食パン by 鳴川睦

普段はバゲットやカンパーニュ、クルミやレーズンの入ったライ麦ベースのパンなどが中心で、いわゆる食パンは滅多に用意することがありません。先日久しぶりに白い食パンを食べる機会に恵まれ、懐かしい味わいを楽しんでいます。

しかし1本の食パンはかなり大きいものですね。ケルセンで取り扱っている食器で、この食パンを1本乗せられる器はただ一つ。それがザクワディのロングサービングプレートです。

写真:ロングサービングプレート(Z1432-DU984)

今は売り切れていますが今年2021年の夏には再入荷します。ご興味のある方は是非商品ページにて「入荷連絡を希望する」というボタンをクリックし、メールアドレスを登録しておいてくださいね。入荷次第、自動的にメールが届く仕組みになっていてとても便利です。

写真:平皿φ19cm(W203-25A),ポーリッシュマグ・大(K305-DU441),LENKAランチョンマット

ちょっと厚めにスライスしてトーストで食べるのが王道かなということで、バターとジャムを添えて食べました。パリッと香ばしい表面ときめ細かなふんわりした生地が、とても美味しかったです。

山椒を育ててみる by 鳴川睦

木々の緑が芽吹き美しい花々が咲く季節になると、自然って素敵だなぁという気持ちが高まるためか、部屋に花を飾ったり、何かグリーンを育てたくなります。これまで様々な植物をベランダで育て慈しんできたのに枯らしてしまう暗い過去にもめげず、先日小さな山椒の鉢植えを買ってしまいました。

写真:植木鉢φ10cm(Z660-661-120)

山椒と言えば、木の芽は押しずしの錦糸卵の上に最後に飾る緑だったり、ぬたにすり潰して混ぜたりして、その独特の香りを楽しめます。実はちりめん山椒になったり、粉山椒は鰻料理には欠かせません。そんな訳で、豊かに茂ってくれることを願って毎日水やりに励んでいます。

春キャベツ by 鳴川睦

春野菜の美味しい季節ですね。この時期、春キャベツのクリームがかった緑色が食欲をそそります。コールスロー、アンチョビのソテー、ムースやポタージュなどと春キャベツを使った料理が頭をよぎる中、たまには挑戦したことのない料理にトライしてみようと思い調べたところ、春キャベツのラザニアという料理を発見しました。

写真:オーブン皿・オーバル・大(Z349-120)

パスタを春キャベツに置き換えるというもので、美味しそうだったので早速作ってみました。作り置きのミートソースと茹でたキャベツを交互に重ね、最後にベシャメルソースを掛けてパルミジャーノを散らしてオーブンへ。

写真:オーブン皿・スクエア・大(Z370-479),平皿φ19cm(V132-B253)

パスタではなくキャベツなので、おかわりして沢山食べられました。4枚を使ったのみなので、まだ残っています。春キャベツはあまり火を通さないほうが甘味と食感を楽しめるので、明日はコールスローを作ろうかと思っています。

料理クイズ(その1) by 鳴川睦

出来上がりは薄いクリーム色、出汁の利いた優しい香り、プルプルした食感が特徴的で、日本料理なのに普段は匙でいただく料理とは何でしょう。

答えは、日本人なら誰でも答えられるほどポピュラーな和食の代表選手「茶碗蒸し」。私にとっては小さな頃からご馳走のひとつです。

写真:そば猪口(Z1884-42),スプーン(V064-U446),平皿φ10cm(V372-U420)

基本的には、冷蔵庫に卵しかなくてもお出汁さえ取れれば作れてしまう素晴らしい料理だと思います。来客時に作るとおもてなし感もグッと上がって、海老や銀杏などを入れるだけで一段と上品な仕上がりになります。先日、残りものの三つ葉を見つめていたら茶碗蒸しを思い出し久々に作りました。

娘達は赤ちゃんの頃から食べていたなぁ、あと1年で百歳だった祖母も晩年まで美味しそうに食べていたっけ、と温かく優しい味わいと共に懐かしくなった次第です。

ハンバーグ by 鳴川睦

今日のメインディッシュは何にしようかなぁという時に、多くのご家庭でのレパートリーの中に入っている可能性がかなり高いメニュー、それがハンバーグだと思います。100人に聞いてみるとかなりの上位にランクインするに違いない、簡単でお財布にも優しく老若男女問わない人気の洋食ですよね。

玉ねぎと挽肉はどんな方でも使われると思いますが、つなぎに使う食材や肉の種類や配合は様々で、お味噌汁同様に作る方によっていろんな味がある奥深い料理でもあります。

写真:平皿φ24cm(Z1001-ART104)

ちなみに私は、ナツメグやオールスパイス、コリアンダーシードなどスパイスを効かせて作り、食べる時にはケチャップと中濃ソースをブレンドしたものを掛けます。これに葉物のサラダやじゃがいも料理を添えて、お気に入りのお皿に盛り付け完成です。結構大人っぽい風味は赤ワインともぴったりです。

自由が丘直営店の話 by 立花

普段はオフィスにいる私ですが、実は月に2回ほど自由が丘直営店で販売スタッフもしています。
大好きなポーリッシュポタリーに囲まれているあの空間は、今でも足を踏み入れるたびにワクワクとした気持ちになります。

今週は先日入荷したばかりのザクワディ社の新着商品や、少し早めのクリスマスギフトとして食器をお買い求めいただくお客さまも多くいらっしゃいました。
お渡しになられる方を思い浮かべながら、皆さん楽しそうに食器を選んでくださるお姿がとても印象的で、私まで幸せな気持ちをお裾分けしていただきました。ありがとうございました!

