山羊のチーズケーキ by 鳴川睦

チーズの中でもとりわけ好きなのが、山羊のチーズです。フレッシュなものから成熟したものまで大好物です。フランス産のピラミッド型のチーズは名前を忘れてしまいましたが、イタリアのペコリーノ・ロマーノ、スペインのマンチェゴなど美味しいチーズばかりです。

勿論お酒にもとっても合います(笑)。でも今回はお酒の友の話ではなく、山羊のチーズケーキについてです。先日久しぶりにこの山羊のチーズケーキを食べ、美味しさを再確認しました。
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写真:左から時計回り「タフィー皿(V210-U198)」,「平皿φ17cm(V195-U420),(V195-U422),(V195-U113)」,「ケーキサーバー(Z1206-479)

表面は真っ黒に焦がしてあって、中はしっとりしています。チーズケーキを囲む下の部分は薄いパイ生地で、真っ黒の部分は剥がして食べないようですが、私は食べちゃいました。真っ黒な所は勿論焦がしてあるので苦く、パイ生地は塩気のあるさっくりした食感です。

肝心の黄色味を帯びたチーズケーキの部分は、甘みが山羊のチーズの酸味と香りを引き立て、香ばしく優しい味わいです。ニューヨーク風のクリームチーズを使ったずっしりしたベイクドチーズケーキとは違って、スポンジ状なのでボリューム的にも軽やか。フランス菓子のお店や、海外の食材を取り扱うスーパーなどでも見かけますので、是非チャレンジしてみてください。

オリーブオイル by 鳴川睦

トマトの美味しい季節になると、いつも作ってしまうカプレーゼ。トマトとモッツァレラチーズをザクザク切って、バジリコをちぎり入れ、塩・胡椒、そしてエクストラバージンオリーブオイルで仕上げる実に簡単なサラダですが、見た目にも美しいその配色がとても気に入っています。完熟の真っ赤なトマトを使い、飲んでも美味しいオリーブオイルがあれば、それだけでご馳走な気分になれるところが良いですね。

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写真:タフィー皿(V210-A063)

オリーブオイルと言えば、時々私は友達へのプレゼントにも使います。主婦をやっているとなるべく安いものを探すので、どうしても「いつもの」オリーブオイルに納まってしまい、自宅用に買うにはなかなか奮発できません(笑)。普段から頻繁に使うけれど、なかなか贅沢できないもののひとつが私にとってはオリーブオイル。

このところ日本で買える海外のオリーブオイルも本当に沢山出回っていて、生産国の違い、品種の違い、こだわりの製法など様々なタイプのものがあるようです。パッケージのデザインにもこだわったものも多いので選ぶのも楽しみのひとつ。贈り物の値段として考えるとそれほど高くはつかないと思いますが、見た目にも綺麗なデザインのものはちょっとしたプレゼントにもぴったりだなーと思っています。

ポーランドのチーズケーキ by Kasia

今週になって晴れが続いてちょっと嬉しい気分です。先週は雨が続き気持ちが沈みがちだったので、元気を取り戻すには美味しいものが一番!と思い、大好物のチーズケーキを作ってみました。食いしん坊の私は、焼き立てのベイクドチーズケーキの香りだけで、すぐ気分が晴れました。

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聞くところによると、現在のようなベイクドチーズケーキの起源は、中世前期のポーランドとか。ポーランド人の私でさえ少しびっくりしました。伝統的なポーランドのチーズケーキは、アメリカや日本によくあるチーズケーキと違って、クリームチーズではなく、トファルグ(twaróg)というカテージチーズの一種、少し酸味のある真っ白なチーズから作られています。それに砂糖、バニラ、卵と片栗粉を少しだけ加えて焼きます。家庭によっては、生地にレーズン、オレンジピールを混ぜたり、フルーツ、粉砂糖やアイシングをかけたりします。どれでも美味しいですよ!私は写真の通り、チェリーとアーモンドにしました。
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写真:タフィー皿(V210-U019)

ポーランドでは、チーズケーキは四角の形をしているものが多いので、焼き型にVENA社のタフィー皿を使ってみました。このタフィー皿は少し深さがあるので、生地を焼くときにこぼれてしまう心配をすることはありませんでした。少し小さめのチーズケーキになりましたが、4人で一緒に楽しめる量としては丁度よかったです。これで、雨の日もきっと楽しく過ごせるはずです。

カーシャより