節分2021 by 鳴川睦

今年の節分は、2月2日なんですね。2月3日が節分だと思い込んでいた私は、今年は124年ぶりの2月2日であるとスーパーのチラシを見てまたひとつ知識を得ました。立春の前日が節分で、新春を迎えるにあたって厄除けの一式をスーパーで調達してきました。豆の音、柊(ひいらぎ)のとげ、鰯の匂いが鬼を祓うという3点セット。全く便利な世の中です。

写真:花瓶(W600-10K),ティーバッグトレイ(W909-127)

鬼滅の刃で、日本は空前の鬼退治ブームでもありますね。私の推しは水柱の冨岡義勇。アニメでかかっている冨岡義勇のテーマ曲も大好きです。話が逸れてしまいました。そんな訳で新年に続き、立春を迎えるにあたり疫病退散の願いを込めて豆をまき、年の数だけ豆を食べます。とは言え、炒った大豆はそんなに沢山は食べられないので、好きなナッツを年の分。結構な数なので全部食べたら鼻血が出そうですが(笑)。

写真:ひよこボウル(V409-A001)

節分と言えばこの頃は恵方巻も全国区になって広く売られています。2021年の恵方は南南東だそうです。福が逃げないように無言で食べるだなんて、皮肉にもこのコロナ禍にマッチしているような気がします。

写真:オリーブ皿(V172-U198),カップ(W104-L15)

右側のカップ(W104-L15)は、もうすぐ新入荷するWIZA社のカップです。準備が出来次第公開しますので、今しばらくお待ちください!

チーズオムレツ by 鳴川睦

休日のブランチによく作っているのがチーズ入りのオムレツです。オムレツに入れるチーズをナチュラルチーズにすることが肝心で、チーズの種類を変えていくことで、実にバリエーション豊かなオムレツが出来ます。

また、卵に入れるハーブを変えると、さらにバリエーションが広がります。パセリ、チャービル、チャイブ、ディル、タイム、オレガノ、セージなど、柔らかい生の葉を使います。ちょっとクセがあるかも、というハーブでも細かく刻んでほんの少し加えるだけで風味が変わり、緑も加わって色彩的にもいい感じに。

写真:オーバルディッシュ(K739-DU252),平皿φ19cm(W203-132),ミルクポット0.7L(W527-25D)

この週末に作ったオムレツには、イタリアンパセリと白カビのチーズを使いました。モッツアレラやカッテージなどのフレッシュタイプのチーズを使う以外には卵液に塩は入れず、チーズの持つ塩気だけで十分。青かびやシェーブルを使っても美味しいです。

写真:オーバルプレート(Z1006-DU148),平皿φ19cm(W203-25A),スープカップ&ソーサー(V426-U072)

卵は3個使い、フライパンに一度に卵液を流し込み、かき混ぜながら好みの焼き加減一歩前位で中央にスライスしたチーズを置いて、2つ折り(半月型)にしたら出来上がり。お好みでケチャップを付け、あとはスープやサラダがあってパンかクロワッサンを添えれば元気なブランチの完成です。

七草がゆ by 鳴川睦

今日は人日(じんじつ)の節句ということで、朝は七草がゆを食べました。季節柄スーパーや八百屋にも「春の七草」がパックで売られている便利な世の中です。

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。まだちゃんと唱えられます(笑)。「なずな」がぺんぺん草だったと知った時はちょっとびっくりしたものですが、葉の部分だったんですね。

お米を研いでたっぷりの水を注ぎ、先に刻んだ大根とかぶを入れて米がお粥になるまで煮込み、最後に七草を入れて軽く塩味を付けたら出来上がり。無病息災を願いつついただきました。本当に今年も元気に乗り切りたい!実はこんなに真剣に健康を祈ったのは未だかつて無かったと思います。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U446),チャイニーズスプーン(V232-U198),いぬの箸置き(V466-C080)

グリンピース by 鳴川睦

写真:オーブン皿・オーバルS(W218-L15)

大好物のグリンピースがとても美味しい季節になりました。さやで売っているものを買ってきて、ひとつひとつ剥く作業も好きです。さやからこそぎ取る作業はある種のクセになる何かがあると思います。バニラビーンズやハブ茶とかも楽しいですね。いつも出掛けるスーパーにさや売りのグリンピースがあったので早速買ってきました。

