生まれ変わったポーリッシュ! 其の参 by くぬぎた

今年の4月と10月にブログで紹介した、残念ながら破損してしまい食器として使えなくなってしまったポーリッシュポタリーに手を加え、新たな命を吹き込む企画の第三弾!
いよいよシリーズ化の現実味を帯びてきました(笑)
(以前のブログ記事はこちら(4月)こちら(10月)

今回は神戸直営店でも大変好評な時計を、自由が丘直営店用に作ってみました。使用したのはザクワディ(Zakłady)社のスクエアプレート・小(Z1610)。
こちらも残念ながら少しひびが入ってしまったお皿なのです。
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「スクエアプレート・小(Z1610-DU182)」

前回使用したプレートとは柄も形も違うので、まったく雰囲気の異なる時計になりました。スクエア型と側面のフリル状のフォルムによりちょっとした高級感も出た気がします。
柄もDU182のユニーク柄で非常に存在感があるので、針はあえてシンプルな形にしてみました。針も色々な形があるので、選ぶのにも悩んでしまいますが、赤色の針がアクセントになってぴったりでした。
個人的には周りを飛んでいるツバメが妙に時計にマッチしており大満足です!

今回作った時計は自由が丘直営店に飾っていますので、ご来店の際にはぜひご覧下さい。
もうすでに、「あの時計は売り物ですか」とお尋ねいただいたお客様もいらしたという話を聞いて作った甲斐がありました。

時計や植木鉢に使用している食器は、全て割れてしまったり欠けてしまった物を使用しています。
さすがに僕も全く問題のないお皿に穴を開けることはできません。
みなさんもお気に入りの食器は大事に使って下さいね。

たこ焼き by くぬぎた

今年は秋を感じる間も無く一気に冬が来てしまった感じですね。
神戸も朝晩はだいぶ寒くなりコート姿の人が多くなりました。

僕の場合、こんな寒い時に外で見かけると、ついつい食べたくなってしまうのが「焼き芋」と「たこ焼き」です。

仕事帰りに見かけてしまったので、今回は「たこ焼き」を買ってみました。
せっかく家に持ち帰ったのに、お店の容器のまま食べるのもなんだか味気ないので器に盛りなおしてみました。
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写真 左「オーブン皿オーバル・小(Z227-41)」,右「おちょこ(V303-U710)」

オーブン皿オーバル・小の形がちょうど容器の船形に似ているのでピッタリでした(笑)
先月入荷したばかりのVENA製の「おちょこ」を楊枝立てにしてみました。

以上

納豆に合うのはどれだ by くぬぎた

先日お店に来られたお客様から、「納豆を入れるのはどれがいいですか?」とご質問を頂いのたですが、ものぐさな僕はパックの容器をそのまま使ってしまう事が多いので、「う~ん、どれでしょうね…」と恥ずかしながら迷ってしまいました。
ケルセンでは、納豆にちょうどいい小さめのボウル類の種類が多いので、その後「これはどうかな」、「あれはどうかな」とお客様と一緒になって探してみました。

お客様がお帰りになられた後に、ふと「納豆に合うボウルを探してみよう!」と思い立ち、実際にいくつかの種類のボウルで試してみました。
今回選んだのは「ボウルφ11㎝(V208)」、「そば猪口(Z1884)」、「菊鉢φ12㎝(Z1518)」の三種類です。
予想ではパックの容器と同じように溝がある菊鉢が良さそうな気がしますが結果はいかに!

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写真:手前下から時計回り「そば猪口(Z1884-273)」、「菊鉢φ12㎝(Z1518-166A)」、「ボウルφ11㎝(V208-A001)」

結論から言うと溝があっても無くても変わりませんでした(笑)
個人的には深さのある「そば猪口」が合う感じがしました。
今回の検証はあくまでも個人的な感想です。
手の大きさや、納豆の混ぜ方により感じ方は人それぞれだと思います。
ぜひ自分にあった形を探してみて下さい。

生まれ変わったポーリッシュ! 其の弐 by くぬぎた

今年の4月にブログで紹介した、破損してしまった平皿に少し手を加えて作り変えた壁掛け時計。
実際に神戸直営店に見に来て頂いたお客様からは、「商品として欲しい。」、「あれは売り物ですか。」とご好評いただきうれしい限りです。
(以前のブログ記事はこちら)

今回のDIYは、破損してしまい食器として使うことが難しくなってしまったポーリッシュに手を加え、植木鉢にしてみました。

植木鉢にするためには、まず水抜き用の穴を開けなくてはなりません。
壁掛け時計を作る際に一番苦労した工程ですが、今回はガラス用のドリルを使うことで簡単に穴が開けられることが分かりました。
慣れてくると2、3分程でできました。
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神戸直営店の外に棚を作り、実際に植物を植えて飾ってみました。

