りのものが圧倒的に美味しいと感じられる仕上がりに大満足。

砂糖控えめで作るため早いペースで食べきる必要がありますが、毎朝のヨーグルトにたっぷり使うので大丈夫です。

写真:マグカップ(V053-U446),平皿φ17cm(V195-B248),ボウル・小(W126-L15),スプーン(V064-A001)

缶入りクッキー by 鳴川睦

このところ私のお気に入りは缶入りクッキーです。缶を開けると芳ばしい小麦とバターの香りが立ち昇り、お行儀よくきっちり納まったクッキーが並んでいる姿を眺めると頬が緩みます。

写真:「コーヒーポット(Z905-912)」,「ポーリッシュマグ・大(W103-25A)」,「平皿φ17cm(V195-A001)」,「小魚トレイ(V441-U199)

ツッカベッカライ カヤヌマの「テーベッカライ」は、バニラ、チョコレート、シナモンの3種類のクッキーが美しくきっちり詰まっています。しっとりした味わいでとても美味しいのは勿論ですが、このクッキーのもうひとつの魅力は開ける前から気分が上がる見事なパッケージです。

シンプルで厚地の白い包装紙に、ドイツ生まれの書体であるフラクチャー体で書かれているグリーンの文字がシンプルながらなんともカッコ良く、艶消しの黒い缶にゴールドの紋章もすごく素敵です。

写真:「マグカップ(V053-U446)」,「ポーリッシュマグ・大(V352-A001)」,「平皿φ17cm(V195-B248)」,「平皿φ19cm(W203-25A)

先日開けてみたのは、アトリエサブレヤの「バターサブレのアソートと幸せの鳥」。色と形がどても愛らしくて嬉しくなってしまうお菓子です。食べるのが勿体ない、と思いつつ手が伸びる幸せなクッキーでした。

コールスローサラダ by 鳴川睦

毎日の食卓に必ず作るもののひとつが「サラダ」。朝夕大抵作っています。グリーンサラダのように、ハーブや葉野菜を千切るだけの簡単なものもありますが、ポテトサラダやレンズ豆のサラダ、キャロットラペ、シーザーサラダ、乾物を使ったサラダなどなど、結構手の込んだ料理と呼べるサラダも作ります。

キャベツは一年を通して出回っている野菜なので、必然的にサラダの材料としても大活躍します。キャベツを使うサラダとしては、コールスローサラダが最も家族ウケすることもありいつも作っていますが、先日はちょっとレシピを変えて作ってみました。

写真:左から時計回り「舟皿(V107-U006)」,「小魚トレイ(V441-A001)」,「平皿φ17cm(V195-A001)」,「スプーン(V064-A001)」,「ミニボウル・フラット(V158-A063)」,「ポーリッシュマグ・小(W101-25A)

《作り方》

1)キャベツ、きゅうり、にんじん、を細かく刻んで、さらに細かくみじん切りにした玉ねぎを少量加え、ボウルに入れて塩とレモン汁を入れて混ぜておきます。

2)しんなりしたら、マヨネーズとプレーンヨーグルトを同量、砂糖を少し入れて混ぜ、仕上げにコショウを入れて出来上がりです。

これまでは、オリーブオイルベースで仕上げていましたが、このレシピではまるでケンタッキーフライドチキンで売っているコールスローサラダのような仕上がりになります(笑)。マヨネーズとヨーグルトの量はお好みで調整できるので、それぞれのご家庭の味ができあがるサラダです。

クランペット by 鳴川睦

先日、スーパーでイギリスからの輸入品の「クランペット」というパンを見つけました。オーブンで温めてバターやシロップを付けて食べると美味しいということで、早速買って帰ることに。

イギリスだからきっと紅茶が似合うパンだろうと思い、ミルクティーと一緒にいただきました。表面は焼いてカリッとさせて、ちぎると弾力のあるもっちりとした生地がまさに私好み。パン自体に甘みが無いので、バターとメイプルシロップを付けていただきました。ポコポコした気泡の跡に溶けたバターとシロップが染み込んで、とてもいい具合です。

写真:舟皿(V107-U006),カップ&ソーサー(W133-166)

軽くさっくりした食感のイングリッシュマフィンに比べて、引きがあり少し強い歯ごたえのあるパンという感じです。バターをたっぷり付けて朝食に添えたり、シロップも加えて小腹を満たすのにも良さそう。お腹のすいたときにバターだけを付けて食べると幾らでもいけちゃいそうな、ちょっと危険な美味しさでした。