入谷(いりや)の朝顔まつり by 鳴川睦

恐れ入谷の鬼子母神、という口上で有名な入谷。私にとっては首都高速上野線の終点で、通ることはあっても生活圏としては馴染みのない場所です。七夕を挟む3日間、朝顔市が4年ぶりに再開するというので、初めて出掛けてみました。

言問通りを通行止めにしてのお祭り会場には、色とりどりの朝顔が並べられ、飲食の屋台もひしめきあう中、海外からの観光客も多くなかなかの賑わいでした。

鬼子母神が祀られている真源寺の、朝顔まつり限定の美しい御朱印も目当てだったのですが、授与枚数が終了のため入手できませんでした。残念。代わりに真源寺で売られていた「入谷の朝顔」手ぬぐいを購入。

そして入谷から浅草・合羽橋へ移動し、下町の夏「どじょう」を堪能しました。東京下町は外国人には大人気なのに、さすがにどじょうは余り知られていないようで、(というより、東京下町の人以外、どじょうを好む人は日本にも余り居ないのかもしれません)外国人観光客ゼロゾーンでした。〆はうな重で満腹です。

今年の夏のイベントをひとつクリアしました。

皿うどん by 鳴川睦

新着のザクワディの数々は、久々にハイグレードな柄が揃ったこともあり、お陰様でご好評いただいています。そんな中で初登場したスクエアで深めのオーブン皿(Z174)について、今回改めてご紹介です。

長崎県出身の私は、これを見た時に「皿うどんにぴったり」と思いました。市販の皿うどんの麺(2人前)が丁度入る大きさです。

写真:オーブン皿・スクエア・中(Z174-226A)

皿うどんは、パリパリ麺に炒めた具材を乗せた美味しい長崎料理です。野菜もたっぷり取れて超ヘルシーな一品。我が家ではちゃんぽんと共に日常的に登場します。

写真:オーブン皿・スクエア・中(Z174-167A)

このオーブン皿の良いところは、深さがたっぷりあって、そこがザクワディの装飾の美しさを引き立てているところだと思います。ボウル類もそうですが、内部への丁寧な絵付け作業は、ポーリッシュポタリーならではです。ちょっと反ったリムも、オーブン料理の時には扱いやすさを発揮します。

これからの季節には、野菜の揚げ浸し、鯵の南蛮漬け、たっぷりと用意するマリネ料理などにも良いですね。ひとつあるだけで食卓がパッと華やぐ器は、ポーリッシュポタリーをご存じない方への贈り物としてもイチオシです。

ザクワディのかえる by 鳴川睦

まだちょっと続きそうな梅雨の季節です。もうすぐ公開予定のザクワディの新着製品の中に、実はこの時季にしっくりくる新しい柄があります。今回はこのブログを読んでいただいている皆様に一足先にご紹介です。

ちびっこにも喜ばれそうな愉快なかえるのデザイン(1264A)。ポーリッシュポタリーの色使いとしては結構レアな緑色がチャームポイントです。水草を思わせるグリーンの濃淡も凝っていますよね。

ポーリッシュマグ・小と平皿16cmで入荷します。7月の第一週のご案内をどうぞお楽しみに!

とうもろこし by 鳴川睦

千葉のゴルフ場からの帰り道、高速道路のインターチェンジに向かう途中に何やら賑わっているお店があったので立ち寄りました。地元の農産物が並ぶ直売店で、多くの人が果物や野菜を手に取っていました。私も5本まとめてで安くなっていたとうもろこしを購入。

大きな鍋に入れて茹でながら、漂う甘い匂いに夏の到来を感じました。

茹で上がったとうもろこしは、ざっくりと大皿に盛り付けます。

写真:オーバル大皿(W328-L15)

冷めないうちにかぶりつくのが良いんですよね!

ひつまぶし by 鳴川睦

最近はひつまぶしで食べるのが大好きになってしまったうなぎ。りんごポットに装うと、なんか豪華な感じです。蓋付きだとお楽しみ感が増すのも良いですね。程よい深さもあるのでご飯の量も適量だと思います。

写真:りんごポット(K628-DU441),スクエアミニボウル(V443-U113),スクエアミニボウル(V443-C022),スクエアミニボウル(V443-A063),ティーポット・小(Z1113-273),平皿φ10cm(V372-U006),ご飯茶碗・大(V475-A001),いぬの箸置き(V465-C080),チャイニーズスプーン(V232-U198)

