先週のアカデミー賞発表を見た方はもうご存じかも知れませんが、
『イーダ』(パべウ・パブリコフスキ監督)というポーランドの映画が
今年の外国語映画賞を受賞しました。
日本の『ポーランド映画祭』でもとても好評だった『イーダ』は
60年代のポーランドの物語です。修道院で育てられた主人公のアンナ
は修行中のシスター。ある日、修道院の院長に、アンナにとって
唯一の親戚である叔母の存在を教えられ、初めて修道院を出ます。
そして、裁判官として働いている叔母にショックな事実を告げられます。
アンナの本名はイーダ、家族全員をホロコーストで失ったユダヤ人だと。
そして、叔母と共にイーダの出生の秘密を探す旅が始まります。
雰囲気のあるモノクロ映画の好きな方、ポーランドについてもっと知りたい方、
『イーダ』を是非お勧めしたいと思います。
詳しい上映のスケジュールについてはこちらです。
http://mermaidfilms.co.jp/ida/
東京での上映は今週の金曜日までです!