柚子 by 鳴川睦

カレンダーも残すところあと1枚。すっかり冬らしい寒さになって、日の差す時間もどんどん短くなってきました。そんな季節、注目を集める柑橘と言えば柚子(ゆず)ですね。

写真:スクイーザー&ピッチャー(W428-166)

綺麗な色の果皮を、温かい蕎麦に削ったりして使うのが好きです。果肉をくり抜いて、なますの入れ物にしても可愛らしいです。独特の爽やかな香りはお風呂でも大活躍。先日友人から沢山もらったので、柚子サワーにしていただきました。残りはポン酢にして鍋料理に使うつもりです。

そういえば私の故郷長崎では、こしょうと言えば柚子胡椒を指します。塩こしょうの胡椒は、「洋こしょう」と呼んで区別します。

オーバル by 鳴川睦

どんなふうに使ってもお洒落な雰囲気をキープできるフォルム、それが楕円の器だと思います。今回取り上げるのは、オーバルの小皿。少量の何かを盛り付ける時には必然的に並んでしまい、細長いものを乗せるとあつらえたように馴染んでしまいます。

写真:オーバル小皿(V113-U072),オーバル小皿(V113-U006)

食器棚では隙間に入り、冷蔵庫でもかさ張らないところも嬉しいです。余ったお刺身、切った明太子、卵焼き、お漬物、チョコレートやクッキーなどちょっとしたお菓子もなんとなくグレードアップ感が漂うような気がします。

パッと見では何に使おうかしらと思ってしまうところですが、実際あると実は非常に使い勝手が良いことに気がついてしまう、奥ゆかしくも味のある一枚です。

お買い物メモ(ポーリッシュポタリー編) by 鳴川睦

10月22日から10月31日までの自由が丘直営店でのオータムセールでは、沢山の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。ポーリッシュポタリーが大好きな方々と直にお会いできてとても嬉しかったです。

密を避けるために基本的には予約していただいた方の入店を優先させていただいたので、今年も並んだり外にお待ちいただくことなくスムーズにご覧いただけたかなと思います。ご協力ありがとうございました!

よくあるお問い合わせに、お買い物の際に「別の柄で買い足したいけれど、自分が持っている同じサイズ(フォルム)かどうか分からない。」があります。

ネットショップでご購入の場合、会員登録されていたら「マイページ」で過去の購入履歴の参照で、商品名や商品番号が分かります。

会員登録をしていないお客様でしたら、オフィス(03-6432-2016/shopmaster@kersen.jp)にお問合せをいただければ、お名前などから過去のご購入履歴を辿って、フォルムを特定することが可能です。メモとして、納品書を写真で撮っておくのも良いですね。

実店舗でのお買い物だった場合、お持ちの実物をお写真で見せていただくと分かる場合が多いのですが、出来れば商品に貼られている品番が記載されたシールを記録されていると確実です。剥がす前に写真、がおすすめです。

このシールはポーランドの製造元が製品に貼っているもので、商品の特定が出来ます。ポーリッシュポタリーは、同じフォルムの柄違いで少しづつ集めている方がとても多い食器です。実店舗でお買い物の時には、是非裏に貼られているシールを写真に撮っておいて、役立てていただければと思います。

さて、今週末から神戸の直営店でもセールが始まります。お得な機会に是非お越しいただき、新しい楽しい器の数々を発見していただければ嬉しいです。

エコバッグ割引 by 鳴川睦

今年の6月から試験的に始めた「エコバッグ割引」。ケルセンの自由が丘直営店と神戸直営店で、お買い物の際にエコバッグを使って下さる方へ、お買い上げ金額から50円を値引いています。

多くの方がエコバッグを持参されている昨今、余分な包装を避けなるべく地球に優しくありたいと思ってスタートしました。ケルセンのお買い物袋は紙製ですが、紙も大切な資源ですから、不要であれば用いない選択肢もあるかなと。

勿論、エコバッグを使わずにケルセンのショップ袋に入れてのお持ち帰りも何の問題もありません。可愛らしいから紙袋も持ち帰りたい、と嬉しいリクエストをいただくことも多々あります。旅先の京都のカフェでお茶をしていた時に、お隣のテーブルでケルセンのショップ袋を持った可愛いお嬢さんを見かけた時には、思わず声を掛けたくなるほどひとり感激したことを思い出しました。

店舗で用意するプラスチック製のレジ袋が有料化されて以降、道端にレジ袋が捨てられているのを見かけることが以前より減ったと感じます。自分の住処がゴミも無く綺麗であることの延長上に、ひとりひとりの心掛けで地球の綺麗があると信じています。

笑って許して(うっかり編) by 鳴川睦

慎重に丁寧に何かをしていても、うっかりしてしまうことってありますよね。ロボットじゃないんですから、誰しもそんな経験はおありだと思います。

ポーリッシュポタリーの中においても、この「うっかり」な現象に出くわすことがちょくちょくあります。

ハンドメイドだと知らずにお求めいただいたお客様から時々ご指摘をいただくこの現象、実際にはどんなものがあるのか、今回は具体的に見ていきたいと思います。

〇絵付け忘れ

おっちょこちょいな現象がこれです。

ピーコックの点が無いことも時々あります。

〇間隔の違い

リズミカルなスタンプワークが楽しいところもポーリッシュポタリーならでは。時としてちょっとタイミングを外すこともあるようです。不良品と呼ばれると悲しいです。

〇絵付けの違い

実は間違いではありません。写真はほんの一例です。ロットによって絵付けの仕方に違いがあり、本当はどれが正解かということも無いのだと言えます。ポーリッシュポタリー特有の現象ですね。

