焼き餃子 by 鳴川睦

料理はなるべくなら自分で作りたい派なのですが、得意ではない分野に関しては「イマイチだなー」とがっかりするよりも、その道のプロに任せることにしています。例えば「天ぷら」はやはり自分で作るよりも、天ぷら屋さんに行って食べる方が断然美味しいです。揚げたてのカラッとしたサクサクを熱々のうちに頬張る幸せは、自宅ではなかなか再現できません。そんな訳で、我が家ではほとんど作らない料理の筆頭が天ぷらです。とはいえ天ぷら料理店には滅多に行かないので、子供たちには申し訳なく思っています。

逆に、自らこしらえて食べるのが一番だと思っている料理も沢山あります。パスタ料理、鍋料理、グラタン類、サラダ、シチューや煮物などは自分で用意した方が量もたっぷりと食べられて安心できます。なかでも「焼き餃子」は、自宅で作るものが一番美味しくて気に入っています。中身も分かっているので気持ち的にも安全ですしね。

写真:オーバルトレイφ28cm×11cm(Z928-1152A),スクエアミニボウル(V443-U113),うさぎの箸置き(V467-C102)

以前は皮も自分で作っていましたが、そうなると厚めに仕上がって沢山は食べられないという事情から、今では皮のみ市販のものを使っています。具材はシンプルに、豚ひき肉、ニラ、キャベツ、調味料に醤油、日本酒、ガラスープ、ゴマ油、塩少々です。

4人だとおよそ100個は消費するため、包む作業は家族総出で行います。焼きあがる度にテーブルに運び、餃子だけで夕食が完結するという仕組みです。イベント的に盛り上がれるところも楽しいです。大人にはビールも欠かせませんね!