もも by 鳴川睦

さくらんぼの旬が過ぎる頃、桃の季節は訪れます。あの薄っすら透明感のある優しいピンク色には、「ももいろ」という愛らしい響きがぴったりです。

写真:スクエアトレイ(W214-153)

私の母は、極力触らないこと、こそが最も果物を美味しく食べるコツだと言います。確かに、りんごや桃など皮を剥いた果物を誰かが素手でベタベタ触ったかと思うと抵抗があります。大抵のことについては大雑把な性格の私も、この事についてはちょっと神経を使っています。

写真:ハートボウルφ14cm(W807-153)

なので、りんごと同じように桃の皮も一番最後に剥くようにしています。アボカドの切り方と同じように皮のまま二つに割って、くし切りしてから果実と皮の間にナイフを入れて皮を剥ぐと、果肉に触れることをほぼ避けられます。

独特の甘い香りとジューシーさが身体に染み渡るようです。

ジャワ島のうなぎ by 鳴川睦

天然物の食べ頃は脂の乗る秋冬ですが、夏負け防止に土用の丑に食べる習わしのため、夏の季語であるうなぎ。今回食べたのはインドネシア・ジャワ島出身のうなぎでした。

写真:オーブン皿・オーバルS(W218-166),うさぎの箸置き(V467-C102),ワインカップ(V059-C022),スクエアミニボウル(V443-A063)

うなぎを成長させるためには水温を上げる必要があり、養殖には燃料費がかかります。しかし、インドネシアは元々の水温が高いため地球にもお財布にも優しいうなぎが育つんですね。早く育つうなぎは皮がちょっぴり固いらしいので、仕上げにフライパンで炙り焼いて皮目をカリッとさせたら、より香ばしくて美味しくなりました。

クレヨン by 鳴川睦

懐かしいパッケージに惹かれてしまいました。小学校の入学式で、お道具箱にピカピカのクレヨンが入っていて嬉しかったことを思い出します。

写真:デザートプレート20×20cm(V205-U446)

クレヨン風のチョコレートは、全6色です。お絵描き用のサブレに絵が描けます。冷蔵庫から出して少し室温に戻した方が綺麗に発色するそうです。子供よりも大人が喜びそうな気がします。「本物のクレヨンを誤食しないように」との逆説的な注意書きも印象的です。

フェットチーネ by 鳴川睦

パスタ料理はささっと出来るのでかなり日常的に作っています。一時期はオイルベースのパスタをよく作っていましたが、最近ではラグーやクリームのソースが主流です。ボリューミーな食べ応えのあるソースは自家製ならたっぷり使えて、サラダを添える程度で栄養バランスも良い感じです。

写真:スープ・パスタ皿(V133-U420),スープ・パスタ皿(V133-U446)

ボロネーゼは子供達も大好きで、よく作っています。赤ワインをたっぷり使い、簡単だけど煮込み時間がかかるため、休日に沢山作って冷凍保存します。今回はソースの絡みが良いきしめんタイプのフェットチーネにチーズとパセリをたっぷり加えて盛り付けました。

使ったお皿はVENAの色違いお揃い柄、U420とU446です。この2柄は、裏返した時にメーカースタンプの隣にモティーフが添えられているところも嬉しくなります。食事の時には見えませんが、洗ったり眺めたりする時にも楽しめるデザインです。

カレー&ナン by 鳴川睦

インド料理は大好物です。タンドール料理全般、カレーでは、ほうれん草とチーズ、バターチキン、レンズ豆のカレーなどが特に気に入っています。タンドールの中でぷーっとふくれてちょっと焦がし色が付いたナンも欠かせません。

写真:ミニボウル・フラット(M0330C-B1),ミニボウル・フラット(M0330C-B112),ディナープレート(M0403-U6)

いつも通うインド料理店で食べるランチセットでは、カレーが2種類付いていて、その器が丁度ミニボウル・フラットの形をしています。複数のカレーを食べるのにいい位のサイズです。

