山羊のチーズケーキ by 鳴川睦

チーズの中でもとりわけ好きなのが、山羊のチーズです。フレッシュなものから成熟したものまで大好物です。フランス産のピラミッド型のチーズは名前を忘れてしまいましたが、イタリアのペコリーノ・ロマーノ、スペインのマンチェゴなど美味しいチーズばかりです。

勿論お酒にもとっても合います(笑)。でも今回はお酒の友の話ではなく、山羊のチーズケーキについてです。先日久しぶりにこの山羊のチーズケーキを食べ、美味しさを再確認しました。
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写真:左から時計回り「タフィー皿(V210-U198)」,「平皿φ17cm(V195-U420),(V195-U422),(V195-U113)」,「ケーキサーバー(Z1206-479)

表面は真っ黒に焦がしてあって、中はしっとりしています。チーズケーキを囲む下の部分は薄いパイ生地で、真っ黒の部分は剥がして食べないようですが、私は食べちゃいました。真っ黒な所は勿論焦がしてあるので苦く、パイ生地は塩気のあるさっくりした食感です。

肝心の黄色味を帯びたチーズケーキの部分は、甘みが山羊のチーズの酸味と香りを引き立て、香ばしく優しい味わいです。ニューヨーク風のクリームチーズを使ったずっしりしたベイクドチーズケーキとは違って、スポンジ状なのでボリューム的にも軽やか。フランス菓子のお店や、海外の食材を取り扱うスーパーなどでも見かけますので、是非チャレンジしてみてください。

ミニりんごポットで焼りんご by 鳴川睦

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写真:右から時計回りに「ミニりんごポット(V410-U072,V410-U199,V410-U420)」

紅玉は焼りんごにはぴったりです。生でかじるとちょっと強めの酸味を感じ、加熱しても程よい酸味は残り、りんごらしい野性味あふれる香りが広がるところが焼りんごにはとても向いていると思います。

紅玉は日本で見かけるりんごの中では比較的小ぶりな大きさですが、先日店先で見かけたものは紅玉の中でも小ぶりだなーと思ったので、ミニりんごポットに入れて焼いてみることにしました。

作り方はレギュラーサイズのりんごポットで作る焼きりんごと同じで、くり抜いた芯の部分に、シナモンパウダーを混ぜたシュガーバターを詰めて、蓋をしてオーブンに入れるだけ。

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写真:平皿φ17cm(V195-U113)
こんな感じに芯を完全に貫通させる直前でくり抜きます。

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写真:左「ミニりんごポット(V410-U420)」&下に引いたお皿「平皿φ17cm(V195-U420)」,右「ミニりんごこポット(V410-U199)」&下に引いたお皿「平皿φ17cm(V195-U113)」,奥「ミニりんごこポット(V410-U072)」

小さめのりんごとはいえ、やはりミニサイズだと蓋はちょっと浮いたままになりましたが、大丈夫!ふっくらと美味しく焼き上がります。器ごといただく贅沢はりんごポットならではだなーと思いながらふーふーしながら食べました。紅玉の季節、是非皆さまにも楽しんでいただきたいと思っています!

フレッシュオリーブ by 鳴川睦

日の暮れる時刻が早まるにつれ、秋の深まりを感じます。以前は、子供達が眠ったら訪れていた私の自由時間でしたが、今は夕食の後片付けが終わって、子供達が各自勉強をしに(?)部屋に戻ったら訪れます。そんな時にちびちびとスコッチを飲んだりすることは以前「ポーランドの大人かわいい器で幸せ暮らし」にも書いてみました。

スコッチと一緒にナッツやチーズを少し用意するのは以前と変わらないのですが、最近気に入っているのがフレッシュオリーブです。グリーンがみずみずしくて、カリッとした歯ごたえがあり、ウイスキーにも良く合います。この日は、常備していたピスタチオ、たまたまコンビニで見つけた焼き栗も添えてみました。秋の夜長の家飲みにぴったりです。

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写真:上から時計回りに「ミニボウル(V157-U006),ミニボウル(V157-C022),ミニボウル(V157-U199)

