ご飯代わりの豆類と雑穀のサラダ by 鳴川睦

好物の緑色の豆類が出回る季節がやってきました。そら豆、さやいんげん、絹さや、グリンピース、スナップえんどう。爽やかなグリーンが食欲をそそります。付け合わせにすることが多い野菜ですが、今回はこの豆類を主役にしてサラダにしてみました。

これらの豆類を茹で、茹でたキヌアと押し麦も加え、ラディッシュ、トマト、きゅうり、玉ねぎ、マリボーチーズを混ぜています。味付けは酢、オイル、マヨネーズ、醤油を少量で、仕上げに塩コショウです。

思いのほか量が多くなってしまったので、私の持つポーリッシュポタリーの中で最も容量の大きいVENA社のウェイビーボウルに盛り付けました。このボウルは液体だと3リットル入り、大家族分のお惣菜にも安心の大きさです。

ボリューミーなサラダなので今回はパンやご飯は添えず、スターターはこれ一品(笑)。身体とお財布に優しく満足度の高いメニューで、サラダのバリエーションとしてもおすすめです。

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写真:左「ウェイビーボウルφ26cm(V070-U006)」,右手前「タフィーボウル・ミニ(V295-U420)」,右奥「タフィーボウル・ミニ(V295-A001)」

ポーリッシュポタリーの大きな器は、絵付けされている面積が絶対的に大きくなるので、とてもゴージャスで華やかな雰囲気です。高さを付けて盛り付け、内側の絵付けごと楽しんでみてください。

ポーランド共和国 独立回復100周年記念 音楽イベント」in 神戸のお知らせ by くぬぎた

皆さんご存知でしょうか。今年はポーランド共和国が独立回復して100周年の記念の年になるんですよ。
記念事業の一環として、6月10日(日)に神戸で”日本ポーランド協会関西センター”主催の音楽イベントが行われます。
「第6回 音楽の森へ行きましょうコンサート ~ポーランド共和国 独立回復100周年記念~」
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かつての酒蔵を利用したホールを会場にして、ショパンやポーランドにゆかりのある音楽家の名曲を日本人ピアニストが演奏します。
演奏以外にも、舞踊グループによる演技や休憩時間には日本酒の試飲やソフトドリンクのサービスがあるそうです。
会場でもある酒心館はノーベル賞の晩餐会でも提供されたこともある日本酒「福寿」の醸造元です。

当日はケルセンからも、日本酒に合いそうな食器をいくつか展示する予定です。
ご興味のある方は、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

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●2018年6月10日(日) 午後3時開演(午後2時30分開場)

●会場:神戸酒心館ホール
〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
最寄駅:阪神 石屋川駅から徒歩10分

●入場料:一般\2500/学生\1500/ポーランド留学生は無料(全席自由)

●お申込み・お問い合わせ:日本ポーランド協会関西センター事務局
TEL/FAX:0797-61-0377
E-mail:tmfujii@pop21.odn.ne.jp
http://www.eonet.ne.jp/~nippo-kansai/event.html
https://www.facebook.com/nippo.kansai/

●会場:神戸酒心館ホール
TEL:078-841-1121
http://www.shushinkan.co.jp/hall/

Ensaimada(エンサイマーダ) by 鳴川睦

時々出かける近所(東急田園都市線・二子玉川)のMallorca(マヨルカ)。以前もこのブログで紹介したことがありますが、お惣菜、お菓子、パンなどスペイン王室御用達の美味しいものが色々と揃っています。

先日はEnsaimada(エンサイマーダ)というマヨルカ島の伝統的なお菓子を買って帰りました。ドーナツ風の揚げ菓子で、プレーンタイプをはじめ、ピスタチオやチョコレートが掛かっているものなど種類も豊富です。空気の含有量が多く軽い食感なので、あっさり食べられるところが気に入っています。
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写真:左「平皿φ17cm(W200-127)」右「平皿φ17cm(W200-25A)

箱から出して、WIZA社の17cmのプレートに取って食べました。振りかけてある粉砂糖もこぼさずいただいています(笑)。 

海の幸のパエリヤ by 立花

お正月やお盆など、長期のお休みがあると可愛い甥っ子たちがやってきてくれます。
普段は大人だけで静かな我が家も、元気いっぱいの笑顔のおかげで明るい雰囲気に早変わり!
今年のゴールデンウィークも、賑やかに楽しく過ごすことができました。

