夏のエネルギー補給 by 鳴川睦

灼熱を帯びた見えない敵が着々と近づいてくるような猛烈に暑い日々。夏本番はまさにこれからだと思うと、気分はすでに臨戦態勢です。暑さなんかに負けてたまるか、ということで塩分補給のタブレットを携帯し、まめな水分補給とスタミナのつく食事で過ごしています。

とはいえ、帰宅したらまずはこれ。冷やしたマグにビールを注いで、とりあえず一息入れたくなります。夏の夕方、夕食の支度のためのエネルギー補給です(笑)。我が家のキッチンは狭いので特に夏場は熱がこもり、食事を作りながら既に汗だく。料理が終わる頃にはすっかりアルコールが抜けきってしまいます。

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写真:右から「ヘルパーランチョン(W168-132)」,「くまボウル(V408-U199)」,「トールマグ(V402-U006),(V402-U072)」

この日の夕食はハンバーグ。平凡ですが子供達からの支持率はトップクラスのメニューです。

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写真:手前「平皿φ24cm(Z1001-922)」,奥「平皿φ24cm(Z1001-1044)」

オクラ by 鳴川睦

言葉の響きから随分と長いこと日本語だと思いこんでいた、今が旬の野菜、オクラ。世界的にはインドが最大の生産国で、2位以下はアフリカの国々が連なっているとは驚きでした。
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写真:平皿φ24cm(Z1001-120)

先日、道の駅で美味しそうなオクラを見つけました。夏なので、先ずは日本では定番(たぶん)の食べ方で。サッと塩茹でして鮮やかで一層美しい緑色になったところを、冷蔵庫でひんやりさせるだけの簡単さですが、夏にぴったりの一品になります。
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そば猪口には約3本分のオクラが収まります。かつお節を掛けて、醤油を一振り。ねばねばした食材をよく混ぜるには、そば猪口のように手に取ることを想定した器が使い勝手が良いですね。
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写真:そば猪口(Z1884-273)

デリ風『きのこと鶏むね肉のアンチョビーソテー』by 鳴川睦

デパートの地下などで見かけたデリカテッセンの料理をじーっと見つめ、自宅に帰って自己流に再現してみる想像料理、今回はその第二弾『きのこと鶏むね肉のアンチョビーソテー』です。ちなみに第一弾はデリ風のキヌアを使ったサラダでした。

これは料理名だけで、ある程度の材料の推理が出来ました。また、きのこと鶏肉にまぶされていた細かく刻まれたニンニクと、きらりと赤く光る鷹の爪で、大体どのように味付けされているかも想像に難くありません。

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写真:上「おさかなボウル(Z1412-912)」,左から「銘々皿(Z1951-42),(Z1951-167A),(Z1951-41)」

作り方は、フライパンに熱したオリーブオイルにみじん切りしたニンニクとアンチョビー、鷹の爪を投入。そして、削ぎ切りした鶏むね肉を炒め、お好みのきのこ(マッシュルーム、舞茸、しいたけ、エリンギ、しめじ等)を入れて、塩コショウで味付ける。盛皿に移して、刻んだパセリを振りかけて出来上がりです。

実に簡単な料理ですが、とても美味しく、夏に向けて引き締めたい方にもおすすめの健康的な一品。冷やした白ワインやスパークリング、軽やかな赤ワインにもとても合います。

カリーヴルスト by くぬぎた

以前、旅行でドイツに行った際にベルリンの街ではまってしまい、滞在中ずっと食べていたのがカリーヴルスト(Curry Wurst)です。
焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をまぶしただけの非常にシンプルな料理なのですが、カレー粉のあとひく味わいがたまりません。ベルリン名物の人気B級フードです。
街中にカリーヴルストスタンドがあり、なんと博物館まであるそうです。(笑)

それからというもの、自宅でソーセージを食べる時は、決まってケチャップとカレー粉をまぶして食べるようになりました。
ケチャップとカレー粉の割合を調整してみたり、銘柄を変えながらお気に入りの味を探したりと、なかなか奥が深いです。
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写真:左「平皿φ19.5㎝(Z814-56)」,下「オリーブ皿(V172-U006)」,上「ポーリッシュマグ・大(Z911-DU60)」,右「ディナーフォーク(Z1857-166A)

