かき氷 by 鳴川睦

物心ついた頃から大好きだった、袋に入ったかき氷。故郷の長崎県では夏になると大抵どこの店でも売られていました。虫捕りの後やプール帰りの道すがら、友達と駄菓子屋に寄ってひとつ30円位だったいちご味のかき氷を食べながら歩いた夏休みを思い出します。

東京で見かけることは稀で、先日コンビニで袋入りのかき氷を発見した時は、嬉しくなって大人買いしてしまいました。

写真:カフェオレボウル(V425-T001)

子供たちはもうすぐ夏休みですね。元気いっぱい外で遊んで、沢山の思い出を作って、9月になったら伸びた身長にびっくりしてください。

氷菓 by 鳴川睦

余りに暑い時には、アイスクリームよりもかき氷やシャーベットの気分になります。冷たくて爽やかな酸味があって、熱くなった体内を内側からすーっと冷やしてくれます。

写真:デザートカップ(V528-C022)

バスキンロビンスのレインボーシャーベットは、オレンジ・ラズベリー・パイナップルのミックスシャーベットの味でした。

写真:ボウルφ10cm(K436-DU289),ボウルφ10cm(K436-DP109)

上の写真は、柚子のグラニテ。フランス料理によく出てくるグラニテは氷の粒子の大きいかき氷で、家でも簡単に作れるところが良いですね。今年の夏も危険な暑さが予想されています。くれぐれも油断せずに暑さを乗り切りましょう!

ファッロのサラダ by 鳴川睦

この頃は米ではなく、古代小麦を使ったサラダをよく作ります。イタリア語で殻付きという意味のFARRO(ファッロ)は、品種改良されていない小麦の原種だそう。

硬い麦粒を、パスタのようにたっぷりめの沸騰した湯に塩を入れ、20分弱程度湯がいてから使います。

季節の野菜を入れて混ぜ、レモンとオリーブオイル、塩こしょうで味付けをして出来上がりです。今回は、スナップえんどう、トマト、パセリ、赤玉ねぎ、黒オリーブ、ツナ缶を混ぜました。これをごはん替わりにして、後はメインの料理をひとつ作ったら夕食になります。

写真:スープ・パスタ皿(V133-U199)

葛切り by 鳴川睦

夏と言えば、すいか、かき氷、ところてん、水羊羹などが和の趣きがあって、暑い気持ちも落ち着きます。このところ訪日旅行客の増加で宿が取れなくなり、行きたくても行けない京都になってしまいました。今の季節、好物の祇園にある鍵善の葛切りが懐かしいです。

そう思いながらスーパーで見かけた白桃の葛切りを食べてみました。ひんやりしてちゅるるとした喉越しに、黒蜜とは違ったフルーティな味わいでした。変化球もたまには良いものですね。

写真:ミニボウル・フラット(V158-U006),ペーパーナプキン(PNV-U198)

点前(たてまえ) by 鳴川睦

高校の茶道部で抹茶に出会って以来、時々は甘いものに添えてお薄を点てます。お茶碗に使うのはもっぱらVENA社製のカフェオレボウルです。深さがあって茶筅が使いやすく、簡単にクリーミーな泡立ちの薄茶が出来上がります。

写真:カフェオレボウル(V425-A063)

ちなみに私は茶筅と茶匙は持っていますが、茶漉しは使っていません。抹茶をカフェオレボウルに入れた後、お湯ではなく水を少量入れて練り、しっかりダマを無くした後でお湯を入れます。洗い物が一つ減るし、手軽にまろやかな味わいが楽しめます。

じゃがいものポタージュ by 鳴川睦

長ネギが余っているときに作るのがポタージュです。麻婆茄子を作った時の使いさしが冷蔵庫に佇むのを見て、そうだじゃがいものポタージュを作ろう、と思いました。

写真:カフェオレボウル(V425-U006)

