私はみかんの中では、極早生(ごくわせ)みかんが一番好きです。理由は最も酸味があるから。食べる前から条件反射で唾液が出ます。房の皮も薄いので、薄皮ごと抵抗なくパクパク食べられます。
夏の終わり秋の始まりのみかんのスターター『極早生』。反対に、冬の一番最後に出荷される甘いみかんは『晩生(おくて)みかん』と呼ぶんですね。初めて知りました。
私はみかんの中では、極早生(ごくわせ)みかんが一番好きです。理由は最も酸味があるから。食べる前から条件反射で唾液が出ます。房の皮も薄いので、薄皮ごと抵抗なくパクパク食べられます。
夏の終わり秋の始まりのみかんのスターター『極早生』。反対に、冬の一番最後に出荷される甘いみかんは『晩生(おくて)みかん』と呼ぶんですね。初めて知りました。
先日、ポーランド留学から帰国した学生さんと会う機会があり、お土産をいただきました。ピエルニクというポーランドのジンジャークッキーです。トルン出身のコペルニクスにちなんだKOPERNIK(コペルニク)という、ポーランドで最も有名なピエルニクメーカーのものです。
ベリーのジャムが入っていて、ホワイトチョコレートがコーティングされています。ああ、懐かしい味です。紅茶ともぴったり。久しぶりにポーランドに行きたくなりました。
ところで、日々ポーランドの製造元とメールでやりとりをするなか、このところのポーランドのインフレは狂気じみていると聞いています。モノの値段が吊り上がって生活にも大きく影響しているようです。
夏場はベランダのバジリコが良く育ちます。枯らさないようにしておけば比較的簡単に育ってくれます。好物なので収穫の喜びもひとしおです。カプレーゼやピッツア・マルゲリータ、どちらも美味しいですよね。
収穫の最盛期の大量な葉は、ジェノベーゼソースにして無駄にすることなく使いきります。夏休みが終わりこのソースを作る時、夏の終わりが始まったなぁと感じます。
私にとって、数あるベリー類の中で宝石のような輝きを放っているフランボワーズ(ラズベリー)。いつだったかは忘れましたが、初めて食べた時にはこんなに美味しいものがまだ世の中にあったのか!と衝撃を受けたことを覚えています。
20代の一人旅で初めてパリに行った時、果物屋台で両手で抱えるほど大量のフランボワーズを買い、安宿で食べ尽くしたことを思い出しました。
北半球では夏が旬。日本で出回っているものはほとんどが輸入品で、傷みやすくてデリケートな贅沢品でもあります。そのまま食べても美味しいし、生クリームやチョコレートとの相性も抜群です。
今年の夏は、例年の2倍くらい長いんじゃないかと感じます。猛暑日の日数も日々更新され続け、外に出るのもためらわれる程です。こう暑いと食べたいものを作るのもなんだか億劫になります。特に揚げ物は、キッチン温度が上昇するので出来れば避けたいところです。
そんな時に助けてくれるのが、スーパーのお惣菜の数々。鶏の唐揚げは、レンジで温めるとカリカリも蘇りました。スタミナが必要なこの季節の心強い味方です。
時々とても食べたくなるゴーヤー。あの独特の苦みがやみつきになります。以前はしっかりと綿を取り、塩茹でして苦みを抜いて調理していましたが、今は苦いほど美味しい気がするので茹でずにそのまま炒めています。
しかもビタミンCがとても豊富!150gで1日の摂取量が補えるそうです。加熱しても分解されにくいため、私にとってゴーヤーチャンプルーは日焼けによる色素沈着対策の筆頭メニューです。
今年は春に油断していたせいで、夏を迎える前に腕も脚も既にくっきりとゴルフ焼けしてしまい今更遅いのですが。
夏の暑い一日の締めくくりには、焼き鳥屋で飲むビールが最高です。煙くて香ばしい店内もイイ感じです。娘からオヤジ呼ばわりされながら、仕事帰りに友達と時々出かけます。
元々ホルモン系や鶏の皮が得意でなく、以前は食指が動かなかった焼き鳥。今では軟骨(塩)は好物です。逆に子供達は幼い頃から買ってきたものも喜んで食べます。それでもお店で炙った出来立ての味には敵わないので、娘達が成年したら焼き鳥屋に連れて行こうと今から楽しみにしています。
真夏のメニューと言えば、冷やし中華ですよね。薄焼き卵を作るのがちょっぴり手間ではあるものの、あとは野菜やハムなど好きなものを千切りにするだけ。タレ付きの袋麺を使うので、タレも作らずに済みます。
今回は用意しませんでしたが、茹で海老や茹でもやし、戻したわかめなどもよく添えます。具沢山の冷やし中華は手作りならでは!具が多すぎてもはや麺は見えません。からしを絡めると美味しいので、タレはごまだれよりも醤油系が好みです。暑いと料理がどんどん簡単になっていくような気がします。
さくらんぼの旬が過ぎる頃、桃の季節は訪れます。あの薄っすら透明感のある優しいピンク色には、「ももいろ」という愛らしい響きがぴったりです。
私の母は、極力触らないこと、こそが最も果物を美味しく食べるコツだと言います。確かに、りんごや桃など皮を剥いた果物を誰かが素手でベタベタ触ったかと思うと抵抗があります。大抵のことについては大雑把な性格の私も、この事についてはちょっと神経を使っています。
なので、りんごと同じように桃の皮も一番最後に剥くようにしています。アボカドの切り方と同じように皮のまま二つに割って、くし切りしてから果実と皮の間にナイフを入れて皮を剥ぐと、果肉に触れることをほぼ避けられます。
独特の甘い香りとジューシーさが身体に染み渡るようです。
天然物の食べ頃は脂の乗る秋冬ですが、夏負け防止に土用の丑に食べる習わしのため、夏の季語であるうなぎ。今回食べたのはインドネシア・ジャワ島出身のうなぎでした。
うなぎを成長させるためには水温を上げる必要があり、養殖には燃料費がかかります。しかし、インドネシアは元々の水温が高いため地球にもお財布にも優しいうなぎが育つんですね。早く育つうなぎは皮がちょっぴり固いらしいので、仕上げにフライパンで炙り焼いて皮目をカリッとさせたら、より香ばしくて美味しくなりました。