サンドウィッチ by 鳴川睦

先日のブログで告白してしまいましたが、デパートのデリカテッセンを色々と自宅で再現していて、サンドウィッチもそのラインナップのひとつです。特に、いわゆる断面萌えするボリューミーなサンドウィッチは、野菜も沢山入っていて、写真のように半分でもたっぷりな満足感です。

オレンジ色はキャロットラペ、その上にはスライスしたローストビーフ、紫色は紫きゃべつのコールスロー、赤はトマト、そしてゆで卵やヤングコーン、さらにグリーンリーフ、ハムとチーズなどを断面を意識しながら盛りまくるだけ。紙で包んで半分に切ると、それらしく見えますよね(笑)。
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写真:左から、平皿φ19cm(V132-A063),平皿φ19.5cm(Z814-273)

今回は週末のランチに作りました。これに温かいシチューやチャウダーなどを添えると、軽めの夕食にも立派なブランチにもなって、なかなかに良い栄養バランスの食事になると思います。

デリ風サラダ by 鳴川睦

デパートの地下でやたらと美味しそうに見えるデリカテッセンのサラダたち。じーっと見つめて、それを家で自己流に再現するのも私の密かな楽しみです。こんな味付けではなかろうかと想像しならがら料理をするのも面白くて、幾つか作るようになりました。

その一つがキヌアを使ったサラダ。キヌアは粟(あわ)や黍(きび)のような雑穀のひとつで、これをお米同様に炊いて、サラダに混ぜて作ります。今回は100g強のキヌアを炊いて、細かく刻んだきゅうり、赤パプリカ、トマト、セロリ、カッテージチーズ、ヤングコーン、ディルを混ぜ込んで、レモン、オリーブオイル、マヨネーズ、塩コショウで味付けしてみました。

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写真:中央「おさかなディッシュ(Z1412-912)」,取り皿手前「スクエアディッシュ・小(V389-U006)」,奥「スクエアディッシュ・小(V389-U422)」

大皿に盛り付けると、さらにデり感がアップ!使ったのはザクワディのおさかなディッシュ。大きめのボウルとしても重宝するサイズで、テーブル映えするので以前から愛用している手放せない器のひとつです。

アヒージョ by 鳴川睦

スペインのバルにいる気分になれる料理「アヒージョ」。ワインに合うし、簡単に作れて、パンも美味しく食べられるところが嬉しい一皿です。気が向いた時に冷蔵庫にある材料でサッと用意できるので家飲みにはぴったり!

うちはオール電化なので直火がありませんが、その代わりにオーブンを利用することが多く、アヒージョもオーブンで作ります。バルで見かけるカスエラ(陶器の鍋)が無くても大丈夫。ポーリッシュポタリーのオーブン皿は素敵な柄も楽しめるうえ、冷めにくいのでしばらくの間は温かく食べられます。秋の夜長に飲みながらいただく野菜やきのこやシーフードのアヒージョ、是非試してみてください。

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写真:ラウンドキャセロール・小(Z1454-41)

具にする材料は、キノコ類、ブロッコリー、いんげん、アボカド、ミニトマト、オリーブ、貝類、たこ、いか、えび、そら豆、玉ねぎ、にんじん、など何でも大丈夫だと思います。これらから2~3種類を選んで、塩、若しくはアンチョビ小さじ1程度で味を付け、にんにく1/2、鷹の爪1本を入れてオリーブオイルを浸る程度に入れ、220℃のオーブンで15分程度加熱し、仕上げにパセリを散らして完成です。

食べる時にはパンを添えるのをお忘れなく!天然酵母のバゲットやカンパーニュタイプのパンがおすすめです。

カフェオレボウル&クリームシチュー by 鳴川睦

秋めいてきたので、温かいものが食べたくなり久しぶりにクリームシチューを作りました。私はシチューやスープにはボウルを使うことも多く、今回は新しく入荷したVENA社のカフェオレボウルを使ってみました。