このような個々の違いを随所に見ることができるのがポーリッシュポタリーです。直営店でこれらを好んでお選びの方もいらっしゃいます。人の手による温かみの余韻が感じられるこれら。転写や印刷で機械的にプリントされている訳ではないがゆえの楽しいハプニングとして、味わっていただけると嬉しいです。

プリン by 鳴川睦

子供の頃から好物のプリン。濃く甘くて苦いカラメルが美味しさの鍵かなと個人的には思っています。買ってきたプリンもこの器に盛り付けるだけで、純喫茶風に変身します。

写真:デザートカップ(V528-U006)

脚付きのデザートカップを最初に見た時、あープリンが食べたい。そう思ったのは私の他にもきっといらっしゃいますよね。今回初登場したVENA社製のこのデザートカップ、凝ったフォルムの割に価格が抑えられているということもあり、お陰様で大人気です。

スツール by 鳴川睦

先日ご紹介したポーランドVENA社からの新着入荷、脚付きグラスをはじめ大変ご好評いただいております。そういえば、このブログでまだ取り上げていなかった「スツール」も新しい柄を含めて入荷しました。

写真:スツール(V509-U006)

ブナ(ビーチ)製で、座面に陶器製の丸いタイルが埋め込まれています。ポーリッシュポタリー同様しっかりした作りで、我が家の英国製アンティークのテーブルにも馴染んでいます。ワインクーラーを置いても水滴が染み込まなくて良いですよ。ソファの傍でカフェテーブルのように使ったり、ベッドサイドに置いても素敵です。

写真:スツール(V509-U199)

食器類とはひと味違うポーリッシュポタリー濃度の高いアイテム。実物は自由が丘や神戸の直営店で確かめられます。是非腰を下ろしてみてください!

VENAのグラス by 鳴川睦

来週公開予定の新着入荷はVENA(ヴェナ)社からです。前回入荷した時の脚付きグラスに加えて、今回はそれよりもちょっと小さめの「脚付きグラス・小」が新しいラインナップに加わります。

ブログを読んで下さる皆さまへ、ちょっとお先にお見せしちゃいますね。満水時には0.4Lのグラスなので、200cc程度の飲み物にはぴったりのサイズです。

自由が丘や神戸の直営店には既に届いておりますので、お近くの方は今週末是非見に来てください!

MONOフェア@山形屋(鹿児島) by 鳴川睦

9月8日(水)から始まった鹿児島山形屋での「第21回 使ってみたいMONOフェア」の事前準備に行ってきました。事前にPCR検査を受け陰性証明を携え、準備を終えたらすぐに東京に戻るという結構タイトなスケジュールでした。

歴史のある建物がとても素敵です。

現地からはとても沢山の方々に喜んで頂いているという嬉しい報告をもらっています。鹿児島で直接ケルセンの取り扱うポーリッシュポタリーを紹介するのは初めてだったので、沢山のお客様とお話がしたかったのですが、それはまた次の機会に。

ケルセンで人気の商品を中心に展開しています。最終日は9月13日(月)ですので、お近くにお住いの方がいらっしゃいましたら是非実物を見に来てください!

私自身は長崎出身ですが、鹿児島には行ったことがなかったので、実はとても楽しみにしていました。観光施設もほぼ全てが休業中でどこにも行くところが無かったのはちょっと残念。お弁当を買ってホテルに戻って、テレビで九州のニュースを見ながら、あー九州にいるんだなぁと懐かしくなりました。

翌日、飛行機に乗る前に少し時間があったので、桜島フェリーに乗りました。雨上がりで桜島の山頂は雲に隠れていましたが、少しでも鹿児島の雰囲気を味わえて嬉しかったです。次に訪れる時には、鹿児島水族館のジンベイザメに会うことを心に誓って東京に戻りました。

チャルダ by 鳴川睦

先日、自由が丘に「チャルダ」というお菓子を手作りしているお店の前を通りかかったので立ち寄ってみました。お店の名前は、La Cialda(ラ・チャルダ)。専門店は日本ではここだけのイタリア・トスカーナ伝統の焼き菓子店で、ケルセン自由が丘直営店のすぐ近くです。

イタリアから取り寄せた専用の焼型は、中央に6枚葉のお花模様があしらわれ、凹凸のある丸い形をしています。ゴーフルやワッフルのルーツだそうで、14世紀にはメディチ家が婚礼の祝い菓子として振舞ったとの記録もあるそう。

写真:デザートプレート20×20cm(V205-U420)

茶色のチャルダがプレーン(きび砂糖)で、黄色がチーズのチャルダです。サクッとした食感で、どちらも食べるとバターの香りがかぐわしく軽やかで優しい味でした。綺麗なお菓子なので、ご結婚のお祝いに添えたり、何かお祝い事で誰かと会う時に持って行ってあげたくなります。