海鮮丼 by 鳴川睦

最近悩ましいのは休日の昼ごはん。手っ取り早いパスタ、焼きそばに焼きうどん、ラーメン、チャーハン、サンドウィッチ、これからの季節は素麺なんかも作りますが、なんとなくマンネリムードも漂ってか、何を作っても子供達から「えーっ、またぁー!」とか言われています。子供って容赦ないです(笑)。

新しく入ったザクワディのヌードルボウル。このボウルで最初に食べたのは昼のラーメンでした。たまたまチャーシューを作ったところだったのでラーメンにしよう、となった次第です。作ったのは北海道のラーメン店「山頭火」のまかないラーメン。
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これをヌードルボウルに入れるとこんな感じになった訳です。
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写真:手前「ヌードルボウル(Z1755-1044)」奥「ヌードルボウル(Z1755-42)

さて、このヌードルボウル即ち「どんぶり」は、用途の幅は大変広い食器だと思います。文字通り丼物にはぴったりです。そうだ、昼ご飯に新たに丼物を作ってみるのも良さそう!と思い記念すべき第一回目、ザクワディのどんぶりで海鮮丼にトライしてみました。親子丼、牛丼、カツ丼、天丼、色々ありますが、火を使わない手っ取り早さで海鮮丼に軍配が上がりました。
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写真:ヌードルボウル(Z1755-41),箸置き(V090-U199)

丼ものとしては色鮮やかで「派手」ですね。お刺身好きの子供達には大好評だったので、他の丼ものと併せて昼ご飯のバリエーションを広げようと思っています(笑)。
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さくらんぼの季節 by 鳴川睦

今年もさくらんぼの季節がやってきました。いちごに比べるとその季節は短いですが、日本のさくらんぼの上品な色と甘さは格別なものがあります。いちごと言えばポーランドのいちごは日本のものよりも美味しい!とカーシャが自信をもって話すので、今度春にポーランドに行ったら是非食べてみようと思っています。

さて、話はさくらんぼに戻りますが、私はやっぱりそのままをいただくのが一番好きです。私が一番好きなこの果物!近所の八百屋の特売日で安くなっていたので、早速買って帰りました。じめっとした空気を吹き飛ばしてくれる甘酸っぱさは最高です。

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写真:ハートボウルφ14cm(W807-25D),左奥からトールマグ(V402-U420,V420-U006,V420-U198)

キェシロフスキ監督没後20年 特別上映 (7/9~7/22) by 鳴川睦

ポーランドの映画監督の話は、以前イエジー・スコリモフスキ監督についてこのブログでも触れたことがあります。個人的にもポーランド映画のファンで色々と観てきましたが、映画館での上映となると滅多に無いため、気に入った映画や面白そうなものはブルーレイを買って観ています。

今回は、その稀少な機会のご紹介「キェシロフスキ監督没後20年 特別上映」です。アンジェイ・ワイダ、イエジー・スコリモフスキ、ロマン・ポランスキー、今でも現役で映画を作り続けているポーランドの有名な映画監督達と同じく、ウッチ映画大学で学んだクシシュトフ・キェシロフスキ監督。54歳で突然の心臓発作で亡くなるには惜しすぎる才能だったと思わずにはいられない数々の名作です。
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今回10作品が上映され、有名なフランス時代のトリコロール三部作や「ふたりのベロニカ」に加え、ポーランド時代の映画が6作品。ル・シネマの方の話だと、”ポーランド時代”のキェシロフスキ監督の映画が日本で上映されるのは権利関係上、今後あるかどうか・・。つまりラストチャンスかもしれません。

