ポルチーニ by 鳴川睦

日本ではイタリア料理で登場することが多い「ポルチーニ」。実はポーランドでも広く愛されているきのこです。味を決めてくれる独特の香りを好きな方もきっと多いと思います。ポーランドでは、スープ、ピエロギの具、肉と共に煮込んだり、スライスしてソテーで食べたりすることが多いようです。

また、ポーランド土産としても超おすすめ!私もポーランドに行ったら必ず買って帰るものの一つです。乾物であれば通年買うことができ、日本で干し椎茸が取り扱われている感覚でスーパーで売られていて、日本で買うよりも格段に安く、軽くてかさ張らないので楽に持ち帰れます。
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以前、カーシャからお土産としてもらっていたポーランド産の乾燥ポルチーニ。気を使ってパッケージデザインも素敵なものを買ってきてくれたようです。これを使って、先日リゾットを作りました。舌鼓を打つ、という言葉が相応しい美味しい一皿になりました!

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写真:手前「スープ・パスタ皿(V133-U006)」,奥「スープ・パスタ皿(V133-U198)

たまには買ってきたお惣菜で by 鳴川睦

家で作るにはハードルの高い料理は買って食べることも時々。プロの作った綺麗で美味しい料理も良いものですね。近所にあるオーボンヴュータンという洋菓子屋さんにはフレンチのお惣菜も並んでいて、先日は「パテ・アン・クルート」を買って帰りました。
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写真:平皿19cm(V132-U006),ディナーフォーク(Z1857-166A),ディナーナイフ(Z1858-166A)

奥深い肉の旨みにはワインも欠かせません(笑)。これをポーリッシュポタリーのお皿に載せるだけ。一切れでそのままスターターになるかっこいい一皿です。

豆苗 by 鳴川睦

はりねずみの姿が愛らしいスプラウトプランター。我が家にも一匹いて、このところ主に豆苗を育ててくれています。豆苗は一回切って使った後、水栽培してもう一度楽しめるのが良いですね。すくすく育てるコツは、最初にカットする際に下の部分にある脇から出ている芽(脇芽)を残しておくこと。日当たりの良い場所に置いて、朝と晩に水を加え、一週間もしたら再収穫できる大きさに育ちます。

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写真:はりねずみトレイ(M1206-0119R)

サラダに加えてみたり、お味噌汁に入れたり、炒め物に投入したりと使い方も色々とあって重宝してます。野菜の価格が高騰した時なんかには特に有難みを感じます(笑)。

いちごのデザート by 鳴川睦

頬に当たる風がちょっと暖かくなって来ると、春もそう遠くない気がしますね。ケーキ屋さんにもいちごを使ったものが増える時季。先日、近所のお店で見かけたいちごのムースケーキがとても美味しそうだったので、思わず買って帰ってしまいました。スクエアな形がVENAのデザートプレート(V205)にぴったり!勿論とても美味しかったです。
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写真:手前「デザートプレート20×20cm(V205-U420)」,左奥「コーヒーポット・大(Z884-42)」,右奥「カップ&ソーサー(V033-U006)」

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コーヒー&ドーナツ by 鳴川睦

ザクワディから、新しく入荷した大きなマグ。ザクワディのポーリッシュマグ以外の形としては初めてのご案内です。最初にこのマグを見た時には、いかにもアメリカで使われていそうなフォルムだなぁ、と個人的に思ってしまいました。かなり強引で勝手なイメージなのですが、こんな感じでオフィスでビジネスマンが、コーヒーを片手にドーナツを食べているシーンがぴったりというか(笑)。

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写真:マグカップ(Z1194-DU60)

商品ページで解説している通り、満水時には400ccは入れることができるので、実際には300cc程度は無理なく注ぐことができます。カップ&ソーサーと違ってマグ自体、カジュアルなものですよね。今回の大きなマグは、その肩の力が抜けた雰囲気がとても良い感じに伝わってくる、それが大きな魅力になっていると思います。

