11月11日ポーランドでは聖マルティンの日を祝います。
その日、特にポーランドの南部では「U」の文字の形の
「聖マルティンのロガル」という菓子パンを食ベる習わしがあります。
(ロガル=ポーランドの三日月の形のパン)
写真:平皿φ16cm Z818-166Aザクワディ社
見た目は少しフランスのクロワッサンに似ていますね。
実はこの三日月のような形は聖マルティンの馬の蹄鉄を
イメージしたものだそうです。
そして、この菓子パンのもっとも大きな特徴は
サクサクした生地に包まれた甘いペースト。
主な材料は、白いけしの実のペースト、マジパン、
アーモンド、クルミ、オレンジピールやビスケットなど
美味しいもの尽くしです。
このパンは11月にしか作られないものなので、
ポーランドでもとても珍しいです。
特別な日を特別なお菓子でお祝いすることは、
受け継がれてきた伝統や誇りが感じられて
とても趣深いですね。
「聖マルティンのロガル」美味しそうです♪
白い芥子の実のペースト、どんな味がするのか
想像力がかき立てられます。
美味しいもの尽くしのリッチ感と11月限定というところにも
惹かれますね♪
missa 様
コメントどうもありがとうございます。
実はこの「聖マルティンのロガル」はポーランドの
ポズナニで1860年から作られているという長い歴史を持っています。
中身の白い芥子の実ペーストは具沢山で甘くて
本当に美味しいです。作るには手間と時間がかかり、
材料の割合などは秘密だそうです!
Kasiaより