鯉カステラ by 鳴川睦

私の出身地長崎では桃の節句のお祝い事に「桃カステラ」とは昔から知っていましたが、端午の節句に「鯉カステラ」があるのは知りませんでした。

長崎のカステラだからといって、表面が焦げ茶色で、生地はしっとりとした黄色味がかった密度の高い、あのカステラではありません。どちらかと言えば甘さ控えめの軽いスポンジ生地です。カステラ生地だけ食べるとちょっと物足りないかもしれません。

写真:オーバル大皿(Z1007-42)

桃にも鯉にも、上にかかっている色付きの砂糖(フォンダン)の量が多いため、スポンジ部分はあっさりしている方がバランスが取れるのだと思います。

GWも真っただ中、公園や川で元気にたなびく鯉のぼりを見かけます。連休をお過ごしの皆さまが元気に楽しく過ごされますように!

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