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いかがですか。
個人的にはピギーがお気に入りです。

残念ながら破損してしまったポーリッシュ達が、見事に生まれ変わりました。

ぜひお店に見に来て下さいね。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
※同じように作業をされる方は、破損した部分や工具で怪我をされないようにお気をつけ下さい。

夏はやっぱりこれですね! by くぬぎた

東京は記録的な雨の日が続き気温も上がらず、あまり夏らしくない天気のようですね。
先日のゲリラ豪雨による落雷で、何と自由が丘直営店は停電してしまいました。

こちら神戸は連日暑い日が続き、夏真っ盛りといった感じです。
すぐ近くの甲子園球場では、高校球児達が汗と涙を流して青春していますね。

僕は暑すぎて、少しバテ気味です…
こんな暑い夏にはやっぱりこれですね!
そう、冷たいかき氷です。(笑)

今回は、特濃抹茶と紅茶のオリジナルシロップを作ってみました。
さすがにお店のようなふわっとした氷にはできないけれど、味は良い感じに仕上がりましたよ!

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写真:手前左「ティースプーン((Z1855-166A)」,手前右「タフィーボウル・ミニ(V295-U422)」,中左「タフィーボウル・ミニ(V295-U199)」,奥「クリーマー(V082-U006)」

白地ベースのVENA(ヴェナ社のU422柄がとても涼しげですね。

かき氷と言えば、少し前に遊びに行った台湾で食べたかき氷が絶品でした!
日本の物とは、氷の削り方が違うようで、今まで食べたことのないふわふわな食感でした。

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写真:定番のマンゴーかき氷、奥の赤いのはスイカです

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写真:珍しいピーナッツバター味

今度は台湾風かき氷にも挑戦してみたいと思います。

チーズケーキ by くぬぎた

7月15日~23日まで神戸直営店で行われた、初めてのセールも無事に終わりました。
期間中、一度ならず何度もご来店いただいた方、遠方から新幹線に乗って来ていただいた方、偶然お店の前を通りかかって来られた方など、多くのお客様にご来店いただきまして盛況のうちに終了させていただきました。スタッフ一同お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

神戸直営店での、初めてのイベントも無事に終わり少しホッとした気持ちです。
一息ついた時に、なぜだか無性に食べたくなるものってありますよね。
僕の場合は、チーズケーキです。

チーズケーキと言っても「ベイクドチーズケーキ」、「レアチーズケーキ」、「スフレチーズケーキ」などいくつか種類がありますが、今回は「りくろーおじさんの焼き立てチーズケーキ」が食べたくなってしまいました。
大阪の人にはお馴染みのお店ですね。
という訳で、仕事帰りにお店のある神戸から大阪まで移動して買ってきました。(笑)

これは「スフレチーズケーキ」で、ものすごくふわふわな食感が幸せになります。
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写真:手前「デザートプレート20×20㎝(V205-U113)」,右奥「平皿φ17㎝(V195-U006)」,左奥「平皿φ19.5㎝(Z814-56)

デザートプレートは、ホールケーキがちょうど載る大きさで、リムの立ち上がりもほとんどなくフラットなので、簡単にそのままカットする事ができます。

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写真「デザートプレート20×20㎝(V205-U113)」,「ティーポット・小(Z1113-42)」,「ポーリッシュマグ.・小(Z912-ART104)

若い時は、まるごと1個をぺろりと平らげたものですが、今はさすがに無理なので、上品に1カットだけいただきました。
さて、次はどのタイプのチーズケーキを食べようかな(笑)

明石焼き by くぬぎた

皆さん明石焼きはご存知ですか。関西以外では、名前だけは知ってるけど実際に食べた事が無い人も多くいるのではないでしょうか。
タコ焼きをだし汁に入れて食べるだけと思っている人もいるかも知れませんが、まったく別の料理なんですよ。

その名前にもある明石の街は神戸のすぐ隣にあります。という事で、本場の明石焼きを食べに行ってきました。ぷりぷりのタコ、フワフワの卵、あっさり出汁の優しい味で、とても美味しかったです。ちなみに、明石の人達は「明石焼き」とは呼ばず「卵焼き」と呼ぶそうです。じゃあ、いわゆる「卵焼き」の事はなんて呼ぶんでしょうね(笑)。

また食べたくなってしまったので、自宅にあるタコ焼きプレートで明石焼きに挑戦してみることにしました。

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写真:手前から「スクエアディッシュ(W262-11),持ち手付き小鉢(Z720-166A),持ち手付き小鉢(Z720-41),持ち手付き小鉢(Z720-111),ティーポット(Z864-41)」