写真:オーブン皿・オーバルS(W218-L15),ボウル・中(W125-L15)

グリンピースご飯は、通常のご飯を炊く分量で水を入れ、だし昆布を3センチ角程度(無ければ顆粒の昆布だしを少々)、日本酒を少量、塩をほんの少し入れて炊いています。そうするとグリンピースの緑色が鮮やかで、ご飯もつやつやと仕上がります。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U006),オーバル小皿(V113-U420),おさかなボウル(V487-B256),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

雑穀ごはん by 鳴川睦

この頃のご飯は雑穀ごはんです。とても健康的な響きですが特に健康を気遣っている訳ではなくて、単にもち麦が気に入ってしまったからなのです。たまたまコンビニで買ったおにぎりがもち麦入りで、ぷちっとした食感がクセになってしまいました。

家でも炊いてみようと思い、買ってきたのは「もち麦入り十六穀ごはん」。もち麦の他に赤米や黒米も入っているため、炊きあがりが薄っすらと紫色になり、なんだか有難い気持ちになります。おかずが無くても大丈夫、って感じで野菜のお味噌汁と一緒にシンプルな朝ごはんです。

写真:ご飯茶碗・大(V475-U006),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

おにぎりにするのも良いですね。ちょっと柔らかめに炊いてもっちり感を増幅させれば冷めても美味しいです。

写真:オーバルディッシュ(K739-DU441),銘々皿(Z1951-120),ボウル・中(W125-L15),うさぎの箸置き(V467-U446)

いちごジャム by 鳴川睦

この頃では年明けには出回るようになったいちご。3月に入ると価格的にもだんだんと手頃になって嬉しくなります。様々な品種がある中で、私は甘みだけでなく果物としての適度な酸味が感じられるいちごが大好きです。

週末、少し小粒で美味しそうないちごを発見したので、今年になって初めてのいちごジャムを作ってみました。ジャムは市販のものよりも手作りのものが圧倒的に美味しいと感じられる仕上がりに大満足。

砂糖控えめで作るため早いペースで食べきる必要がありますが、毎朝のヨーグルトにたっぷり使うので大丈夫です。

写真:マグカップ(V053-U446),平皿φ17cm(V195-B248),ボウル・小(W126-L15),スプーン(V064-A001)

缶入りクッキー by 鳴川睦

このところ私のお気に入りは缶入りクッキーです。缶を開けると芳ばしい小麦とバターの香りが立ち昇り、お行儀よくきっちり納まったクッキーが並んでいる姿を眺めると頬が緩みます。

写真:「コーヒーポット(Z905-912)」,「ポーリッシュマグ・大(W103-25A)」,「平皿φ17cm(V195-A001)」,「小魚トレイ(V441-U199)

ツッカベッカライ カヤヌマの「テーベッカライ」は、バニラ、チョコレート、シナモンの3種類のクッキーが美しくきっちり詰まっています。しっとりした味わいでとても美味しいのは勿論ですが、このクッキーのもうひとつの魅力は開ける前から気分が上がる見事なパッケージです。

シンプルで厚地の白い包装紙に、ドイツ生まれの書体であるフラクチャー体で書かれているグリーンの文字がシンプルながらなんともカッコ良く、艶消しの黒い缶にゴールドの紋章もすごく素敵です。

写真:「マグカップ(V053-U446)」,「ポーリッシュマグ・大(V352-A001)」,「平皿φ17cm(V195-B248)」,「平皿φ19cm(W203-25A)

先日開けてみたのは、アトリエサブレヤの「バターサブレのアソートと幸せの鳥」。色と形がどても愛らしくて嬉しくなってしまうお菓子です。食べるのが勿体ない、と思いつつ手が伸びる幸せなクッキーでした。

さっぽろ雪まつり by 鳴川睦

2月4日から2月11日まで、札幌で開催された雪まつり。今年の大通会場7丁目にはポーランド広場が設けられ、ポーランドのワルシャワにある「ワジェンキ公園の水上宮殿とショパン像」という大雪像のもと、ケルセンもその傍に期間限定ショップを開設しました。

陸上自衛隊北部方面通信群の手による縮尺1/5の精密な雪像作成の素晴らしさは圧巻!