家族が集まる団らんのひと時には、大きめのプレートやオーブン皿が大活躍です。
この日はザクワディのケーキ皿に海の幸をたっぷり乗せてオーブンでパエリヤを作ってみました。

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写真:ケーキ皿(Z1331-1044),スプーンレスト(V089-U199),平皿φ17cm(V195-A063,V195-A001)

ケーキやタルトはもちろん、こういった大皿料理を盛り付けるのにもぴったりなサイズです。
フリル状に波打つフォルムがテーブルの上を華やかに演出してくれますね。

ポーリッシュポタリーを使ってパエリアに挑戦するのは初めてだったので、「ポーリッシュポタリーでクッキング」で紹介している海の幸のパエリヤのレシピを参考に作ってみました。
りんごポットで作るよりも量が多かったためか、全体に火が通るまで少し時間が掛かってしまいました。お使いのオーブンや量にあわせて、焼き時間を調節していただくと良いと思います。

「ポーリッシュポタリーでクッキング」ではパエリヤの他にも、ポーランドの家庭料理のレシピも紹介しています。
是非皆さんもお気に入りのポーリッシュポタリーと一緒に、お料理の時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。

ポーランドのパン by Kasia

ポーランドの主食と言えばジャガイモとパンです。特に、パンには様々な種類があり、形や材料によって呼び方が異なります。

パン・ド・カンパーニュのような切って食べる大きいパンはchleb(フレプ)、ブールやクッペのような小さいものはbułka(ブウカ)と言います。Chleb(フレプ)は粉(小麦もしくはライ麦)、水、天然酵母と塩だけで作っており、とても歯応えのあるハード系のパンです。

それに対してbułka(ブウカ)は柔らかくて日本の食パンのようにふわふわしています。Bułkaは天然酵母の代わりによくイーストを使い、生地に牛乳や砂糖を足したり、ものによってはバターや卵を使ったりします。ポーランド人はどちらかというとchleb(フレプ)の方が好みで、毎日食べます。

ポーランドでは、chleb(フレプ)は200~300円、bułka(ブウカ)1個は10円ぐらいで売っておりとても安いです。それと比べてしまうと、私には日本のパン(特にライ麦ハード系)はとても高く感じてしまい、毎日食べるものなので、節約にと自分で作るようになりました。

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写真:オーブン皿・オーバル・中(Z278-DU70) ザクワディ社
発酵中です。きれいな形をしてるパンを作るには生地を寝かすに時にパン専用かごを使うことが多いですが、私は代わりにザクワディ社のオーブン皿・オーバルを使っています。ポーランドのパンは楕円形のものが多いので、形がぴったりでした!生地は型にくっつかないように、まず中にリネンのふきんを敷いておきました。

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写真:カッティングボード(Z1064-41) ザクワディ社
焼きあがりました!お家できちんとしたchleb(フレプ)をおいしく作るにはとても暇手間がかかり、生地を6~14時間くらいを寝かし、その間数回こねる作業が必要です。(私はおいしく食べることに必死なので、それも苦になりません 笑)

キャニスター by 鳴川睦

そこにあるだけで嬉しくなるというものってありますよね。それを眺めていると心のトゲトゲが無くなっていくような気がします。私にとってはザクワディ社(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC” ザクワディ・ツェラミチネ・ボレスワヴィエツ)のキャニスターもそのひとつ。

この容器はどっしりした大きさで、抜群の存在感が特長です。小物が増えがちなキッチンという場所にこの容器があると、空間全体のバランスが非常に良くなると思います。目線がまずこのキャニスターに注がれることで、ごちゃごちゃ感が緩和される、そんなイメージかもしれません(笑)。

単体で眺めると、この蓋の愛らしさが特に印象的です。丸い持ち手もとても握りやすく実用的。ザクワディらしい機能美に溢れています。
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写真:キャニスター(Z1244-42)

我が家のキッチンでは、封を切った使いさしの食材入れとして活躍中です。封を切らないものについては別の所に置いておくので、このキャニスターに入ってないものは封を切る必要があるもの、という判別の目安にもなっています。