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サーモンのパイ包み焼き by 鳴川睦

今日の夕食は何にしようかな、というのはこのブログをお読みいただいている方々も1日に1度はお考えになることかもしれませんね。我が家ではこのところ週末は連続して鍋料理が続いているとの娘たちからの指摘もあり頭を悩ませていたところ、冷凍庫にある冷凍食品の存在を思い出しました。

去年の暮れに青山の骨董通り出来たフランスの冷凍食品店Picard(ピカール)で買った、「サーモンのパイ包み焼き」。ルックスが可愛らしかったので思わず買ってしまったのですが、いざという時のために冷凍保存したままになっておりました。
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ということで遂にその日がやってきた感と共に、週末の夕食が決まりました。焼く前はこんな感じです。ちょっととぼけた表情が良い味を出しています。
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お魚料理なので、お気に入りのロングサービングプレートに乗せてみました。うーん!自分で言うのもなんですが、可愛い一皿が出来ました。
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写真:ロングサービングプレート(Z1432-DU984),左奥「スクエアプレート(V401)

断面はこんな感じです。これにグリーンサラダとミネストローネで、夕食が完成しました。
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スープのためのカップ&ソーサー by 鳴川睦

ポーランドにも独特のスープが色々とあります。私が特に好きなスープは、キノコのスープとジュレック、そしてバルシチです。日本では手に入らない材料で作られるものが多いので、ポーランドを訪れたらスーパーマーケットにあるインスタントのスープを買って帰ったりもします。
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ポーランドの人々は人工的な調味料を使ったインスタント食品を避ける傾向にあるようで、私が日本で食べるインスタントスープはいわば「邪道」だそうです(笑)。確かに、VENA社の皆さんと共に家庭料理としていただいたバルシチは、素晴らしく美味しかったですから!
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その時に使われていたスープ用のカップを、今回の新着入荷でご紹介してみました。両手用の持ち手が付いた愛らしいフォルムで、下には小皿が敷かれていました。当時は、商品としては存在していなかったのですが、VENA社に頼んでセット商品にしてもらいました。
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写真:中央「スープカップ&ソーサー(V426-U420),左(V426-U113),左奥(V426-U006),中央奥(V426-U422),右(V426-U198)」

下に敷いた10cmの小皿も独立して使いまわせるので気分もちょっとお得です。満水時のカップの容量は、表面張力が発揮されるまで注ぐと0.25Lまでですが、0.2Lまで入れても十分満水感があるので、0.15Lから0.18Lが実用的な容量だと思います。

また、ポーランドのバルシチは、ロシア料理のボルシチと違って澄んだスープ。小さなピエロギ(ポーランド風の餃子)を入れたりもします。赤紫の綺麗な色をして、ビーツの独特の酸味がありとても美味しいです。でも実は服についたら即座に洗わないと取れにくいので、用心しないといけません(笑)。

謹賀新年 by 鳴川睦

あけましておめでとうございます。福袋や神戸直営店のオープンなどで慌ただしかった年の瀬を乗り越え、2017年がスタートしました。今年もこのブログを読んでくださる方々に沢山の良いことが訪れますよう、また今年もケルセンが紹介するポーリッシュポタリーで日々の暮らしをより一層楽しんでいただけるよう願っております。

また今年は、神戸からの便りも交えつつ、ポーリッシュポタリーの話を中心にスタッフ総出でこのブログを盛り上げていきたいと思っています。折角の新年なので、今回は今年どんな食器たちがやってくるのか、このブログを読んで下さっている皆さまだけにその一部をちらりとご紹介してみますね。
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年明けの第一弾はVENA社からの入荷を予定しており、新しい柄としては、ねこの柄が仲間入り。お散歩しているねことお座りしているねこがいます。他にも幾つか楽しい新しい柄が登場しますよ。

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この後も上の写真にある背の高い美しい脚付きのボウルがザクワディからやってきます。私は、大きくて抜群の存在感とテーブル映えするこのエレガンスなフォルムに一目惚れしてしまいました。

新春の第一弾のブログは、新年に相応しい新商品の予告編。楽しんでいただけましたでしょうか。それでは2017年もどうぞお楽しみに!