場所は、渋谷の東急本店横「Bunkamuraル・シネマ」。実はケルセンも応援している上映なので、映画をご覧いただいた初日と2日目に、各回抽選で2名様にポーリッシュポタリーのボウルが当たる!そして、上映期間中にこの10作品の映画半券をケルセン自由が丘直営店にてご提示いただくと、店内商品が10%割引になるというハッピーなおまけも付いています!
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映画は映画館の大きなスクリーンで見るほうが、断然味わいが深まり満足度が高いものだと思うので、初めて見る方も一度見たことがある方も、この機会に是非キェシロフスキ監督の作品に触れてみてください。上のチラシは、ケルセン自由が丘直営店にも置いているので、ご興味のある方はお立ち寄りの際にご自由にお持ち帰りください。私も今から何を観に行こうかと楽しみにしています。

帆立貝のコキーユ by 鳴川睦

貝殻の形がきれいなシェルボウル。
海の幸が美しく盛り付けられるかなと思っての初登場でした。和食だと貝とネギのぬた、おつまみのお刺身なんかがいい感じです。そして洋食なら、筆頭はこの帆立貝のコキーユだと思い早速作った次第です。
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写真:左奥「スクエアプレート・大(Z1570-1152A)」手前左「シェルボウル(Z1882-42)」手前右「シェルボウル(Z1882-273)」下に敷いた皿 左「平皿φ11.6cm(Z1358-120)」右「平皿φ11.6cm(Z1358-42)

帆立貝の貝柱は、シンプルにバターで焼いただけでも十分美味しいです。いつもの私ならこれでテーブルに持っていくところですが、ここはひと手間掛けてフライパンに残った旨みを使って簡単なソースを作り、貝にかけてオーブンで焼き色を付けドレスアップ!

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小さな料理ほど、ちょっとだけ手を加えるとお洒落な雰囲気でご馳走感が漂ってきますよね!このお皿に盛り付けたところを見せたいので誰かが来たら作ろうと思っています(笑)。

ポーランド食器:シェルボウル 2個分
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《材料》

帆立貝 4個
ハードタイプのチーズ(パルミジャーノ,コンテなど) 40g+10g
玉ねぎ(小) 1/4個
マッシュルーム 4個
バター 20g
薄力粉 大匙2
牛乳  100cc
生クリーム 大匙2
塩・こしょう
パセリ

《作り方》

1)フライパンにバターを半量入れ、塩こしょうをした帆立貝を強火で両面に焼き色を付ける。焼き色が付いたら、シェルボウルに2個づつ移す。
2)帆立貝を焼いたフライパンに残りのバターを入れて、みじん切りにした玉ねぎを炒め、スライスしたマッシュルームも加え中火で炒める。
3)弱火にして、薄力粉を振りかけて混ぜ、牛乳を加え均一に混ぜる。
4)すりおろしたチーズを40gを加えて、生クリームを入れ、塩こしょうを少々。
5)これを帆立貝の上にかけて、残りのチーズを上から振りかける。
6)220度のオーブンで15分焼き、仕上げにパセリのみじん切りを散らす。
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白身魚のカルパッチョ by 鳴川睦

鮮魚好きにとって夏場はそれほどお刺身の機会が多いわけではないですが、
だんだんと暑くなってキンキンに冷えたスパークリングワインが美味しくなると
一緒に食べたくなるのがカルパッチョです。
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写真:オーバルプレート(Z1006-DU148)

おろしたニンニクを皿に擦り付けて、薄切りの魚を並べ(写真では平目を使っています)、オリーブオイルを回しかけて、レモンをぎゅっと絞り、塩コショウをしてチャイブをパラパラ。
素晴らしく簡単で美味しい!冷蔵庫のチルド室でよく冷やすとさらに美味しさが倍増します。

そして、この料理の主役はザクワディの魚柄のお皿!
最初にこの柄を見たとき、カルパッチョ用に使いたい!と思ったのがきっかけで、
取り扱いを決めました。それ以来ずっと一品ものの魚料理に愛用中です。

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カルパッチョの場合、薄切りの魚の下にうっすらと魚の柄が透けて見え、
食べていくうちにこの絵柄がはっきり見えてくるところが嬉しくなります(笑)。

