マッシュルームとお米のサラダ by 鳴川睦

昨年のポーランドでのVENA社の方々とのディナーはとても素敵な時間でした。
書籍「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」にも
書いていますが、いただいた料理は感激の連続!
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VENA社の経営者のアレックとエヴァ(デザイナー)夫妻のご自宅は
ポーランド貴族の館を継承した造りとなっており、2年前に新築されたそう。
うーん、素敵すぎる!しかも広々。裏庭には、家庭菜園もあるんです。

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使われていた食器は勿論全てVENA社のもの。
並べて置いてあるだけでもうっとり、さすが製造元です。
ディナープレートは、ケルセンでもお馴染みの26cmのVENAの代表的アート柄(V134-A001)でした。

これらのご馳走を作ってくださったのは、エヴァさんと、
VENAの経営者のひとりスラヴェックの奥様、クリスティーナさん。(写真右)
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全部美味しかったのは言うまでもありませんが、
中でもマッシュルームとお米のサラダは何度もお代わりして
沢山食べてしまいました。それがこれです!
φ26cmの大きなウェイビーボウルに盛り付けられていることから
いかに多くの量が盛られているか分かります。

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きのこ類が大好きなことに加え、小ネギもどっさり入っていて、
まさにわたし好み。また食べたい、日本でも再現してみたい、
と思ったのでクリスティーナさんにレシピを教えてもらって
帰国後も自宅でちょくちょく作るようになりました。

【マッシュルームとお米のサラダ】

《材料》

マッシュルーム 600g
小ネギ(万能ねぎ)1束
冷やご飯    200g
サラダオイル 大さじ1
マヨネーズ   大さじ1
醤油      小さじ2
オレガノ(乾燥) 少々
コショウ    少々

1)油を入れたフライパンに、スライスしたマッシュルーム、醤油、コショウ、オレガノを加え、マッシュルームの水分が無くなるまで炒めます。
2)これをボウルに移し、冷やご飯と細かく刻んだ小ネギを入れ、マヨネーズを加えてよく混ぜれば出来上り。

《鳴川からのコメント》

上のレシピ、かなりのマッシュルームの量で、量り売り購入が多いポーランドと違って
日本でこの量を調達する場合には、8個入りの6~7パック分くらいに相当します。
時々量が揃わない時もあるので、私はクリスティーナさんから教えてもらったレシピの
2/3の量のマッシュルームを使うことも多いです。その場合、小ネギの量はそのままで、
冷やご飯を150gに減らし、調味料も若干少なくする程度でOKです。
ブラウンマッシュルームでも全く問題なく作れます。

また、このレシピを見てお気付きかと思いますが、
お醤油が使われています。ポーランドにもちょっと大きなスーパーには
お醤油が売ってあって誰でも買えるのですが
これをちょっと入れると味のアクセントになるそうです。
ポーランドのごく普通のご家庭で、お料理に醤油を使っている方がいるなんて!
私にとっては驚きでした。

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クリスティーナさん直伝のサラダ、
日本でも簡単に再現できるポーランドの家庭料理で、
健康的でたっぷり食べられます。
肉料理やフライなどの付け合せにもぴったりです。

皆さんも是非お試しください!

新着入荷速報(KALICH・カリヒ) by 鳴川睦

みなさま、お元気でしょうか?
ちょっぴり久々のブログ。と言いますのも実は先週
不覚にも娘からインフルエンザをうつされてしまって
ずっと休んでいたのです。勿論、もう大丈夫!
今がピークと言われているインフルエンザです。
皆様もどうぞお気を付けくださいね。

さて、新年の第一弾の入荷はカリヒから。

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多色使いを得意とした鮮やかな色彩感覚、
多種で緻密なスタンプワーク、凝ったフラワーデザイン、
立体感や光沢感を出すための効果的な筆使いなど、
華やかさの中にも様々なこだわりを持った独自のパターンデザイン(絵柄)を
追求している製造元KALICH(カリヒ)の製品の中から、
今回は特にカリヒらしい柄や世界的にも人気の柄を紹介しています。

書籍「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」の中で写真に写っているカリヒの新作が
いろいろと入荷していますので、どうぞゆっくりごらんになってください!

縁起の良いもの by 鳴川睦

縁起を担ぐのが好きな私達日本人。
初夢は「一富士、二鷹、三茄子」。
おせち料理は、昆布、黒豆、栗きんとん、数の子、海老・・・
松竹梅や鶴亀、鯛、お財布に小さなカエルのオブジェを入れたり、
幸せにちなんだ自然界の植物や生き物が次々に登場して
福を招いてくれるなんて面白くて楽しいです。

昨年秋にポーランドを訪れた時にWIZA社のリディア社長と
この「縁起の良いもの」についておしゃべりしました。

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私「ポーランドの縁起の良いものって?」
Lidia「それは象。」

なんて話をしていたのを思い出しました。
“ポーランド”の縁起の良い生き物が「象」だなんてちょっとびっくり。

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鼻を上に上げている、ということが肝要で
飾る時には窓辺から外を向くように置くと幸福を呼ぶそう。
幸せを外から招き入れるんでしょうね。
勿論WIZA社の象の置物も鼻は上向きです。
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後ろ姿もプリティですよ~。
次回のWIZAからの入荷にはこの象さんが入ってきます。
どうぞお楽しみに!