イタリア風オムレツ by 鳴川睦

一年のうちで何かと集まりの多いシーズン。私は毎年12月になると気心の知れた友人宅に夫婦でお邪魔して、日付が変わるまで食べたり飲んだりする日があります。飲み疲れたらゴロゴロして、酔いがある程度醒めたらまた飲み続ける・・という具合なので友人からは迷惑な奴だなーと思われているに違いありません(笑)。

持ち寄りなので、何を持っていこうかしらと悩むことも。とはいえ数品持っていくのでシンプルな料理が中心になります。酒の肴的なものが多くなるのもね、ってことで野菜料理も結構作ります。そんな時よく作るのが「イタリア風オムレツ」です。野菜を沢山入れて焼くのでとても健康的です。しかも持ち運びやすく、冷めても美味しいところもイイところです。
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写真:左「ピザプレート(W208-25A)」右「平皿φ19.5cm(Z814-273)

【イタリア風オムレツ】

《材料》

・野菜:玉ねぎ、マッシュルーム、ほうれん草、パプリカなどそれぞれ薄切りに
・ベーコン 1~2枚
・オリーブオイル 適量
・卵 5,6個
・塩,こしょう 少々
・メース(スパイスです無くてもOK)
・パルメザンチーズ 大さじ1(粉チーズでもOK)
・トマトソース(仕上げに掛ける用)

《作り方》

1)フライパンにオリーブオイルを熱し、千切りにしたベーコンを炒め、玉ねぎ、マッシュルーム、パプリカ、ほうれん草の順にフライパンで炒め、少し冷ましておく。

2)卵を5個をボウルに入れてかき混ぜ、少し冷ました野菜類を入れ、粉状のチーズを入れ、メースと塩こしょうを振って混ぜる。

3)フライパンにオリーブ油を多めに入れて熱し、流し込み、最初は焼ながら混ぜて、中火で裏面がカリッと焼けたらひっくり返して焼き上げす。

4)切り分け、トマトソースをかけ、いただきます!

本当は断面が2,3cm位になるように厚めに焼きたかったのですが、フライパンの径が大きくて今回はちょっと薄くなってしまいました。我が家では日常的に前菜として食べている料理ですので普段の食事としてもおすすめです。この時季、運びやすい野菜料理が無いかな~とお探しの方にもお役に立てれば嬉しいです。

洗濯機 by 鳴川睦

約10年使っていたドラム式洗濯機が、使用中にバン!と音がしたかと思うとゴムが焼けるような臭いを発し、回っていたドラムが突然止まり、使えなくなってしまいました。修理屋さんに来てもらったのですが「ドラムが脱落していて、修理代で同じ洗濯機が買える」と言われてしまいました。そして「洗濯機」の偉大さと有難みを身に染みて感じた1週間がはじまりました。

家族4人の洗濯物は膨大で、はなから手洗いするなど絶対無理、なのでコインランドリーに通うことに。日頃は存在すら気に掛けていなかったスポットですが、意外にも近所に存在し、カフェのようなお洒落な店内にもびっくりしました。写真には写っていませんが、空いたスペースに大きなテーブルもあり、無料で飲めるお水、雑誌類もあるので、洗濯機や乾燥機を使っている間は、本でも広げながらゆっくり待つことができます。
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さすがに1週間通ってみると、コインランドリーの人間模様が見えるようになって、色んな発見があり新鮮でした。平日の日中は、のんびり洗濯にやってくるリタイヤしたご年配の男性、布団など大物の丸洗いをしに来たと思しき主婦の方々、そして週末の夕方は大変混雑することがわかりました。学生、単身赴任と思われる男性、普段は働いている独身男性の方々が沢山の洗濯物を持って詰めかけるため、店内はメンズで溢れ空いた洗濯機や乾燥機の取り合いに(笑)。

つい先日、我が家にようやく新しい洗濯機がやってきたので、もうしばらくはコインランドリーにお世話になることも無くなり、ちょっと寂しい気もします。私にとって、テレビ、冷蔵庫、エアコン、食洗機よりも重要な電化製品ということが分かり、洗濯物を洗濯機に任せている時間、感謝の気持ちを捧げながらケーキを焼いてほっと一息つきました。
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