シールの剥がし方 by 鳴川睦

ポーリッシュポタリーの製造元各社の製品には、出荷時に貼られるシールがあります。「Gat.1」や「QUALITY 1」などと表記されたクオリティシール、製品のフォルムや柄を特定するバーコード付きのシール、食洗機・電子レンジ・オーブンなどの利用が可能であるとのシールも貼られていることがあります。

いずれも製品に直接貼られているので、お買い求めいただき使い始めの時に剥がす必要があるのですが、剥がしにくかったり、うまく剥がせなかったりすることもあります。

ご家庭に粘着性のシールをはがすための専用の溶剤があれば何の問題もないのですが、普通はお持ちでないと思いますので、それ以外の方法で綺麗に剥がすにはどうすれば良いかの例を挙げてみます。

指だけで綺麗に剥がすコツは『剥がす際のシールの温度を少し上げ、ゆっくり剥がす』です。冷たい陶器に貼られている冷たいシールはなかなか手ごわく、途中で破れたり、シールの粘着剤が残ったままになったりします。人肌以上の温度にしてから、焦らず端からゆっくりと剥がすと比較的簡単に剥がせる場合が多いです。

うまくいかずに途中で破れたりしたら、中性洗剤を少量入れたお湯にしばらく浸しておきます。するとシールがズレるようにスルリと剥がれます。もしベタベタ部分が残ったら、ガムテープの粘着力を使ってベタベタ部分をくっつけるようにして落します。

昨今、日常の様々なシーンで手指の消毒液を使用する機会がありますが、その消毒用のエタノールをベタベタに染み込ませてからティッシュペーパーなどで拭き取っても落とせます。

レモン by 鳴川睦

酸っぱい柑橘系と言えばレモン。その味を思い出すだけで条件反射的に口の中に唾液が溢れます。クエン酸やビタミンCの含有量で「レモン〇個分」なんて指標にされるほどのメジャーぶりです。夏の暑い日にせっせと食器を運んだ後で、生の果実をたっぷり使ったレモンサワーを飲むと疲れも吹っ飛びます。

そして米津玄師も歌っている独特の苦味も大切な要素だと思います。皮をケーキに使うと、爽やかな酸味に特有の苦みが加わり、なんとも複雑な美味しさです。サラダや魚介料理の必需品でもあり、うちの冷蔵庫には必ず入っています。

写真:スクエアトレイ(W214-142)

上は、レモン果汁たっぷりのフランスの焼き菓子「ウィークエンド」。スクエアなプレートと相性が良いので以前から商品ページのイメージ写真でも紹介しています。先日は、PAULでパンを買う次いでに、瀬戸内レモンパイを試してみました。はちみつ漬けのスライスレモンが乗ったパイを、レモンティーとともに。市場に出回らない規格外のレモンを使い、フードロスを削減しているのだとか。私も応援したいと思いました。

写真:ティーポット(W501-L15),平皿φ19cm(W203-25D),カップ&ソーサー(W133-127)

料理クイズ(その1) by 鳴川睦

出来上がりは薄いクリーム色、出汁の利いた優しい香り、プルプルした食感が特徴的で、日本料理なのに普段は匙でいただく料理とは何でしょう。

答えは、日本人なら誰でも答えられるほどポピュラーな和食の代表選手「茶碗蒸し」。私にとっては小さな頃からご馳走のひとつです。

写真:そば猪口(Z1884-42),スプーン(V064-U446),平皿φ10cm(V372-U420)

基本的には、冷蔵庫に卵しかなくてもお出汁さえ取れれば作れてしまう素晴らしい料理だと思います。来客時に作るとおもてなし感もグッと上がって、海老や銀杏などを入れるだけで一段と上品な仕上がりになります。先日、残りものの三つ葉を見つめていたら茶碗蒸しを思い出し久々に作りました。

娘達は赤ちゃんの頃から食べていたなぁ、あと1年で百歳だった祖母も晩年まで美味しそうに食べていたっけ、と温かく優しい味わいと共に懐かしくなった次第です。

笑って許して(こぶた編) by 鳴川睦

今回も愉快な顔つきで日本にやって来たこぶたの「ピギー」。発売直後から方々のご家庭に引き取られ、今頃もダイニングテーブルの上で愛嬌を振りまきつつ大活躍していることと思います。

写真:ピギー(W965-127)

この愛らしいピギーの顔は、商品説明にも記載していますが、手作業で描かれているため、実は色んな表情が見られます。目元は勿論、口元や頬、豚ですが髪型や睫毛の長さも色々です。実際のところ、柄は同じでも顔つきは様々。ハンドメイドならでは楽しさを存分に感じられる、まさに個性に溢れた1点ものなんです。