それにしても日本では沢山縁起の良いものがあるのに、
ポーランドって象だけ!?

私「象の他になんか縁起のいいものってポーランドには無いの?」
カーシャ「コウノトリくらいかなー。」
私「なるほど赤ちゃんを運んでくれるもんね。」
カーシャ「ポーランドではコウノトリは赤ちゃんを運んで来ないですよ。
      コウノトリが煙突に巣を作ったら、その家には幸福が訪れると言われています。」
私「ふーん。ちなみに赤ちゃんは何が運んでくる?」
カーシャ「キャベツ」

ということで、ポーランドではコウノトリも縁起が良い生き物だそうです。

初たこやき by 鳴川睦

あけましておめでとうございます。
新年いかがお過ごしでしょう。
年末年始に入るといつも曜日の感覚が鈍くなってしまう私ですが、
本日月曜日から通常通りオフィスもスタートし新年から張り切っているところです。

さて、私にとってお正月休みの最後の昨日。元日からずっと続くおせち料理やお雑煮に
ちょっと飽きてきた頃だったので、「たこやき」を作りました。

家族全員が好物のたこやきですが、買うと結構高いし
もっと沢山食べたいという欲求に家族が合意。
去年の秋口にたこ焼き専用コンロを購入しました!
それがコレ。
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一度に20個、かなりプロフェッショナルな
焼き上がりを家で簡単に再現できます。たぶん。
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たこ焼きソース、マヨネーズ、鰹節、青のりでいただく
定番の食べ方の他、出し汁に大根おろしを入れた和風味のタレも
用意します。これが結構あっさりと美味しく、
猫舌にも都合が良くてすすみます。

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写真:左/菊鉢φ12cm(Z1518)右/スクエアディッシュ(W262)

お行儀のよいお料理が続くと、何かジャンキーな食事が
恋しくなることってありますよね。
ということで、これが私の初ジャンキーメニューでした。
ケルセンのブログ、今年も楽しく読んでいただけるよう
頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」 by 鳴川睦

去年に続き、今年も本を出しました。
本日2014年12月19日発売です!

「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」(鳴川 睦)

発行:株式会社KADOKAWA
定価:1400円(税込1512円)
A5版120ページ
(ISBN978-4-04-067300-4)
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今回の本は、ポーリッシュポタリーを使って生活を楽しむ、
というコンセプトで実際の暮らしの中で私が使っている様子を季節に沿って写真と文章で紹介しています。

角川の編集部の方から、可愛い食器を思い切り楽しんでいる
ポーリッシュポタリーのある暮らしを本にしましょう!
とのお話をいただき出版が決まりました。

ポーリッシュポタリーの楽しみ方や実際に使った時の
イメージをブログや商品ページで紹介してきたものが
本になったというイメージです。
書店でお見かけの際は、どうぞご覧になってください。
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なお、今回はケルセンでもご購入いただけます。
自由が丘直営店、もしくはオンラインショップで
この本をお求めいただいた先着200名様に、
発売記念としてミニバニー(VENA社製)をひとつプレゼント!
お買い物のついでに気が向いたら是非(笑)。
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ネットショップでは販売していないミニバニーです。
立ってるうさぎは5cm、お座りしているうさぎは4cm位の背丈で、ちびちびした愛らしさ。
柄と姿(立っているうさぎ・座っているうさぎ)はお選びいただけませんので、
届いてからのお楽しみ!とさせていただきます。

書籍だけでお求めの場合、ケルセンのオンラインショップでのご購入では送料がかかってしまいます。
書籍のみの購入をご希望でしたら、ミニバニーは付いていませんがアマゾンなど送料無料のサイトでのご購入もおすすめです。

みどりちゃん by 鳴川睦

すき焼き、しゃぶしゃぶ、常夜鍋、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、キムチ鍋、・・。
これを読んでくださっている皆様も、冷え込むこの季節
いろんな鍋料理を楽しんでらっしゃることと思います。

私が共通して必ず入れるものは「きのこ」。
椎茸、えのき、舞茸、最近ではエリンギのスライスも入れています。

きのこと言えば、10月のボレスワヴィエツの出張時に
「きのこ狩り」をしている人々を大勢見かけました。
朝夕は息も白くなる冷え込みでコートを着ないと寒い位でしたが、
早朝から森は結構賑やかでした。

最初、ボレスワヴィエツ周辺の郊外の道路のあちこちで
道路脇や林の中に無人の車が見られたため、
車の乗り捨てや不法廃棄とはけしからん!と思っていたのですが、
よく見たらその周辺にカゴを持った夫婦や家族連れ。
心の中で早合点をお詫びしつつ、どんなきのこなのかな~と興味津々。
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(↑こういう郊外の道路脇やちょっと入ったところに無人の車が点々と停めてあり、日本と違って洗車されていない車ばかりだったのでつい勘違いしてしまいました。)

