ポーリッシュポタリーの絵付け by 鳴川睦

ポーリッシュポタリーをご愛用の皆さまは、それらがどのように絵付けされているのかに思いを馳せられる方々も多い事かと思います。同じ柄で同じ形でも、ひとつひとつが手作業で絵付けされているため、良く見るとそれらは柄の配置や色の濃淡にも違いが見られ、どれひとつをとっても同じ絵柄が無い、唯一無二の器です。

毎日ポーリッシュポタリーに囲まれて生活をしていると、プリントで量産された寸分たがわぬ同一絵柄で個体差の無いものとは全然違い、器のもつ生命力のようなものを感じます。それは手仕事によって生み出される個性や温もりから生まれているのだと思います。
VENA_A001.jpg

それらがどのような工程を経て絵付けされるのか、絵付け作業の動画を「ポーリッシュポタリーとは」の『絵付けについて』で公開しています。どの画像も、現地の製造元で職人さん達に協力していただき撮影しています。絵付けしてくださる方々は撮影時にはとても緊張したと仰っていましたが、どなたもスムーズで丁寧に絵付けされていました。これらの動画を見ると、現在お持ちの器に一層愛着を持っていただけると思います。どれもケルセンでは人気の絵柄で、伝統柄、ハイスタンダード柄、ユニーク柄、アート柄まで幅広くご覧いただけます。

そして、実際にポーリッシュポタリーの絵付け作業を自分でもやってみたい!と希望される方は、是非ケルセン監修ツアー『ポーリッシュポタリーを満喫するポーランド8日間』にご参加ください。自分だけのオリジナルの絵柄を、ボウル・プレート・マグから選んで、まさに世界で一つだけのポーリッシュポタリーを作ることができます。

電子レンジで簡単に! by くぬぎた

忙しかったり、疲れている時は「今日は何だかご飯を作る気分じゃないな…」なんて事がありますよね。
単に面倒くさがりな性格の僕には多々あります(笑)
今回は出来るだけ手間と時間を少なくする為に、火はいっさい使わずに電子レンジだけで簡単にできる調理をしてみました。
“りんごポット(Z1425)”と”ミニりんごポット(V410)”を使って丼物に挑戦です!
2018_02_kunu_2
写真:箸置き(V090-C022),チャイニーズスプーン(V232-U422),りんごポット(Z1425-166A),ミニりんごポット(V410-A001),LENKAランチョンマット

本日のメニューは”親子丼”と”茶碗蒸し”に挑戦してみました。
準備と調理にかかった時間は20分程度と、あまり料理をしない僕でもあっという間に出来ました。
2018_02_kunu_1

すごく簡単にできるので、ちょっと一品増やしたい時にも良さそうですね。

ティーバッグトレイ by 立花

週末、家の近くを散歩していると早咲きの河津桜の蕾が少しずつ開き始めていました。
近づいてくる暖かな春を感じて、いつもより足取りも軽やかになった気がします。
20180219-1.jpg

春を感じる色といえば桃や桜をピンク、菜の花を思わせる黄色なんかもありますね。
黄色が使われているVENA社のU113柄は、ケルセンでも人気のある絵柄の一つです。

20180219-2.jpg
写真:ティーバッグトレイ(V324-U113)ポーリッシュマグ・小(V337-U072)

手前に写っているティーバッグトレイも、黄色いスタンプが可愛らしいデザイン。もうすぐ公開になるVENA社の新着商品の一つです。
VENA社のティーバッグトレイはWIZA社のものに比べて、少し大きめの作りになっています。小さなお菓子をのせて、マグカップに添える使い方も可愛くておすすめです。

コロンビエ by 鳴川睦

いつも出掛けるフランス菓子のお店で、見かけるとつい食べたくなってしまう「コロンビエ」という焼き菓子。鳩小屋という意味で、ケーキの上に白い鳩が乗っかっているところが可愛いです。アーモンドプードルが沢山使われホロホロとした食感で、ドライフルーツが使われているところもお気に入りです。
Colombier.jpg
写真:左「タフィー皿(V210-U198)」,右「スクエアディッシュ・小(V389-U422)」,中央の砂糖を入れたボウル「ミニボウル(V157-U006)」