私自身もポーランドには何度も足を運びましたが、なぜかワルシャワは未踏の地。今回の雪まつりで見ることができて良かったです、と初日の北海道放送の「今日ドキッ!」という番組の生中継でリポーターさんにお伝えしたところでした(笑)。

上の写真は、その時の生中継の様子です。ちょっとドキドキでした。

さて、3月11日(水)から3/24(火)まで恒例のケルセンショップを札幌丸井三越で展開します。普段はコーナーに少し置いている食器が期間中は種類豊富に揃う年に一度の機会です。私も11日と12日にはお店にいますので、ポーリッシュポタリーについてのご質問などございましたら、是非初日と二日目にお越しください。北海道の皆さまとお会いできることを今から楽しみにしています!

人生初の人間ドック by 鳴川睦

あけましておめでとうございます。年末年始の休暇も明けて、すっかり日常に戻った感です。そんな私が今年になって初めてチャレンジしたことがあります。それは「人間ドック」。この歳になるまで一度も受けたことが無かったのですが、周囲から年に一度は受けておくべきと強く勧められ、去年しぶしぶ予約を入れておいたのでした。

悪い病気にかかっていたらどうしよう、異常な数値を目の当たりにしてショックを受けたら嫌だな、と思ってこれまで避けてきた人間ドック。かつて採血されたときに貧血で倒れたことを思い出し、悪名高いバリウム検査のなどを想像すると、やっぱり嫌だったのですが、スピーディに終わるところを紹介するからと言われ、重い腰を上げた次第です。

エスコート係の方が次から次に検査室に連れて行ってくれて、待ち時間に用意してあったファッション誌も遂に全く読めなかったほど超効率の良い人間ドックで、2時間ちょっとで全行程を終えてしまいました。

上がってくるゲップを我慢するのが辛い、何度もダメだしを受けてやり直しをさせられた、不味くて飲むのが苦痛、とか散々聞かされていたバリウム検査。しかし、実際にやってみると全然辛くもなく、結構あっという間に終わってしまいました。最初に飲む顆粒の発泡剤は、サイダー系のパチパチキャンディみたいでしたし、それを飲み下すバリウムも全く問題無く飲み干せました。ギブスなど型取り用の液状の石膏を飲んだらこんな味なのかも、と思って味わえました。

検査が終わって1時間後のドキドキの結果発表では、どこも特に異常がなかったことを確認。ひとつだけショックだったのは、年末年始の連日の食事が祟ったおかげで体重が3キロも増えていたこと。次の人間ドックは1月はやめておこうと思います。

写真は、七草がゆ。年末年始に酷使した胃腸に優しいメニューです。使っているお茶碗は2020年1月公開予定のVENA社の「ご飯茶碗・大」。どうぞお楽しみに!

コールスローサラダ by 鳴川睦

毎日の食卓に必ず作るもののひとつが「サラダ」。朝夕大抵作っています。グリーンサラダのように、ハーブや葉野菜を千切るだけの簡単なものもありますが、ポテトサラダやレンズ豆のサラダ、キャロットラペ、シーザーサラダ、乾物を使ったサラダなどなど、結構手の込んだ料理と呼べるサラダも作ります。

キャベツは一年を通して出回っている野菜なので、必然的にサラダの材料としても大活躍します。キャベツを使うサラダとしては、コールスローサラダが最も家族ウケすることもありいつも作っていますが、先日はちょっとレシピを変えて作ってみました。

写真:左から時計回り「舟皿(V107-U006)」,「小魚トレイ(V441-A001)」,「平皿φ17cm(V195-A001)」,「スプーン(V064-A001)」,「ミニボウル・フラット(V158-A063)」,「ポーリッシュマグ・小(W101-25A)

《作り方》

1)キャベツ、きゅうり、にんじん、を細かく刻んで、さらに細かくみじん切りにした玉ねぎを少量加え、ボウルに入れて塩とレモン汁を入れて混ぜておきます。

2)しんなりしたら、マヨネーズとプレーンヨーグルトを同量、砂糖を少し入れて混ぜ、仕上げにコショウを入れて出来上がりです。

これまでは、オリーブオイルベースで仕上げていましたが、このレシピではまるでケンタッキーフライドチキンで売っているコールスローサラダのような仕上がりになります(笑)。マヨネーズとヨーグルトの量はお好みで調整できるので、それぞれのご家庭の味ができあがるサラダです。