食器として使えない場合の活かし方 by 鳴川睦

タフなポーリッシュポタリーなので多少手荒く扱っても大丈夫な
ところが気に入っている方も多いと思います。勿論私もその1人。
頻繁に使っているうちにどこかでぶつけてちょっとだけ欠けてしまう、
ということは特に磁器には多いですが、ポーリッシュポタリーは
比較的こういったことも少ないようで、そういうところもとても好きです。

が、そうは言ってもやはり割れ物。うっかり落としてしまったり、
激しくぶつけてしまったりで、割れてしまったり、
割れとまではいかなくてもヒビが入ったりしてしまうこともありますよね。

ポーリッシュポタリーは受注生産品なので、買い換えようと思っても
すぐに手に入るかどうか分からない場合が多く、思い入れのあるお気に入りが・・・
となるとショックも大きいです。

ダメージの度合いにもよりますが、少しの欠けで、割れた破片が揃っている
場合には、強力接着剤で接着し使い続けられると嬉しいですね。
ただ、本来の強度を取り戻すことはできないので、
食洗機やオーブン、電子レンジの利用は出来なくなります。

また、中央から真っ二つとか、マグの持ち手が欠落、のようにダメージが
大きい場合には、食器としての利用は安全性からも止めた方が無難です。

実は私の持っているポーリッシュポタリーにも、割れてしまって
再利用しているものが幾つかあります。大体が移送中の事故によるもので、
誰にも使われることなく割れてしまった気の毒な食器です。

ポーランドの製造元からトラックに載せられ、港でコンテナに詰まれ、経由地で積み替えられたりします。
残念ながらその途中で時々ダメージを受けることもあるようで、わずかではありますが日本に到着した後の
検品時に割れていたりヒビが入っているものが見つかることがあるのです。

W211-A063_napkin.jpg
上の写真は、タフィー皿(V210-A063)をナプキンホルダーとして使っているところ。

粉々になってしまったものは再生不可能ですが、
パッキリ割れてしまって2~3ピースになったものは、
瞬間接着剤のような強力な接着剤で元の形に戻します。

丈夫ではありませんが、食器として以外にも案外便利で役に立ってくれています。
私は、ナプキンホルダー、観葉植物の鉢、キッチンの生ゴミ入れ、
調味料入れ、入浴剤ホルダーとして使っています。

V053-U006_holder.jpg
このマグはキッチンの棚の中でスティック状の調味料入れになっています。
飲み口のところが欠けてしまって接着剤で形状は保っています。
持ち手の部分は大丈夫なので、使うと際にさっと取り出せて便利です。

食器の形状に合わせて、筒状のマグなどはペンたて、
ソープディッシュのようにちょっと深さのある小さなお皿は玄関の印鑑入れ、
平皿は植木鉢の受け皿、ボウルやコンテナなどは、こまごましたものを入れる
小物入れとして使うのもいいですね。

どれも食器としては活かすことができませんが、
欠けているところを見えないように置き、
お気に入りの柄を目で楽しみながら、利用できる部分を活かして
家の中の小さなスペースでひっそり活躍中です。

W106-29_mikado.jpg
この写真は、マグカップ・大(W106-29)です。
観葉植物の鉢として使っています。ちなみにこの植物は「ミカド」。
正式な名前は、サンスベリア・バキュラリス・ミカドと言うらしいです。

小ネギのような筒状の細長い葉がユニークで、
私にしては珍しく枯らさずに育てている植物です。
といっても数年経ってもそれほど成長する訳ではありませんが、
部屋に可愛くて綺麗なグリーンを置きたい方には超おすすめ!

夜に酸素を作って放出し、二酸化炭素を吸収してくれるという
空気清浄機的な特徴も見逃せないポイントです。
買ったときは葉の長さが10cm位でした。
とにかく乾燥に強い、というのが私にぴったりで、
2週間に一度位たっぷり水をあげれるだけでちゃんと育ちます。

水遣りを忘れて葉が茶色になってしまうこともありますが、
そんな時にはネギを抜くように摘んでしまっても大丈夫で、
気付かないうちに新しい葉が出てきます。

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