そして、採ってきたものがボレスワヴィエツの市場で売られているのを発見。
なんと緑色のきのこでした!
学名は分かりませんが、地元の方にはZIELONKI(ジェロンキ)
日本語の意味では「みどりちゃん」という微笑ましい名前で呼ばれていました。
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ソテーにしたり、スープやシチューに入れて食べるそうで、カーシャも食べたことが無いとのこと。
どんな味なのかなぁ・・・興味津々です。

クリスマスケーキ by 鳴川睦

週末、来年の手帳を買おうとデパートに出かけたら、
吹き抜け2階分の高さの空間にそびえ立つ巨大なクリスマスツリー。
今年ももうそんな季節だなーと思いながらキラキラしたツリーに暫し見とれてしまいました。

プレゼントやケーキ、ディナーのメニューを考えたりするのも楽しい季節になります。
デパートの地下では、クリスマスケーキ予約受付中のカタログ看板を見ましたが
どれも本当に綺麗でまたまたうっとり。

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さて、ケルセンでもそろそろクリスマスの支度を始めなくちゃ思い
今回特別にクリスマスケーキを作ってもらいました。
作ってくださったのは、お菓子教室を主宰されている冨田美智子先生です。
クリスマスのケーキと言えば「ビュッシュ・ド・ノエル」が思い浮かぶので、
WIZAのもみの木柄のトレイをイメージしてお願いしました。
グリーンベースの柄に、チョコレート色は映えますよね。

実は、オープニングの画像に使っているティーバッグトレイに乗せてある小さなスィートは
全て冨田先生の作品です。マカロン、マドレーヌ、ビスキュイ、サブレ・・・どれも大興奮の可愛らしさで、
思わずティーバッグトレイに乗せて写真を撮らせていただいたのでした。

下の写真は、チョコレートクリームを挟んだパンケーキ。
こちらはザクワディの16cmの平皿に。緻密なART104の柄だと格好いい雰囲気にまとまります。
これもとても美味しかったことは言うまでもありません!
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ビーズ by 鳴川睦

ケルセンで今回初めて入荷させたポーリッシュポタリーのビーズ。
ザクワディ製の13柄です。ちょっと珍しいアクセサリーが出来るかな~
と思っています。ケルセンの自由が丘直営店のスタッフが早速
オリジナルのネックレスを作ってみたというので借りてきました。
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ザクワディのビーズ4個とコットンパールの組み合わせが、
大人っぽくてお洒落な雰囲気です。
これからの季節だと淡い色のニットにもぴったり!

90cm位の長さなので、一重にしたり二重にしたりして
雰囲気を違えて楽しめるネックレスでした。
カーシャ、モデルになってくれてありがとう。
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私も自分のバッグ用にチャームを作ってみました。
皮紐に通しただけですが、ほっこり可愛い出来上りです。

ビーズの商品一覧はこちらからご覧いただけます。

茶わん蒸し by 鳴川睦

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ぷるんとした口当たりで子供の頃からの大好物「茶わん蒸し」。
優しい出し汁の香りが食欲をそそります。
普段は椎茸、海老、鶏肉、三つ葉などを入れるますが、
この季節は銀杏を加えると秋から冬の香りが一層増幅されますね。

今回ザクワディのそば猪口が入荷しましたが、
この形は茶わん蒸しにもぴったり。

本当は蒸し器で作るものだと思いますが、
棚の奥から蒸し器を出すのが面倒な時が多く、
この頃は専ら鍋に直接水を張って直接そば猪口を並べて作ります。
それでもちゃんとふんわりした茶わん蒸しが出来るので大丈夫です。
しかも、個数によって鍋の大きさを変えるだけで済みますし(笑)。

茶わん蒸しの作り方は、皆さんもうご存知だと思いますが、
ザクワディのそば猪口5個分の分量の目安としてレシピも掲載しました。
ちなみに下の写真は、22cmの鍋。ちょうど5個のそば猪口が入ります。
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そば猪口はこちらからご覧いただけます。

トマトのファルシー by 鳴川睦

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トマト、挽肉、チーズという組み合わせは、
我が家の子供たちにはいわゆる「鉄板」ネタ。
この確実にウケる素材を使ってトマトのファルシーを作りました。

トマトの他にも、ピーマンや大きい椎茸、茄子など
空洞の作れる野菜に挽肉やピラフを詰めてオーブン焼きにする、
という料理は時々作っていたのですが、
マフィン型に入れて焼くと加熱中の型崩れや転倒を
心配しなくて済むところが気に入っています。

オーブン皿が綺麗なので「ご馳走感」もアップ!
今度来客があったら作ってみようと思います。

「ポーリッシュでクッキング」のコーナーにもレシピを掲載しておきました。
お菓子作り以外にも是非お試しください!
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