先日久しぶりの再入荷を果たしたカフェオレボウルにも似合っています。このカフェオレボウルはたっぷりサイズ(なんと600cc入ります!)なので、高さ半分程度まで注げば一人前でも十分です。そうすると内側に施された絵付けも同時に楽しめて、地味なスープも贅沢に仕上がってくれます。

パンケーキ・その2 by 鳴川睦

たまに作るパンケーキ。子供の頃いつも土曜日に食べていたせいか、休みの日の遅い朝ごはんに作ることが多いです。全ての材料をひとつのボウルに入れて混ぜるだけ、っていうのが手軽で良いですよね。

部屋の中が甘く香ばしい匂いに満ちると、あーなんだか幸せだなと気持ちも安らぎます。たっぷり添えたバターがパンケーキの熱で溶けていくのを見ながら、ちびくろサンボを思い出しました。幼い時分に読んだ物語は、この歳になっても鮮明に覚えているものですね。

写真:平皿φ19.5cm(Z814-41),ポーリッシュマグ・小(V337-U113),ペーパーナプキン(PNV-T002)

娘に今でも覚えている物語を尋ねたら「すてきな三にんぐみ」と言っていました。確かにあの話も名作だと思います。寝る前に絵を見ながら何度も読んで聞かせて良かったな、としみじみしました。

ひそかに人気上昇中の柄(VENA-U113) by 鳴川睦

先日のVENA社の入荷で、しばらく欠品していたU113の柄も再入荷しました。この柄を最初に紹介したのは2017年で、今から約7年前です。その前年にポーランドのVENA社で実物を見て日本向けに発注した経緯を思い出しました。デビュー当時の人気はそれほどでもなかったのですが、ここ最近なんだか人気上昇中です。下の写真では左側のカップ&ソーサーの柄です。

写真:カップ&ソーサー(V033-U113),カップ&ソーサー(V033-U006)

単体としての明るい色使い、従来からの人気者U006の柄とも組み合わせやすい、その辺が理由なのかは分かりませんが、あらためて注目すると確かに素敵なデザインです。

写真:平皿φ17cm(V195-U113)

いちごのタルトもとっても似合ってます。フルーツの赤色との相性も抜群です。

マスタード by 鳴川睦

我が家の薬味消費量はかなり高いと思います。他のご家庭と比較する機会は余りありませんが、食事を共にする友人からその使用料に時々驚かれるからです。

写真:平皿φ11.6cm(Z1358-DU60),そば猪口(Z1884-DU177),タフィー皿(V210-U199),うさぎの箸置き(V467-U446)

とんかつや中華焼きそばには練りからし、冷たい蕎麦や素麺にはわさび、天ぷらには大根おろし、魚のたたきには生姜、ローストビーフにはホースラディッシュ、・・・どれもたっぷりと使います。勿論、麺類などに添えるねぎ、みょうが、しそ、パクチー等もどっさり添えます。

写真:平皿φ19cm(K1102-DU441),スクエアミニボウル(V443-C022),ペーパーナプキン(PNV-U198)

そしてハムやソーセージ、パテなどシャルキュトリに、マスタードは欠かせません。これまで小さい小瓶のものを使っていましたが、すぐに使い切ってしまうため大瓶にしました。大きいので経済的、小さな器に使う分だけ取り分けて使っています。

鯉カステラ by 鳴川睦

私の出身地長崎では桃の節句のお祝い事に「桃カステラ」とは昔から知っていましたが、端午の節句に「鯉カステラ」があるのは知りませんでした。

長崎のカステラだからといって、表面が焦げ茶色で、生地はしっとりとした黄色味がかった密度の高い、あのカステラではありません。どちらかと言えば甘さ控えめの軽いスポンジ生地です。カステラ生地だけ食べるとちょっと物足りないかもしれません。

写真:オーバル大皿(Z1007-42)

桃にも鯉にも、上にかかっている色付きの砂糖(フォンダン)の量が多いため、スポンジ部分はあっさりしている方がバランスが取れるのだと思います。

GWも真っただ中、公園や川で元気にたなびく鯉のぼりを見かけます。連休をお過ごしの皆さまが元気に楽しく過ごされますように!