色んな顔のピギーたち。これはほんの一例。

同じ柄でも以前やってきたピギーと今回やってきたピギーの顔は違っていたり、今いるピギーとは今後会う可能性もおそらく無いと思われます。そんな訳でKERSEN Online Shopの商品写真は、沢山ある個体の「一例」ということをお察しいただけるかと思います。写真通りの顔つきのピギーが来ると思っていたのに、届いた実物はもっと可愛かった!そんな風に笑って許してもらえると嬉しいです。

同じグリーンのカモミール柄でも、表情は様々ですね。

ハンバーグ by 鳴川睦

今日のメインディッシュは何にしようかなぁという時に、多くのご家庭でのレパートリーの中に入っている可能性がかなり高いメニュー、それがハンバーグだと思います。100人に聞いてみるとかなりの上位にランクインするに違いない、簡単でお財布にも優しく老若男女問わない人気の洋食ですよね。

玉ねぎと挽肉はどんな方でも使われると思いますが、つなぎに使う食材や肉の種類や配合は様々で、お味噌汁同様に作る方によっていろんな味がある奥深い料理でもあります。

写真:平皿φ24cm(Z1001-ART104)

ちなみに私は、ナツメグやオールスパイス、コリアンダーシードなどスパイスを効かせて作り、食べる時にはケチャップと中濃ソースをブレンドしたものを掛けます。これに葉物のサラダやじゃがいも料理を添えて、お気に入りのお皿に盛り付け完成です。結構大人っぽい風味は赤ワインともぴったりです。

パケ買い by 鳴川睦

私にとってパッケージのデザインは、購入動機においてかなり高めの比重を占めています。特に、未知の味を探したり、沢山あるものからどれにしようかと選ぶ時には、自分好みのパッケージデザインのものを選んでしまいます。たかが入れ物ではありますが、ひとつのものを構成している結構重要なファクターだと感じます。

沢山並んでいるワインから1本を選ぶ時はちょっとお洒落なエチケットに心惹かれたり、買うつもりは無かったけれど超私好みの愛らしいデザインの箱に入ったケーキミックスを手に取ったり、そんな具合です。

そして日本ではこの時期になると賑やかになるのがチョコレート売り場。チョコレート自体もどれも綺麗で美味しそうなのは勿論、それが入っている箱のデザインに目移りします。今年のバレンタインのチョコレート売り場でも素敵なパッケージにわくわくしました。

上の写真は、白地に美しい絵が描かれている「DEBAILLEUL(デュバイヨル)」、箱だけでも使い続けたくなる「DEMEL(デメル)」のチョコレートです。リボンを解く時にも素敵な箱だなぁと目でも楽しんでもらえて、芸術的な一粒一粒を味わってくれたらいいな、と思って選んでいます。

写真:カップ&ソーサー(W133-142),カップ&ソーサー(W133-25A),オーバルディッシュ(K739-DU252),オーバルディッシュ(K739-DU441)

大きなマグ by 鳴川睦

朝、家を出る前の2時間以上前には起きることにしています。出かける前にシャワーを浴びて、朝食を取り、着替えて髪を整え、メイク、持ち物などの支度をして、それが整うまでに約2時間かかるためです。

ですが2時間せわしなく動いている訳ではなく、そのうちの1時間くらいはソファに掛けてTVのニュースや天気予報を見たり、簡単で適当な朝ごはんを取ったり、カフェオレを飲んだりしています。要は結構のんびりする余裕が無いとダメな性質です。

そして作るのも食べるのも、朝食にはなるべく時間をかけたくない、というのが正直なところ。そうなると朝は大抵、コーヒーとサンドウィッチ、ヨーグルトとシリアル、チャウダーとパン、おにぎりと豚汁、納豆ご飯とお味噌汁、平日の朝は大抵こんな感じです。

写真:ポーリッシュマグ・大(W103-142),オーバル小皿(V113-U072)

ぼーっとカフェオレを飲んだり、スープを食べたりするときにいつも使っているのがWIZA社の大きなポーリッシュマグ。満水時500ccと容量が大きいので、スープなら半分強まで注げば私には十分です。スープ用のボウルを使うよりも保温性が高いように感じるので寒い日の朝には重宝しています。

先日入荷したこのWIZA社のマグは、今回ちょっとマイナーチェンジしました。ハンドル部分の形状がよく見ると少し変わっていることに気が付きます。WIZA社に確認したところ、今後はこの形でいくそうです。容量はほんのちょっと(10cc程度)増えた感じですが、ポーリッシュポタリーは個々に成形される型によってもこの程度の容量の差が生じるため、ほとんど個体差の範疇です。新旧持っていても違和感なくお使いいただけると思います。

休日にスキー場やゴルフ場に向かうために5時台に出発する日にも、同じように早起きします。しかも目覚まし無しで目覚めることも多々。早起きが苦にならない年頃になったのかと思うと複雑な心境です。

