ポーリッシュポタリーの絵付け by 鳴川睦

ポーリッシュポタリーをご愛用の皆さまは、それらがどのように絵付けされているのかに思いを馳せられる方々も多い事かと思います。同じ柄で同じ形でも、ひとつひとつが手作業で絵付けされているため、良く見るとそれらは柄の配置や色の濃淡にも違いが見られ、どれひとつをとっても同じ絵柄が無い、唯一無二の器です。

毎日ポーリッシュポタリーに囲まれて生活をしていると、プリントで量産された寸分たがわぬ同一絵柄で個体差の無いものとは全然違い、器のもつ生命力のようなものを感じます。それは手仕事によって生み出される個性や温もりから生まれているのだと思います。
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それらがどのような工程を経て絵付けされるのか、絵付け作業の動画を「ポーリッシュポタリーとは」の『絵付けについて』で公開しています。どの画像も、現地の製造元で職人さん達に協力していただき撮影しています。絵付けしてくださる方々は撮影時にはとても緊張したと仰っていましたが、どなたもスムーズで丁寧に絵付けされていました。これらの動画を見ると、現在お持ちの器に一層愛着を持っていただけると思います。どれもケルセンでは人気の絵柄で、伝統柄、ハイスタンダード柄、ユニーク柄、アート柄まで幅広くご覧いただけます。

そして、実際にポーリッシュポタリーの絵付け作業を自分でもやってみたい!と希望される方は、是非ケルセン監修ツアー『ポーリッシュポタリーを満喫するポーランド8日間』にご参加ください。自分だけのオリジナルの絵柄を、ボウル・プレート・マグから選んで、まさに世界で一つだけのポーリッシュポタリーを作ることができます。

コロンビエ by 鳴川睦

いつも出掛けるフランス菓子のお店で、見かけるとつい食べたくなってしまう「コロンビエ」という焼き菓子。鳩小屋という意味で、ケーキの上に白い鳩が乗っかっているところが可愛いです。アーモンドプードルが沢山使われホロホロとした食感で、ドライフルーツが使われているところもお気に入りです。
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写真:左「タフィー皿(V210-U198)」,右「スクエアディッシュ・小(V389-U422)」,中央の砂糖を入れたボウル「ミニボウル(V157-U006)」

スイーツ愛ふたたび by 鳴川睦

以前は話題のショコラティエやパティスリーがオープンしたという話を聞くと、自分の舌で確かめるべく早速出かけていたものですが、ここ数年はめっきり甘いものに心を揺さぶられることが少なくなり、あー私もそういう歳になったのか・・・と密かに寂しく思っていました。

しかしここ最近、ほろ苦く滑らかなチョコレート、ホイップさせた生クリームや口の中でふわりと消えていくムース、バターの香ばしさと焦げた砂糖の苦くも甘いザクっとした歯ざわりの焼き菓子、フルーツの甘酸っぱさとラム酒の香るアパレイユ、このあたりの味覚の記憶が再び私のスイーツ愛を呼び覚ますがごとく、鮮明に蘇るようになりました。

確かに歴史は繰り返す、そう感じながら、ここにきてまた甘い誘惑に身を任せる日々を過ごしています(笑)。週末はシフォンケーキを抹茶味にして焼き上げ、たっぷり生クリームを添えていただきました。
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写真:左「平皿φ17cm(V195-U420)」,右「平皿φ17cm(V195-U422)

それにしても、なんだか少しきつくなった気がするボトムス・・・。自分を甘やかしたツケが回ってきたのでしょうか。でも、1度きりの自分だけの人生、食べたいものを我慢し続ける人生なんてつまらない!ですよねー。

そんな訳で、次のケルセンの特集は『Sweets!』です。甘い幸せをポーリッシュポタリーと共に楽しんでいただけると嬉しいです。近日公開予定ですので、どうぞお楽しみに!

福袋の発送について by 鳴川睦

先週末から福袋の発送がスタートしました。とても沢山の方々にお申し込みをいただき、ご注文が集中してしまったため、メールマガジンにも書いておりましたが、1月中旬ごろまでを目指して順次発送作業を続けております。

ご注文の確認メールが届いている方には必ず発送されますので、どうぞご安心ください。楽しみにお待ちいただいていると肝に銘じて、発送現場も急ピッチで作業を進めております。

現時点では数字的にはまだ届いていない方々の方が多いです。商品の発送作業が完了した方から、順次ご登録いただきましたメールアドレス宛に発送連絡メールを送信いたします。配送会社ならびに配送伝票番号を記載しておりますので、お届け状況のご確認の際にご活用ください。

まだかなーと心待ちにされている皆さま、どうぞ今しばらくご辛抱いただけますようお願い申し上げます。

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写真:左「平皿φ17cm(W200-25A)」右「平皿φ17cm(V195-A001)

あけましておめでとうございます! by 鳴川睦

新年はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は例年通り、長崎への帰省もせず、いつもより交通量の少ないのんびりした都内で、短い休暇を過ごしました。

オフィス、自由が丘直営店、神戸直営店、そしてオンラインショップも今日から通常営業がスタート。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

昨日は、お正月ということで用意していたちまきを食べました。もちもちしたご飯に栗と鶏肉が入った豪華版です。
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写真:左「スクエアプレート(V401-U006)」右「スクエアプレート(V401-U422)」手前「おちょこ(V303-U113)」奥「おちょこ(V303-U198)」