Pączki ポンチキ by Kasia

Pączkiポンチキというポーランドのお菓子をご存知の方も多いかと思いますが、実は、最初のポンチキはお菓子ではなく、中身にラードや肉を詰めた物でウォッカなどお酒のおつまみだったそうです。この事実を知った時は、ポーランド人の私もとても驚きました。

16世紀にアラブ料理の影響で、甘いポンチキが誕生し、18世紀には生地にイーストを使い始め、形も現在食べられているポンチキに近づきました。

paczki22018.jpg
写真:ケーキスタンド(Z1762-479)Zakłady(ザクワディ)社

理想のポンチョック(ポンチキの単数はpączekポンチエックと言います)は丸くて、表面の中部分は少しへこんでいます。卵の黄身をたっぷり使い、揚げる時に油が中まで染み込まないように生地にスピリタスもしくはウォッカを混ぜ込みます。(ポーランド人は決してスピリタスをそのまま飲みませんが、たまに調理用に使います。)油で揚げた時に周りにできる白い輪っかが生地が十分に発酵して、ポンチエックがふわふわ柔らかくなった証拠です。

キリストの復活を祝うイースター(復活祭)の前に行われる四旬節の前にカーニバル(謝肉祭)がありますが、カーニバルの最後の木曜日はポーランドではTłusty Czwartek(トゥスティ・チファルテック)日本語に訳すと「脂の木曜日」と言い、その日は、ポンチョックを少なくとも1個は食べないと不幸になるという迷信があります。そのためパン屋やお菓子屋さんのお店の前には、長蛇の列ができるほどポーランド人皆がポンチキを大量に買って食べています。1日で1億個近くのポンチキが売れるそうです。ちなみにポーランドの人口は3,800万人です。今年の脂の木曜日は2月8日先週の木曜日でした。私も久しぶりに手作りのポンチキに挑戦してみました。その結果はこちらです。

paczki12018.jpg
写真:ケーキスタンド(Z1762-479)ティーポット・小(Z1113-273)ポーリッシュマグ・小(Z912-226A) Zakłady(ザクワディ)社、平皿φ17cm(V195-A001) Vena(ヴェナ)社

福岡岩田屋本店・期間限定出店のお知らせ by 立花

現在、ケルセンでは1月24日(水)から福岡の岩田屋本店(新館6階)にて期間限定出店をしています。
当初の予定の2月6日(火)から期間を延長して、なんと2月13日(火)までの出店となりました!
ケルセンのスタッフが店頭に常駐するのは2月6日(火)までとなりますが、残りの1週間は新しい商品も追加して店頭に並ぶ予定となっていますのでどうぞお楽しみに!

私は1月27日から2月1日まで販売スタッフとして福岡へ行ってきました。
滞在中も寒い日が多く、日中に雪がちらつくほどの冷え込みでしたが、たくさんのお客さまからポーリッシュポタリー愛の溢れるお話を聞いて、嬉しくて心がとってもあたたかくなりました。
ご来店いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

福岡といえば、やはり美味しい食べ物がたくさんあるグルメな街ですよね。
今回は長めの滞在だったので、豚骨ラーメンや博多うどん、水炊きにイカの活け造りなど、思う存分に博多グルメも堪能してきました。
東京に戻ってきてからも、まだまだ食べたいものがたくさんあったな・・・と食いしん坊な私にはちょっぴり後悔が残っています。(笑)

お客さまからお土産に是非!とおすすめされたのが、福岡の名産・あまおうが丸々1個入ったクリームどら焼きです。
当日中に食べなくてはいけない、ということで最終日に空港で買って帰ることにしました。
P1090250.jpg
写真:オリーブ皿(V172-A001)、ワインカップ(V059-U006)

大きな苺が入っているということもあって、どら焼きの真ん中はぷっくりと膨らんで丸いシルエット。
甘酸っぱい苺の香りを存分に楽しみながら、ポーリッシュポタリーに似たかたちに思わず親近感を覚えてしまいました。

まだあと一週間ほど期間がありますので、お近くにお越しの際は是非ケルセンのブースへお立ち寄りいただけたら幸いです。
たくさんのポーリッシュポタリーたちが皆さまのご来店をお待ちしております!