新着商品の醤油さし(Z1947-)と角小皿(Z2024-)と一緒に、大人気の「オーバルトレイφ28cm×11cm(Z928-)」も全部で16柄が再入荷しました!
店内のセンターテーブルも、とっても賑やかな雰囲気です。

写真:自由が丘直営店のセンターテーブル

クリスマスに向けて、可愛らしいクリスマスツリーや愛らしいスノーマンなどのシーズン商品も多数ご紹介しています。
皆さまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

ほうぼうのお刺身 by 鳴川睦

先週入荷したザクワディの新作の数々、もうご覧いただけたでしょうか。ケルセンのリクエストで日本向けに作ってもらった醤油さしや、その醤油を注ぐことを想定して作られた角小皿は世界初のデビューです。

醤油さしはとても良く仕上がっていて、この形のものとしては液だれはさほど気になりません。クロスが心配な場合には、小皿を敷くと安心です。

写真:お刺身を盛り付けた「スクエアプレート・小(Z1610-226A)」,「醤油さし(Z1947-120)」,「角小皿(Z2024-42)」,「うさぎの箸置き(V467-U446)

構想から完成まで約2年ほど掛かったこれらの食器がようやく届いたので、早速魚を買ってきて盛り付けてみることにしました。選んだお魚は「ほうぼう」。朱色のボディに蝶の羽のように広がる胸ヒレ、海底を歩く足もあるユニークな姿をした魚です。でもこれがかなり美味しいです。薄造りにすると白身の透きとおる上品な一品になりました。

バターフィナンシェ by 立花

猛暑日が続いた8月も終わり、ようやく過ごしやすい気温の日が増えてきましたね。
梨や葡萄など、旬の果物を食べるたびに、秋を感じている今日この頃です。

今年の夏は目立ったイベントなどはなかったのですが、8月の終わりに甥っ子たちを連れて姉が遊びに来てくれました。
元気いっぱいな子供たちと一緒にたくさん笑って過ごしたおかげで、心なしか 体力がアップしたような気がします。(笑)

姉がお土産で持ってきてくれた、パッケージがお洒落なバターフィナンシェ。
どうやらJR東日本お土産グランプリで1位になったほどの人気商品だそうです。
そんなありがたいものとは知らず、私はむしゃむしゃと美味しくいただきました。

写真:ハンドル付きオーブン皿(Z1281-DU52)、平皿φ10cm(V372-C022)、トールマグ(V402-U422)

実店舗とオンラインショップのセールが終わり、今年の夏はたくさんのお客さまとの繋がりができた夏になったなぁ、と嬉しい気持ちでいっぱいです。みなさまありがとうございました!

これから秋冬と季節が移っていきますが、みなさまに楽しんでいただけるようなイベントやお会いできる機会を作っていきたいと思っていますので、これからもケルセン直営店ならびに各オンラインショップをどうぞよろしくお願いいたします!

キビby Kasia

国を問わず、ダイエットを気にする女性の方が多いかと思います。
最近、日本ではきゅうりダイエットやおからダイエットが流行っているとテレビで見ましたが、ポーランドではここ数年キビのブームが続いています。

少し見た目は地味かも知れませんが、実はキビにはたんぱく質、食物繊維、マグネシウム、ビタミンEとBが含まれており、とても栄養豊富な食材なのです。

キビを使った日本料理と言えば、キビ団子くらいしか思いつきませんが、ポーランドでは、キビの食べ方は様々で、主食からスイーツまでと調理方法がたくさんあります。

私はオートミールの代わりに、牛乳で茹でて食べるのが一番好きです。りんごとシナモンやイチジクと蜂蜜と合わせて食べるのがおすすめです。

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写真:ボウルφ14.9cm(Z848-41)

ロイヤルパターン(ザクワディのDU60の柄) by 鳴川睦

ポーリッシュポタリーの故郷であるポーランドのボレスワヴィエツにある最も歴史のある製造元「Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC” ザクワディ・ツェラミチネ・ボレスワヴィエツ」。

先日その製造元のWojciech Graczyk(ヴォイチェヒ・グラチック)さんが日本に来られたので、昼食に和食をご一緒しました。初来日で寿司以外の日本食は初めて食べるとのことでしたが、どれも美味しかったと完食されました。

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そして実は日本に大いに興味を抱いていたというグラチックさん。ポーランドで所有している車は日本車WRXとのこと。ドイツで製造されたものではなく、日本で製造されたものを探して乗っているというこだわり様は、筋金入りのスバリストですね。

ちょっと前の話になりますが、2017年の夏、ウィリアム王子とキャサリン妃のポーランド訪問時、ポーランドの大統領は昔のポーランドの戦士が使った剣を、そして大統領夫人はザクワディのティーセットをお二人に贈られたそうです。

そのティーセットがこれ。ケルセンでも昔から輸入しているザクワディの人気のユニーク柄(DU60)です。

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それ以来ザクワディにこの「ロイヤルパターン」についての問い合わせが相次ぎ、それ以来DU60は「ロイヤルパターン」とも呼ばれるようになり、この柄の人気もますます急上昇している。そんな話を伺いながら過ごした楽しい1日となりました。