見込み(器の内側)部分にも隅々まで絵付けが施されているため、価格は少々高めではありますが、実際に手にしてみるときっと納得していただけると思うほど、この器自体もとてもどっしりしていて存在感も安定感も抜群です。しかも満水時には600cc入るので、実用的な容量としては300~400cc程度が安心して入れられます。

そしてポーリッシュポタリーの持つ独特の厚みで、中に入っている料理の保温性を高めてくれることも見逃せません。スープやシチューが空気に触れる面が少ないため、冷めにくく温かいままで食べることができます。熱々を注いで食べ始めた猫舌の私と次女は、なかなか口に入れることが出来なかった程(笑)。
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写真:カフェオレボウル(V425-A001),タフィーボウル・ミニ(V295-U006)

このカフェオレボウルをお使いいただいているお客様から、スプーンで綺麗に最後まで食べ切ることができるところが気に入りました、との嬉しいメッセージをいただいていた通り、本当に最後まで楽にスプーンで食べられました!

キャセロール&スナック菓子 by 鳴川睦

猛暑を超える激暑になるとの予報を大きく裏切るヘンテコな天気が続いた8月もとうとう終わってしまい、残暑というよりも秋を感じるこの頃。

子供達も2学期を迎え我が家もすっかり日常を取り戻し、学校から帰宅しての第一声「なんかない?」が始まりました。「のど渇いた」「おやつ」の言葉に、なるべく健康的なものをと果物や手作りケーキなど用意したいと心掛けてはいるんですが、さすがに毎日は無理ですよね。

スナック菓子も「たまーに」だと新鮮で、子供達は結構喜びます。はじめてカップラーメンを食べさせた時の喜びようとちょっと似てます(笑)。袋菓子をそのまま出すのが嫌なので、いつも用意するのは大きめのキャセロール。だらだらと食べる感じがしないところがポイントです!

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写真:ダニッシュキャセロールφ20cm(V319-B217)

キッシュロレーヌ by 鳴川睦

新しくやってきたWIZA社のスフレディッシュを使って、キッシュロレーヌを作りました。焼きたてでなくても美味しく食べられ、前菜やおつまみとして少しずつ切り分けても様になり、休みの日などに作り置きしておける、というところが素晴らしい一皿です。
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写真:スフレディッシュφ18cm(W254-L15)

このパイは何?と訊いてくるくる娘達も、キッシュロレーヌと伝えると、何やらお洒落な響きを持つフランス語にちょっと有り難さを感じるようです(笑)。今の季節なら軽く冷やして食べても美味しいですね。今回は人気のキングバードという柄のφ18cmのスフレディッシュで作りましたが、勿論φ22cmの大きさのスフレディッシュでも作れます。いずれも深さがあるので、オーブンで加熱中に吹き上がることもなく安心できるところが気に入っています。さっくりした練りパイ生地で作るので簡単です。是非お試しください。W254-L15image2.jpg
写真:平皿φ24cm(Z1001-41)

セルクル by 鳴川睦

いつもの料理も盛り付け方次第で、随分と違った雰囲気になります。私とって、それはポーリッシュポタリーであるのは勿論なんですが、最近、セルクルを使うことを覚え、ちょっとカッコつけた前菜作りに凝っています(笑)。
写真はアボカドとサーモンのタルタルです。
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写真:スクエアディッシュ・小(V401-A063)

《材料》セルクル型φ7cm 4個分

・アボカド 2個
・アーモンドを砕いて炒ったもの 10~12粒分
・スモークサーモン 16枚程度
・みじん切りした玉ねぎ 1/2個
・塩&こしょう
・オリーブオイル 適宜
・レモン 1/2個
・ディル

《作り方》

1)荒く潰したアボカドにアーモンド、塩少々を混ぜておく。
2)皿にオリーブオイルを垂らし、セルクル型を皿の中央に置き、1をセルクル型の半量の所までスプーンで埋める。
3)その上から、みじん切りした玉ねぎを敷き詰める。
4)残ったスペースに、スモークサーモンを敷き詰める。
5)セルクル型を外し、こしょうとレモン汁を振りかけ、上にディルを飾る。

*写真では、ディルが無かったのでバジリコを飾ってしまいました。