イースター by Kasia

日本では桜の満開を楽しんでいる今週、ポーランドではイースターの準備が始まったそうです。

イースターは日本語で『復活祭』とも呼び、その名前通り十字架にかけられて
死んだキリストの復活を記念する、キリスト教にとって最も大事なお祭りです。

びっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、イースターはクリスマスよりも大事なのです。

イースターの楽しみと言えば、カラフルなイースターエッグを作ること、
そして、美味しいものを食べることです。

今ではポーランド人は、イースターの40日前の四旬節の期間にもいつも通りの
食生活を続けていますが、かつてこの四旬節の期間には、肉、乳製品と卵は禁じられ、
イースターの日曜日からやっとそれらを食べられるようになりました。

とはいえ、イースターの2日間は、今でも昔ながらの料理を楽しんでいます。
ホワイトソーセージ、ハム、卵、チーズケーキなどはイースターの食卓には欠かせないものです。
それにライ麦の天然酵母をもとに作る「Żurek」(ジュレック)というスープも多くの家庭に登場します。

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写真:ボウルφ13cmフラット(V071-B102) デザートプレート20×20cm(V205-U019) VENA(ヴェナ)社

天然酵母から作るのはまだまだ勇気が足りない私が、ポーランドから持ってきた
żurek(ジュレック) のもとを使って見ました。
スープの具はイースターの定番のホワイトソーセージとゆで卵。
実家でよく食べた酸っぱくてさっぱりしたżurek(ジュレック)の味を再現できて、すっかり
イースターの気分になりました。