焼き餃子 by 鳴川睦

料理はなるべくなら自分で作りたい派なのですが、得意ではない分野に関しては「イマイチだなー」とがっかりするよりも、その道のプロに任せることにしています。例えば「天ぷら」はやはり自分で作るよりも、天ぷら屋さんに行って食べる方が断然美味しいです。揚げたてのカラッとしたサクサクを熱々のうちに頬張る幸せは、自宅ではなかなか再現できません。そんな訳で、我が家ではほとんど作らない料理の筆頭が天ぷらです。とはいえ天ぷら料理店には滅多に行かないので、子供たちには申し訳なく思っています。

逆に、自らこしらえて食べるのが一番だと思っている料理も沢山あります。パスタ料理、鍋料理、グラタン類、サラダ、シチューや煮物などは自分で用意した方が量もたっぷりと食べられて安心できます。なかでも「焼き餃子」は、自宅で作るものが一番美味しくて気に入っています。中身も分かっているので気持ち的にも安全ですしね。

写真:オーバルトレイφ28cm×11cm(Z928-1152A),スクエアミニボウル(V443-U113),うさぎの箸置き(V467-C102)

以前は皮も自分で作っていましたが、そうなると厚めに仕上がって沢山は食べられないという事情から、今では皮のみ市販のものを使っています。具材はシンプルに、豚ひき肉、ニラ、キャベツ、調味料に醤油、日本酒、ガラスープ、ゴマ油、塩少々です。

4人だとおよそ100個は消費するため、包む作業は家族総出で行います。焼きあがる度にテーブルに運び、餃子だけで夕食が完結するという仕組みです。イベント的に盛り上がれるところも楽しいです。大人にはビールも欠かせませんね!

節分2021 by 鳴川睦

今年の節分は、2月2日なんですね。2月3日が節分だと思い込んでいた私は、今年は124年ぶりの2月2日であるとスーパーのチラシを見てまたひとつ知識を得ました。立春の前日が節分で、新春を迎えるにあたって厄除けの一式をスーパーで調達してきました。豆の音、柊(ひいらぎ)のとげ、鰯の匂いが鬼を祓うという3点セット。全く便利な世の中です。

写真:花瓶(W600-10K),ティーバッグトレイ(W909-127)

鬼滅の刃で、日本は空前の鬼退治ブームでもありますね。私の推しは水柱の冨岡義勇。アニメでかかっている冨岡義勇のテーマ曲も大好きです。話が逸れてしまいました。そんな訳で新年に続き、立春を迎えるにあたり疫病退散の願いを込めて豆をまき、年の数だけ豆を食べます。とは言え、炒った大豆はそんなに沢山は食べられないので、好きなナッツを年の分。結構な数なので全部食べたら鼻血が出そうですが(笑)。

写真:ひよこボウル(V409-A001)

節分と言えばこの頃は恵方巻も全国区になって広く売られています。2021年の恵方は南南東だそうです。福が逃げないように無言で食べるだなんて、皮肉にもこのコロナ禍にマッチしているような気がします。

写真:オリーブ皿(V172-U198),カップ(W104-L15)

右側のカップ(W104-L15)は、もうすぐ新入荷するWIZA社のカップです。準備が出来次第公開しますので、今しばらくお待ちください!

チーズオムレツ by 鳴川睦

休日のブランチによく作っているのがチーズ入りのオムレツです。オムレツに入れるチーズをナチュラルチーズにすることが肝心で、チーズの種類を変えていくことで、実にバリエーション豊かなオムレツが出来ます。

また、卵に入れるハーブを変えると、さらにバリエーションが広がります。パセリ、チャービル、チャイブ、ディル、タイム、オレガノ、セージなど、柔らかい生の葉を使います。ちょっとクセがあるかも、というハーブでも細かく刻んでほんの少し加えるだけで風味が変わり、緑も加わって色彩的にもいい感じに。

写真:オーバルディッシュ(K739-DU252),平皿φ19cm(W203-132),ミルクポット0.7L(W527-25D)

この週末に作ったオムレツには、イタリアンパセリと白カビのチーズを使いました。モッツアレラやカッテージなどのフレッシュタイプのチーズを使う以外には卵液に塩は入れず、チーズの持つ塩気だけで十分。青かびやシェーブルを使っても美味しいです。

写真:オーバルプレート(Z1006-DU148),平皿φ19cm(W203-25A),スープカップ&ソーサー(V426-U072)

卵は3個使い、フライパンに一度に卵液を流し込み、かき混ぜながら好みの焼き加減一歩前位で中央にスライスしたチーズを置いて、2つ折り(半月型)にしたら出来上がり。お好みでケチャップを付け、あとはスープやサラダがあってパンかクロワッサンを添えれば元気なブランチの完成です。