ポーランド祭2014 by 鳴川睦

週末(9/26-9/28)に六本木ヒルズで開催された「ポーランド祭2014」。
お天気にも恵まれ、大勢の皆さんにお越しいただきましたこと、
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
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初日スタート直後は、込み合い過ぎたり、レジにお並びいただく行列が
出来てしまって長くお待たせしてしまった方も多かったので申し訳なく思っております。
お買い物いただく際のカゴも足りずご不便おかけしたかと思いますが今後は改善して参ります!
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そんな訳で色々と反省点も多かったのですが、多くの方々に
お声掛けもいただいたりしてとても嬉しく楽しい3日間になりました。

今回用意していた会員&メルマガ・fb・ブログ読者ご来場記念プレゼント、
下の写真は腕を入れて1つ引いていただいた小さなポーリッシュポタリーです。
ささやかですがどこかでお使いいただければと思っています。
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写真:左はWIZA社のスプーン。スコップみたいな楽しいフォルムが可愛いですね。シュガースプーンにもぴったり。
右はVENA社の「ミニバニー」。小さなうさぎちゃんの飾り物です。お座りしているうさぎと、立っているうさぎの2種類がいるんですよ。

中秋の名月  by Kasia

9月9日(先週の火曜日)は、雨もやみ、空は晴れて、
月がとてもきれいに見えましたね!
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(家のベランダで満月の写真を撮ってみました。)

可愛い和菓子を食べながら「中秋の名月」を眺める
「月見」という日本の習慣は、私にとってはとても魅力的に感じます。

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写真:タフィーボウル・ミニ、VENA社

ポーランドでは秋に楽しいイベントやお祭りは特にありません。
1939年9月1日にドイツ軍によるポーランド侵攻と、
第二次世界大戦の始まりのイメージが強いのではないかと思います。
ポーランド人にとって秋はどちらかと言うと気分が少し落ち込み、
メランコリックになる季節です。

ところが、日本に来てから、この寂しいイメージは
だんだん変ってきました。秋には美味しいものが食べられるし、
山登りもできるし、本当はとても楽しい季節だと気がつきました。

写真ありがとうございます! by Kasia

前回ブログで紹介したポーランドの料理の
クネドレですが、実際に作ってみました
という嬉しいFacebookのコメントをいただきました。

お料理が大好きで海外の料理にもご興味がおありの
松尾様に送っていただいた写真です。
ポーリッシュポタリーのミニオーブン皿に盛り付けると
とても可愛いなと思いました。

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このクネドレの出来上がりはあまりにも上手で、
びっくりしました。
形は真ん丸でとてもきれいに整えられています。
具として使われていた巨峰も美味しそうですね!
お世辞とかではなく、まさにポーランドの家庭で
作ったっ料理のように見えます。
私の初自作のクネドレを思い出すと、
他人にとても見せられないものでしたから・・・

母国ポーランドの料理にご興味いただいている方がいて、
嬉しくて仕方ないです。
出来上がった料理の写真を本当にありがとうございました!

ヴィザ(WIZA)社のチーズレティ by Kasia

牛のクリーマ―、お魚ディッシュ、ことりの置物などWIZA(ヴィザ)社の新着は楽しいフォルムが充実しています。中でも優しそうな顔をしている小さなチーズレディはとても気になります。

職人さんの絵心によって、チーズレディの表情はそれぞれ少しずつ異なりますし、またエプロンの花柄模様もひとつずつ違います。ちなみにこの花柄のチーズレディは自由が丘店限定商品です。その写真はこちらです。ひとつひとつがとても個性的で、自分のお気に入りを見つけるととても楽しいと思います。
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このチーズレディは製造元であるWIZA社ではジェピハ(Rzepicha)と呼ばれていて、ポーランド語の方言で「カブ」という意味です。あまりにも珍しい名前なので、気になって調べたところ、次のようなことがわかりました。