飲むヨーグルト by 鳴川睦

人ぞれぞれ、ほぼ毎日欠かさず食べている食材があると思いますが、
私の場合、米、牛乳、コーヒー、それからヨーグルトです。
毎日とまではいきませんが、2日に一度はチーズをかじっていることも考えると
なんと乳製品が多いことか!自分でもびっくりしてしまいました(笑)。

朝食にヨーグルトを添える時には、砂糖の入っていないプレーンタイプのものに
いちごジャムやブルーベリーソースをかけたり、いちごやバナナなどの果物と一緒に食べています。

そんなヨーグルト好きの私に、娘が小学生時代に林間学校で訪れた群馬県・川場村から
お土産に買ってきてくれたのは「飲むヨーグルト」でした。
飲むヨーグルトは甘ったるい、というレッテルを勝手に貼っていたので
買って飲むことはまずなかったのですが、久しぶりに飲んで美味しさを再確認しました。

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写真:ワインカップ

写真の川場村の飲むヨーグルトは、本当にヨーグルトを飲んでいるような気分になる濃厚さで、
まろやかな甘さと爽やかな酸味で後味もすっきりです。
パッケージのデザインもとても素敵!

ローカルな話になってしまいますが、埼玉にあるケルセンの倉庫からの帰り道にある
関越道上りの三芳(みよし)パーキングエリアで、この川場村の飲むヨーグルトを発見して以来、
ちょくちょく立ち寄るようになりました。

おまけですが、飲むヨーグルトの他にも川場村のハムやソーセージも美味!
特にボローニャソーセージとベーコンが気に入っています。
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春キャベツのムース by 鳴川睦

柔らかな緑色が美しい春キャベツ。もうそろそろシーズンも終わる頃かと思うと、
出回っているうちに少しでも食べておかなくては・・・と意味の分からない
使命感に駆られまた買ってきてしまいました(笑)。

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写真:「ディナープレートφ26cm(V134-U006)」

シャキシャキしたみずみずしい食感と冬キャベツにはない甘みが堪能できる
「千切り」はシンプル過ぎてもはや料理とは呼べない気もしますが、
大きなボウルに据えて食卓で食べ放題の一品として春には欠かせません。
特にとんかつやエビフライなど揚げ物の時には必須ですよね!

実を言うと「千切り」は夫の担当なので、もう何年もした記憶がありません。
私が千切りすると幅が5mm位になってしまい、シャキシャキというよりバリバリで。
学生時代に喫茶店のアルバイトで鍛えた包丁さばきの見せ所よろしく、
手際よく千切りする夫の姿はなかなか格好良い気がしています。

とはいえ、いつもいつも千切りというのも芸がないので
ちょっと変わった春キャベツ料理を作ってみました。
「春キャベツのムース」です。
10年ぶり位に作ったので味の記憶はおぼろげですが、
カリカリベーコンを添えるのは必須だったことを思い出しました。

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写真:左から「カトラリースタンド(V411-U198)」「ボウルφ10cm(K436-DU168)」「ボウルφ10cm(K436-DU441)」「ボウルφ10cm(K436-DU262)」

材料も作り方もシンプルです。白ワインや泡と一緒にちびちび食べたり、パンに塗るのもおすすめ。

1)沸騰したお湯に塩を入れ、キャベツ2枚を柔らかめに茹でる。
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2)冷水にとって荒く絞る。
3)みじん切りにしてさらにぎゅーっと絞る。みかん位の大きさになります。
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4)ボウルにクリームチーズ(大匙1~2)を入れ、ゼラチン3gをお湯(大匙2)でふやかしたものを加えて混ぜ、
 キャベツを加え、塩(2つまみ位)とコショウを適量降ってよく混ぜる。
5)生クリーム100ccを7分立てに泡立てて加え、良く混ぜる。
 ここで味見をして、塩気が足りないようなら調整する。
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写真:ミルクポット0.7L(W527-25A)