ミーゴレン by 鳴川睦

かつてよく出掛けていたインドネシアのバリ島を思い出しながら、久しぶりに作ってみたミーゴレン。最後に出かけたのはもう10年以上前だと思うと、目が遠くなります。

写真:スープ&パスタ皿(W204-153),LENKAランチョンマット

暑い国の料理は、これからの季節にもぴったりです。バリ島は、生きているうちにまた必ず行っておきたい場所のひとつ。その時にはゴルフ場巡りも計画しなきゃと妄想中です。

そうめん by 鳴川睦

だんだん暑い日が増えてきました。夏休みのランチ、暑い日の定番と言えば「素麺」ですね。家族全員、暑くても食欲全開なので、夏だからと言ってもそれほど頻繁には作りません。

写真:ボウル・大(V073-U198),そば猪口(Z1884-41)

ただ、次女は昔からそうめんが好物です。暑いからという理由ではなく、年中そうめんを湯がいてはひとりで食べています。真冬にも食べていました。幼い頃、離乳食に与えていた頃から好きだったようです。三つ子の魂百まで、ですね。

筑前煮 by 鳴川睦

福岡県の郷土料理「筑前煮」は、長崎県出身の私も小さい頃から食べつけてきた料理です。正月の煮物にも登場する身近なもので、我が家で煮物と言えば肉じゃがか筑前煮です。

写真:ボウル・大(V073-U006),スクエアディッシュ(W262-142)

鶏肉を炒めて、ごぼう、にんじん、たけのこ、蓮根、椎茸、こんにゃくなどと甘辛く煮付けると出来上がる健康的なおかず。実家では牛肉を使っており、一般的には鶏肉だと知ったのはだいぶ後になってからでした。鶏肉が苦手だった母のレシピのまま、私も牛肉で作っています。

たけのこ by 鳴川睦

掘りたてのたけのこを貰ったので、とりあえず実家に電話。実は自力でたけのこを茹でたことがありませんでした。たけのこは時間の経過とともにどんどん硬くなるから今すぐに茹でなさい。と言われ、夜な夜な米のとぎ汁を加えてぐつぐつ煮ました。

3個もあるよ!と思いましたが、実際に皮をむくと随分と可愛いサイズになるものですね。皮を剥いている端から独特の芳ばしい香りが漂い、良い感じです。最初から半分に切って茹でたので、新鮮なたけのこは案外すぐに茹で上がりました。

たけのこと言えば土佐煮や若竹煮などでしょうか。でも先ずはたけのこご飯ですよね。折角なので、菖蒲の生麩を入れてお吸い物も作りました。桜の次はたけのこで、春を満喫しています。

ご飯茶碗・小(474-U053),うさぎの箸置き(V467-C102),LENKAランチョンマット

たけのこご飯を装ったご飯茶碗は、4/26公開予定の新着のご飯茶碗です。こちらもどうぞお楽しみに!

ふ by 鳴川睦

私はお麩が大好きです。お味噌汁の具が寂しい時にお麩をポチっと入れると、たちまち存在感を増し、お汁を吸ってふわふわ浮かび、美味しいお味噌汁になります。お吸い物の彩に添える、桜や紅葉の形をした季節の生麩の綺麗なこと!もちもちした独特の味もたまりません。

そもそも面白い食感の食べ物が好きです。グミはいつもバッグの中に忍ばせてあります。最近気に入っているのはこれです。小さい頃から食べていた赤い箱に入っていたミルキーは固いイメージですが、この黄色いのは柔らかくなります。パッケージも元気で良い感じですね。

話が逸れてしまいました。先日、高速道路のサービスエリアで「たまふ」と書いてあるものを見つけました。なんだろ?と思って手に取ると、大きな麩でした。でっかいのが7個くらい入っているのですが、軽い軽い。壊れないように潰れないように大事に持って帰りました。

てっきり中は空洞だと思っていたんですが実は違いました。お出汁に浮かべて暫くするとぐんぐん汁気を吸い込んで楽しかったです。丁寧に取ったお出汁で作ったお吸い物に添えるのがぴったりだと思いました。結構お腹が膨れるのはお餅と似てます。ご飯は少なめでも大丈夫です。

写真:オーバル小皿(V113-U072),ボウルφ15cm(W304-L15),平皿φ17cm(W200-25A)