葱とわさびをたっぷり入れてお出汁をかけ、さっぱりといただくのが気に入っています。

タフィーボウル20×20cm(V161) by 鳴川睦

先日VENA社から、久しぶりに大きなタフィーボウル(V161)が入荷しました。小さなタフィーボウル・ミニ(V295)は手頃なこともありちょくちょく輸入していますが、大きいサイズの方は久しぶりの登場です。

タフィーボウル20×20cm(V161-B264)

この大きなタフィーボウル、スクエアなフォルムで内側と外側の丁寧な絵付け仕事が美しく、盛り付けるだけで食卓が華やぎます。底に向かって深くなっているフォルムを活かし、装う量に応じて高さを変えるだけで、簡単に盛り付けできます。

中華の大皿料理(麻婆茄子)にはこんな感じ。

タフィーボウル20×20cm(V161-A001)

こちらは麻婆豆腐。

タフィーボウル20×20cm(V161-U113)

フレンチのお惣菜、キャロットラペです。

タフィーボウル20×20cm(V161-U198)

マッシュルームとお米のサラダ

タフィーボウル20×20cm(V161-U446)

タイ料理のヤムウンセンは大好物なので山盛りです。

タフィーボウル20×20cm(V161-U006)

平凡だけど外せないポテトサラダ。

タフィーボウル20×20cm(V161-U624)

勿論グリーンサラダにも。

朝のジュース by 鳴川睦

最近の朝食はフルーツジュースがメインと言っても過言ではありません。果物を適当に切ってブレンダーで混ぜるだけなので秒で完成です。寝坊して朝食を食べる時間が無い娘も、とりあえずジュースを一杯飲んでいれば、しばらくは空腹に耐えられると言います。

写真:脚付きグラス・小(V495-U199)

この春は主にいちごを使ったジュースを沢山飲みました。今回はちょっと変化球で、ブルーベリーとバナナと牛乳をブレンドしたミックスジュースです。バナナ1本、ブルーベリーを適当に入れて、牛乳は150cc程度使います。VENA社の「脚付きグラス・小」に移すと、丁度良い分量になります。

ビビンバ by 鳴川睦

先日、韓国旅行から帰って来た友人が、近場だし美味しいものを沢山食べられ楽しいから是非今度一緒に行こう、と誘ってくれました。焼肉、チヂミ、スンドゥブチゲ、キムチ、ビビンバ、冷麺など、私の好きな料理も沢山あることだし、一度は行ってみたいと思っています。

写真:スクエアボウル(Z1443-120)

もう10年以上前にポーランドの製造元を訪問した際、韓国に出荷されるポーリッシュポタリーは、ご飯用のお茶碗サイズのボウルや、ヌードルボウルのような深くて結構容量のあるボウルが人気だという話を聞いたことを思い出しました。

写真:ヌードルボウル(Z1755-61)

上の写真の通り、好物のビビンバにもぴったりです。たっぷりのナムルと牛肉も混ぜやすい深さがあり、混ぜることでゴマ油の香りが増し一層美味しさを引き立てます。うどんや蕎麦に限らず、韓国料理にもおすすめのボウルです。

ピーコックアイ by 鳴川睦

全てのポーリッシュポタリーの製造元が共通して持っている、象徴的なパターンデザイン「ピーコックアイ」。ポーリッシュポタリー濃度が最も高い、シンボリックな筆頭柄です。ポーランド語では、PAWIE OCZKO(パウェ・オチコ)と呼ばれています。孔雀のおめめ、って感じです。孔雀の羽の模様をスタンプした、ではなく、孔雀の羽の模様のようだからと言われています。

ポーランドの製造元のひとつであるKALICH(カリヒ)の工場の煙突も、ピーコックアイの柄です。なんともお洒落な建物ですよね。

シンプルながら美しい濃紺は、こんがりしたきつね色のお料理やみずみずしい野菜の色を引き立てます。私自身は、オーバルの大きなプレート、大きなボウル、大きなポットなど、特に大きいサイズポーリッシュポタリーにピーコックアイを多く持っています。

シュッとした引き締まった印象で、カッコ良く見えるところが気に入っています。そして使う度に味わいが深まり、じんわりと愛着が湧いてくる不思議な魅力に満ちているのを感じます。

映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』by 鳴川睦

今日(2023年4月14日)、坂口健太郎主演の映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』が封切りとなりました。どうしてこの映画についてブログを書いているかというと、ケルセンが食器を提供しているからなんです。

上の写真にもよく見ると下の方にザクワディのシュガーポットやVENA(ヴェナ)社のスプーンが在ります。まだ予告編しか見ていませんが、公開中に是非劇場に足を運ぼうと思っています。切なくて美しい物語を味わうのは勿論のこと、スクリーンの中に別の楽しみが見出せると思うとなんだか嬉しいです。