6)4等分に器に盛り付け、冷蔵庫で30分程度冷やし固める。
7)カリカリベーコンを作り、挿し添えて出来上がり。

*冷やし過ぎると固くなるので、時間をおいて食べる場合は予め冷蔵庫から出しておきます。

ひよこボウル by 鳴川睦

我が家の娘たちは、二人ともティーンエイジャーとなってしまい、
ちびっこ時代は過ぎてしまいましたが、子供達にとっては今回の4種類のお子様向けの
ボウルの中では「ひよこ」が一番人気でした。
ということで娘たちの好物の杏仁豆腐をひよこボウルで作ってみると・・・

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写真:左「ひよこボウル(V409-U198)」右「ひよこボウル(V409-U006)

こんな感じになりました。ひよこボウルに直接入れて冷やし固めるだけで超簡単!
白くてプルプルなミルキー味に独特の香りのシロップを上からかけて出来上がり。
仕上げにクコの実を添えたら、ぴよぴよした声が聞こえそうだとはしゃいでいました。

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精神的にはまだちびっこのようです(笑)。

ロマネスコ by 鳴川睦

実は先日「ロマネスコ」という野菜を初めて食べました。
この野菜を食べたことが無いという話を以前社内でしたことを思い出した立花が
たまたま立ち寄った道の駅で見つけて買ってきてくれたのです。
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写真:ラウンドキャセロール・小(V152-U019)

初めてこの野菜を見たとき、タラルルス、アンキロサウルスなどの
ヨロイ系の恐竜を思い浮かべてしまいました。
真上からの眺めは、スピログラフ定規を使って描いたような幾何学的な形状。
なんとも不思議で迫力のある姿の野菜ですよね。

でもその味はどんなものなのか謎のままでした。
スーパーでは、ブロッコリーやカリフラワーの近くにあるので、
味はきっと親戚みたいなもんだろうと想像はしていたのですが、
期待を裏切らないブロッコリー味に頷いた次第です。

面白い形に相応しい食べ方を、と考え久々にケークサレを作ることにしました。
切り口が木みたいだと楽しそうだ、というだけの理由です(笑)。
ケーキの左部分がツリーのように見えるかな・・・。
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写真:平皿φ16cm(K1101-DP183)

今回焼いたケークサレは、ロマネスコの他にマッシュルームと玉ねぎとベーコンを入れてみました。
焼き時間がちょっと長すぎたようで上の部分が結構焦げてしまいましたが、味の方はまずまずでした。
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写真:右から時計回りに「ポット0.7L(K106-DU252)」「ディナーフォーク(Z1857-166A)」「平皿φ16cm(K1101-DP183)」「カップ&ソーサー(V033-U420)」「平皿φ17cm(W200-25A)」「カップ&ソーサー(V033-U198)」「パウンド型(V394-C022)」

VENAの新製品《その3・ミニりんごポット》 by 鳴川睦

VENA社の新製品第三弾は、ミニりんごポットです。
リアルなりんごの「ふじ」を思い出す大きさの可愛いサイズを初回13柄で用意しました。
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蓋を開けてみると、小さくてもちゃんと中底にモティーフが入っています。

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丸ごと1個の焼きりんごは多すぎる方は、このミニりんごポットで
りんご半分の焼きりんごを作ってみるのも良さそうです。

個人的には、上品な和食の蒸し料理にも向いている気がします。
かぶら蒸しや土瓶蒸しのような料理を作ると美味しそうなので、季節が来たら作ってみますね。

レギュラーサイズのりんごポット(VENA社製)と比べてみました。

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マトリョーシカのように入れ子になるかと思わせるサイズなので、入れてみるとボディは確かに入りました。
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が、蓋をすると浮いてしまうので、完全な入れ子状態にはならなかったです(笑)。
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いよいよ来週公開のVENA社の新製品の紹介は、ひとまずこのミニりんごポットの回でおしまいです。
準備が整いましたらメールマガジンにてご案内差し上げますので、どうぞお楽しみに!
自由が丘直営店では一足先にディスプレイが完了し、スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。

普段は大ぶりのポーリッシュポタリーに目が行く私ですが、今回の新製品の数々を見ながら、
食卓にちんまり並べられる小さくて可愛らしい食器の魅力を再発見しました。