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普段は薬味を入れるだけの役割が多い「持ち手付き小鉢」ですが、明石焼きにはピッタリでした。出汁が少なくなったらティーポットで継ぎ足してみました。

プレートハンガー by くぬぎた

海外の映画やドラマを観ていると、部屋の壁に絵画ではなく、お洒落なお皿を飾っている光景を見かけることがありますよね。見かけるたびに、いつか自分でも試してみたいなと思う憧れのインテリアのひとつでした。
しかしながら、直接壁に貼り付けているのか、お皿は取り外すことができるのかなど、どうやって壁に飾っているのかが分からず、なかなか実行する機会がありませんでした。

最近「プレートハンガー」というアイテムの存在を知り、それを使うと簡単に壁にお皿を飾ることができることが分かりました。
神戸直営店の壁が少し寂しいと思っていたので、ポーリッシュを飾ってみることにしてみました。

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これが「プレートハンガー」です。ワイヤーのフレームにバネが組み込まれています。

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お皿の四隅にハンガーのフック部分を引っ掛けます。
あとは壁の飾りたい場所にフックを取り付けて、そこに「プレートハンガー」を引っ掛けるだけです。

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いかがでしょうか。たくさんのポーリッシュを飾ってみました。ランダムに取り付けてみましたが、良い感じになりました。(大満足です)

簡単に取り外す事ができるので、気分に合わせて飾るお皿の柄を取り替える事ができますよ。
興味のある方は、ぜひ神戸直営店に来て実際にご覧ください。

生まれ変わったポーリッシュ! by くぬぎた

非常に丈夫なポーリッシュですが、やはり陶器なので残念ながら欠けてしまったり、割れてしまう事もあります。
悲しいことに僕も大事にしていたプレートを割ってしまいました。(泣)
実はこのVENAの19㎝プレートは、VENAのデザイナーのEwa(エヴァ)さんが直接絵付けした作品で、お気に入りの一枚だったのに…
アート柄などのランクの高い柄は、絵付けできる職人さんが限られていることから、裏側に絵付けをした職人さんの名前がシグネチャーとして書かれており、誰が絵付けしたかが分かるようになっているんですよ。

ただ、あまりに綺麗な割れ方をしていたので、接着剤で修復して飾ることにしました。
陶磁器用の接着剤を使い、割れた部分が綺麗にくっついたところで完成!の予定でしたが、もうひと手間加えて時計にすることを思いつきました。

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まずは電動ドリルでプレートの中心に穴を開けていきます。
しかし、思った以上に頑丈でなかなか穴が開きません。割れないように慎重にドリルを使ったこともありますが、ポーリッシュはこんなにも丈夫なんですね。
なんとか無事に穴を開けることに成功!

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つぎに時計のムーブメントとアワーマークを取り付けます。
VENAのA001柄とゴールドの組み合わせがバッチリですね。

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写真:平皿φ19㎝(V132-A001)をリメイク

早速壁に掛けてみました。
どうですか?
割れてしまったポーリッシュが見事に生まれ変わりました。
実物は神戸直営店に飾っているので、ご来店の際には、ぜひご覧ください。

いかなごのくぎ煮 by くぬぎた

3月21日に東京では早くも桜の開花が発表されましたね。9年ぶりに全国で一番早い開花宣言だそうです。もう春はすぐそこまで来ているのですね。桜も待ち遠しいところですが、神戸の人達には、春の楽しみが他にもあるんですよ。それはズバリ「いかなごのくぎ煮」です。

関西以外にお住まいの方にはあまりなじみがないかも知れませんが、神戸や明石では春の風物詩と言っても過言ではない食材なんですよ。正体は玉筋魚(いかなご)という魚で作った佃煮です。
いかなご漁が解禁になる春先、3月上旬には、神戸の街にのあちこちでいかなごを炊く香りがするとかしないとか。僕も子供のころから大好きなご飯の友です。

くぎ煮という名前の由来には諸説ありますが、折れて曲がった釘に見えることから呼ばれるそうです。あらためて思うと、食べるものに釘の名前が付いてるなんて、少し変わってますね。
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写真:左「ご飯茶碗・小(W128-25D)」,右「菊鉢φ12㎝(Z1518-166A)」,手前「箸置き(V090-C022)」,下「LENKAランチョンマット

ほかほかのご飯の上にのせて食べるのが一番ですね!

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どうですか、折れた釘に見えますか?
ただ、残念なことに、今年はいかなごが不漁で水揚げが少なく、値段も高騰しているそうです。