先日、神戸の街を散策していると、なんとカリーヴルスト専門店を見つけてしまいました。
居ても立っても居られず、そのままお店に入ってしまいました。
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「imbiss カリーブルスト 神戸元町」 日本初のカレーソーセージ専門店だそうです。
http://currywurst.jp/

ドイツから輸入したソーセージを使っているそうで、とてもおいしかったです。
今回は白ソーセージを注文してみました。
ケルセン神戸直営店からも歩いて行ける近さなので、ご来店いただいた後に休憩がてら食べに行かれるのもおすすめです。

6月18日に大阪府北部で地震が発生いたしました。この度の地震により被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
当店におきましては、おかげさまで1つの破損も無く無事でした。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!

おひるごはん by 鳴川睦

家族が揃わない昼食は、簡単なもので済ませています。どんなものを食べているかというと、冷蔵庫のあり合わせや残り物で作るチャーハンや丼物、パンがある時にはサンドウィッチです。この日は豚肉が無かったので、お弁当で余ったウインナーソーセージを使ってチャーハンを作りました。
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写真:スープ・パスタ皿(W204-132),ボウルφ13cm(W302-25A)

チャーハンに1番しっくりくるお皿は、スープ・パスタ皿ですね。今回盛り付けたこの柄、ひまわりがデザインされたポップで元気な柄です。個人的には、見るたびになんとなく懐かしい気分になっていたのですが、そのわけが実家に帰省した時に分かりました。私が幼少の頃からあるポップアップ式のトースターの柄に似ていたのです。昭和の家電柄っつぽい、いやミッドセンチュリーを彷彿とさせるデザインが、なかなか良い味を出している気がします。

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写真:ヌードルボウル(Z1755-912),トールマグ(V402-U072),箸置き(V090-A063)

これは中華丼。他にもカツ丼、親子丼、牛丼など、たっぷり具材の丼物にはヌードルボウルがぴったりです。ひるごはんにはご飯をふんわり軽めに盛り付けるのがおすすめ。余り沢山だとお腹がいっぱいで眠くなるし、夕食作りのモチベーションに影響しますから(笑)。

ご飯代わりの豆類と雑穀のサラダ by 鳴川睦

好物の緑色の豆類が出回る季節がやってきました。そら豆、さやいんげん、絹さや、グリンピース、スナップえんどう。爽やかなグリーンが食欲をそそります。付け合わせにすることが多い野菜ですが、今回はこの豆類を主役にしてサラダにしてみました。

これらの豆類を茹で、茹でたキヌアと押し麦も加え、ラディッシュ、トマト、きゅうり、玉ねぎ、マリボーチーズを混ぜています。味付けは酢、オイル、マヨネーズ、醤油を少量で、仕上げに塩コショウです。

思いのほか量が多くなってしまったので、私の持つポーリッシュポタリーの中で最も容量の大きいVENA社のウェイビーボウルに盛り付けました。このボウルは液体だと3リットル入り、大家族分のお惣菜にも安心の大きさです。

ボリューミーなサラダなので今回はパンやご飯は添えず、スターターはこれ一品(笑)。身体とお財布に優しく満足度の高いメニューで、サラダのバリエーションとしてもおすすめです。

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写真:左「ウェイビーボウルφ26cm(V070-U006)」,右手前「タフィーボウル・ミニ(V295-U420)」,右奥「タフィーボウル・ミニ(V295-A001)」

ポーリッシュポタリーの大きな器は、絵付けされている面積が絶対的に大きくなるので、とてもゴージャスで華やかな雰囲気です。高さを付けて盛り付け、内側の絵付けごと楽しんでみてください。

Ensaimada(エンサイマーダ) by 鳴川睦

時々出かける近所(東急田園都市線・二子玉川)のMallorca(マヨルカ)。以前もこのブログで紹介したことがありますが、お惣菜、お菓子、パンなどスペイン王室御用達の美味しいものが色々と揃っています。