ジェピハという女性が実は実在していたみたいなのです。彼女はポーランドでも伝説的に有名なピャスト(Piast)という君主の妻でした。夫のピャストですが生まれながらの君主ではなく、実は貧しい家に生まれ育ち、自分の日々のご飯にも困るほどの貧乏な車大工だったのだそうです。ですが、ピャスト夫妻は困った人がいれば、一晩の宿を提供したり、自分たちにも十分に足りていないご飯を分け与えたりしました。周りの人たちは皆そんな二人の心の良さに感動し、ピャストを自分たちの君主に選びました。続いて、ピャストの息子のシェモヴィット(Siemowit)と彼の息子のレシエック(Leszek)は次々と君主になり、初めてのポーランドの王朝を築づきました。

チーズレディの話から随分それてしまいましたが、もしかするとヴィザ社のチーズレティのデザインの一部もこのピャスト王朝の伝説にインスピレーションされたものかもしれないと私は少し思いました。

ポーランドのジャガイモ料理 by Kasia

ポーランドの料理と言えばジャガイモ。主食から、デザートまで、多くのポーランド料理の主な材料になるジャガイモはポーランド人にとって食卓には絶対欠かせないものです。普段、茹でたジャガイモは主食として、肉類と野菜サラダと一緒にお昼に食べます。その時、ジャガイモにバターと塩、ディールや他のハーブなどをつけると美味しいです!

他にも、ジャガイモの団子や韓国のチジミに少し似たようなジャガイモのおやき、ジャガイモのパンケーキとチーズケーキ等、ポーランドでは様々なジャガイモ料理がありますが、中でも最もポピュラーなのは、日本でも人気のポテトサラダです。しかし、日本と違ってポーランドでは、茹でたジャガイモはマッシュポテトにせず、細かく角切りにし、ニンジン、パセリとセロリの根の部分などの他のゆでた野菜とピクルスをジャガイモと同じように角切りにし、マヨネーズと混ぜ、塩コショウで好みの味付けにします。

日本ではパセリとセロリの根は簡単に手に入らないと思いますので、私はその代わりにひよこ豆などいろんな豆を使います。確かに元の味と少し違いますが、美味しいので皆さんも是非トライしてみてください。
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写真:ココットボウル(Z1245-111),平皿φ16cm(Z818-111)
ポーランドでは、このポテトサラダはよくライ麦パンと一緒に食べます。またイースターの時などに食卓に必ず登場する一品です。小さなボウルに盛り付けると可愛いかも!と思ってザクワディ社のココットボウルに盛り付けてみました。お揃の柄のお皿に載せると少し落ち着いた大人しい雰囲気になったではないかと思います。

ポーランドのチーズケーキ by Kasia

今週になって晴れが続いてちょっと嬉しい気分です。先週は雨が続き気持ちが沈みがちだったので、元気を取り戻すには美味しいものが一番!と思い、大好物のチーズケーキを作ってみました。食いしん坊の私は、焼き立てのベイクドチーズケーキの香りだけで、すぐ気分が晴れました。

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聞くところによると、現在のようなベイクドチーズケーキの起源は、中世前期のポーランドとか。ポーランド人の私でさえ少しびっくりしました。伝統的なポーランドのチーズケーキは、アメリカや日本によくあるチーズケーキと違って、クリームチーズではなく、トファルグ(twaróg)というカテージチーズの一種、少し酸味のある真っ白なチーズから作られています。それに砂糖、バニラ、卵と片栗粉を少しだけ加えて焼きます。家庭によっては、生地にレーズン、オレンジピールを混ぜたり、フルーツ、粉砂糖やアイシングをかけたりします。どれでも美味しいですよ!私は写真の通り、チェリーとアーモンドにしました。
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写真:タフィー皿(V210-U019)

ポーランドでは、チーズケーキは四角の形をしているものが多いので、焼き型にVENA社のタフィー皿を使ってみました。このタフィー皿は少し深さがあるので、生地を焼くときにこぼれてしまう心配をすることはありませんでした。少し小さめのチーズケーキになりましたが、4人で一緒に楽しめる量としては丁度よかったです。これで、雨の日もきっと楽しく過ごせるはずです。

カーシャより