ちなみに現在入れているものは、出汁用の昆布、葛、芽ひじき、混ぜ込みわかめ、きくらげ、いりごま、かつお節です。日本的な使い方にぴったりなところも素晴らしいです。

レモンのクレープ by 立花

今年の大型連休は、全国各地で青空が眩しいスタートとなったようですね。
わたしも久しぶりに会う友人と横浜の中華街やみなとみらいエリアへ出かけてみました。横浜港の大さん橋には大きな客船が停泊していて、たくさんの人で賑わっていましたよ。
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夏を思わせるような強い日差しのなかでも、少しひんやりとした風が心地よい今の季節は過ごしやすくて大好きです。
だんだんと夏に向かっていくにつれて、レモンやグレープフルーツなどの柑橘の香りは、気持ちをスッキリとさせてくれますよね。

以前はレモンピールやレモンパイなどのスイーツ好きでしたが、最近は絞った果汁をそのまま楽しむ方が好きになってきました。
この日は薄焼きのクレープにレモンを絞り、はちみつと一緒にいただきました。
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写真:スープ・パスタ皿(W204-11)、ポーリッシュマグ・小(V337-U113)

爽やかな香りに癒されつつ、連休の後半に向けてパワーチャージしたひとときでした。

豚まん by くぬぎた

少し小腹が空いた時、仕事帰りの疲れている時にお店の前を通ってしまうと、つい買ってしまう物ってありませんか。
僕の場合、前を通ってはいけないお店がいくつかあります。(笑)
今日は我慢だと思いながらも、いつもあるはずの行列待ちがなくすぐ買えそうな場合は、やっぱり買ってしまいます。

今回買ったのは、「551蓬莱の豚まん」です!
大阪の手土産の大定番ですね。
困ったことに、通勤経路の駅の構内にお店があるんです。
帰宅中でお腹が空いている時は、何度もあのおいしそうな香りに負けてしまいます。
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写真:スクエアディッシュ(W262-11)

WIZA社のスクエアディッシュは、豚まんがちょうど2個のるサイズなんです。

関西ではよくある事ですが、豚まんを買って電車に乗ると、絶対に皆にバレてしまいますよ。(笑)

ザクワディの銘々皿 by 鳴川睦

製造元であるザクワディ社(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”)で数年前に作られた新しいフォルムの食器です。ケルセンでは想定される用途から「銘々皿」として紹介しています。英語での名称は”Shallow Bowl”(浅いボウル)。日本ではボウルというより皿として認識されると思われるため、あえてプレートの中に分類しました。

下の写真は、端午の節句にちなんで、ちまきのお寿司を用意してみたところです。
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写真:左「大鉢(Z1013-167A)」,手前「銘々皿(Z1951-273)」,右「銘々皿(Z1951-912)」,右奥「銘々皿(Z1951-120)

和食器でよく見かける磁器製のいわゆる「銘々皿」のような佇まいで、直径は約14cm、手にも馴染みやすいサイズ感です。取り皿的な用途でも銘々におかずを盛り付けても映える、本当に使い勝手の良い器だと思います。しかも裏側にも絵付けされているポーリッシュポタリーらしい丁寧な作りが心をくすぐられるところです(笑)。

大好きな蟹のクリームコロッケは買ってきたお惣菜。皿に移して、電子レンジで少し温めていただきました。
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写真:手前から「銘々皿(Z1951-42)」,右「銘々皿(Z1951-120)」,奥「銘々皿(Z1951-912)

磁器と比べると欠けにくく丈夫で、食洗機、電子レンジ、オーブン対応可であるため、我が家でも食卓に登場する機会の大変多い食器になりました。

チョコレートのパン by 立花

最近、テレビや雑誌でフォトジェニックな食べ物をよく見かけます。
カラフルなスイーツやボリューム満点なお料理など、目でも楽しめるような工夫がされているものがたくさんありますね。

札幌へ行ったときに新千歳空港内で見つけたパンも、なかなか写真映えするものでした。
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写真:平皿φ17cm(V195-A001)、ポーリッシュマグ・小(V337-U113)

チョコレートで有名なROYCE’S(ロイズ)のパン屋さんで販売されている「グテ」。
パンの中にはチョコレートのクリームも入っていて、まさにチョコレートを存分に味わうといった感じです。
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甘い物の中でも特にチョコレートが大好きな私にとって、とても魅力的なパンとの出会いでした!