先日はEnsaimada(エンサイマーダ)というマヨルカ島の伝統的なお菓子を買って帰りました。ドーナツ風の揚げ菓子で、プレーンタイプをはじめ、ピスタチオやチョコレートが掛かっているものなど種類も豊富です。空気の含有量が多く軽い食感なので、あっさり食べられるところが気に入っています。
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写真:左「平皿φ17cm(W200-127)」右「平皿φ17cm(W200-25A)

箱から出して、WIZA社の17cmのプレートに取って食べました。振りかけてある粉砂糖もこぼさずいただいています(笑)。 

キャニスター by 鳴川睦

そこにあるだけで嬉しくなるというものってありますよね。それを眺めていると心のトゲトゲが無くなっていくような気がします。私にとってはザクワディ社(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC” ザクワディ・ツェラミチネ・ボレスワヴィエツ)のキャニスターもそのひとつ。

この容器はどっしりした大きさで、抜群の存在感が特長です。小物が増えがちなキッチンという場所にこの容器があると、空間全体のバランスが非常に良くなると思います。目線がまずこのキャニスターに注がれることで、ごちゃごちゃ感が緩和される、そんなイメージかもしれません(笑)。

単体で眺めると、この蓋の愛らしさが特に印象的です。丸い持ち手もとても握りやすく実用的。ザクワディらしい機能美に溢れています。
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写真:キャニスター(Z1244-42)

我が家のキッチンでは、封を切った使いさしの食材入れとして活躍中です。封を切らないものについては別の所に置いておくので、このキャニスターに入ってないものは封を切る必要があるもの、という判別の目安にもなっています。

ちなみに現在入れているものは、出汁用の昆布、葛、芽ひじき、混ぜ込みわかめ、きくらげ、いりごま、かつお節です。日本的な使い方にぴったりなところも素晴らしいです。

ザクワディの銘々皿 by 鳴川睦

製造元であるザクワディ社(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”)で数年前に作られた新しいフォルムの食器です。ケルセンでは想定される用途から「銘々皿」として紹介しています。英語での名称は”Shallow Bowl”(浅いボウル)。日本ではボウルというより皿として認識されると思われるため、あえてプレートの中に分類しました。

下の写真は、端午の節句にちなんで、ちまきのお寿司を用意してみたところです。
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写真:左「大鉢(Z1013-167A)」,手前「銘々皿(Z1951-273)」,右「銘々皿(Z1951-912)」,右奥「銘々皿(Z1951-120)

和食器でよく見かける磁器製のいわゆる「銘々皿」のような佇まいで、直径は約14cm、手にも馴染みやすいサイズ感です。取り皿的な用途でも銘々におかずを盛り付けても映える、本当に使い勝手の良い器だと思います。しかも裏側にも絵付けされているポーリッシュポタリーらしい丁寧な作りが心をくすぐられるところです(笑)。

大好きな蟹のクリームコロッケは買ってきたお惣菜。皿に移して、電子レンジで少し温めていただきました。
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写真:手前から「銘々皿(Z1951-42)」,右「銘々皿(Z1951-120)」,奥「銘々皿(Z1951-912)

磁器と比べると欠けにくく丈夫で、食洗機、電子レンジ、オーブン対応可であるため、我が家でも食卓に登場する機会の大変多い食器になりました。

揚げ出し豆腐 by 鳴川睦

居酒屋でもおなじみのこの料理。シンプルで美味しい和食のひとつですが、まじめにつくると案外手間がかかると思います。水を切って片栗粉をまぶし油で揚げた豆腐におろし大根を乗せ、出汁を取って味を付けたつゆを張る。というと簡単そうですが、面倒くさがりの私にとっては、この工程のひとつひとつが結構なハードルなので、元気がある時に気合を入れて作る料理のひとつです(笑)。

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写真:ボウルφ13cm(W302-25A),箸置き(V090-U199)

我が家の娘達も揚げ出し豆腐が大好きなので、リクエストがあると作っています。嬉しそうに食卓に着く娘達から、非常に美味しい!と絶賛されると、これからも手間がかかってもちゃんと作ってあげよう、という気にさせられます。