ケルセン監修『ポーリッシュポタリーを満喫するポーランド8日間』 by 鳴川睦

この度、ポーランド航空(LOT)のご協力を得て、ポーランドに出かけてポーリッシュポタリーを満喫しよう!というツアーを監修しました。
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普段は見学できない工房(VENA社)では、プレート・ボウル・マグの中からお好きなフォルムをお選びいただき絵付け体験&ティータイム。ボレスワヴィエツの様々なメーカーの直売所でショッピング。ポーランドにある様々な世界遺産を中心に古都クラクフやヴェリチカ岩塩抗、ヴロツワフ、ワルシャワなどの観光スポットを全行程日本語対応で見学できます。
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写真:VENA社での絵付けの様子
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写真:クリチクフ城(ボレスワヴィエツとアクセスの良い古城のホテルです)

宿泊はケルセンがボレスワヴィエツに滞在する時の定宿クリチクフ城をはじめ、各都市の4~5つ星のホテルに滞在し、ポーランドの代表的な数々の料理を堪能します。初回、ケルセンからは私、鳴川睦とKasia Bryx(カーシャ・ブリックス)が同行し、専門的な通訳は勿論、皆さまが楽しく現地でお過ごしいただけるよう精一杯サポートさせていただきます。
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写真:ヴァヴェル城(クラクフ)

季節は5月。バラや菜の花など様々な花が咲き誇る爽やかな時季に、皆さまと共にポーランドを訪れることを楽しみにしています!
—->詳しくはこちらから
*ツアーお申し込み時には、ご要望欄に「ケルセン申し込み」とお書き添えください。

香港 by 鳴川睦

週末を利用して、友人と半年前から計画していた香港へ。美味しいものを食べ、クリスマスムードに溢れた香港の街を満喫した旅となりました。
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香港へは今回が2度目。最初に香港に行ったのは確か20年以上前だったので、どこもほぼ初めて行くような感覚で新鮮でした。前より増して高層ビルが増え、いまだにあちこちで建設工事が続いています。建物好きな私にとっては、映画でも有名なモンスタービルや重慶大厦(チョンキンマンション)の実物を目の当たりにして感激でした。建物を見上げるとこの迫力に圧倒されます。
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大勢の人々で深夜まで賑わい、私も連日深夜12時頃まで外を出歩き、飲んだり食べたりしながらエキサイティングな香港を堪能しました。
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お土産はジェニー・ベーカリー(尖沙咀店)で購入したクッキーです。クリスマスシーズンのパッケージで、リッチな味わいは深煎りのコーヒーにぴったりでした。
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写真:スクエアディッシュ・小(V389-C022)

豚肉のリエット by 鳴川睦

大好物の豚肉のリエット。バゲットやカンパーニュなどの食事パンもワインもすすむ一品です。いつか作ろうと思っていた料理のひとつで、先日スーパーに美味しそうな豚のバラ肉が売られていたので、「ついに試してみる時が来た」と思いました。

手順はかなりシンプル。ただ、時間が掛かる、の一言に尽きます。約1キロの豚バラ肉を使ったら、小さなボウル7~8個分は出来てしまったので、半分は冷凍保存しています。ポーリッシュポタリーは実は冷凍保存用の容器としても使えるので、使う時に冷凍庫から出して自然解凍させるだけでテーブルに出せるので重宝します。おすすめは、ダニッシュキャセロールやココットボウルです。

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写真:左「ミニボウル(V157-C022)」右「カッティングボード(V022-U006)」

素朴でシンプルながら豚肉の旨みに溢れ、酸味のあるバゲットともとても相性が良い味に仕上がって大満足!手作りだと豚肉の脂の量を加減できるところも良いですね。今回は、リエットをクリーミーに仕上げる背脂を入れず、バラ肉の脂のみで仕上げているため、肉の繊維が結構多いリエットになりました。

来客がある時にも大活躍してくれる自家製のリエット。これも我が家のローテーション入り確定です(笑)。

日本酒&ポーリッシュポタリー by 鳴川睦

VENA社から新しいフォルム「おちょこ」が初登場しました。フォルムを担当しているアレックさんが日本酒をイメージして作ったという、可愛いサイズのポーリッシュポタリーです。なみなみと注ぐと60cc入りますが、40~50cc位が実用的な容量です。

私自身は日本酒はお付き合い程度しか飲めないのですが、日本酒好きの弊社の立花がこのおちょこを見て頬が緩んでいるのを私は見逃しませんでした。VENA社の愛らしい絵柄がその小さなフォルムに凝縮された感が漂い、可愛い!と思わず声を出したくなる佇まいです。

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写真:右から時計回りに「おちょこ(V303-U006,V303-U198,V303-U710,V303-U422)」

ミニサイズのポーリッシュマグ同様、酒器として以外に、一口サイズの小さなデザート、オードブルやアミューズのための器としても使えます。年末の集まりは勿論、お正月も楽しみになってきますね。

鶏の丸焼き by 鳴川睦

クリスマスまであと1か月と少し。家族で囲むテーブルに鶏の丸焼きを用意する方も多いかと思います。焼くだけというシンプルな料理ですが、丸ごと一羽ってところが豪勢ですね。シーズンになると焼いたものがそのまま売られていたりして、買ってくるだけで済ませたい忙しい主婦のミカタになってくれます。

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写真:オーバル大皿(Z1007-120)

写真は、まさに「買ってきたもの」(笑)。その他のお料理は家族の好物を手作りするとして、まずは一品をクリア。ポーリッシュポタリーの大きなオーバルの皿に収めるとゴージャス感も漂ってきますね。切り分けることを考えると、ある程度の余白が必要になってくるので、お皿はこのくらいのサイズが丁度良いです。