ポーランドカフェ by Kasia

東京でポーランドスイーツが食べられるカフェがオープンしました!以前、六本木で開催されていたポーランド祭にもよく出店していた「ポンチキヤ」さんが、東京の調布市にお店を開店しました!

東京近郊に住んでいるポーランド人には、既に話題となっており、毎日1、2組のポーランド人が来店するそうです。早速私も行ってみました。

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店内の様子です。アンティークミシンやトランクを利用した可愛らしいテーブルなど、なんだかノスタルジックな感じで、とても雰囲気のあるお店です。
BGMもショパンや懐かしいポーランドの歌が流れていました。

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写真:平皿φ19.5cm(Z814-1044)
お店の名前にもなっている看板メニューのポーランドドーナツの”ポンチキ(pączki)”を店内で食べて、もちろんお土産にも買いました。(笑) 味はラスベリージャム、薔薇ジャムとチョコレートの3種類から選べます。 初めての方には、ポーランドでも大定番の薔薇ジャムのポンチキを是非食べてもらいたいです。やはり焼きたてが一番おいしいですが、持ち帰りの場合は電子レンジで30秒ほど温めてもいいです。ポンチキの他にも、日本では珍しい芥子の実のロールケーキの”マコヴィエツ(makowiec)”やポーランドのチーズケーキの”セルニック(sernik)”もありました。ポーランドのスイーツが満喫ができます。

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ポンチキヤのオリジナルメニューでポンチキを使ったサンドイッチです。ドーナツ生地にツナ、野菜やソーセージを挟んで食べる意外な組み合わせです。私はポーランドのソーセージの”キェウバサ(kiełbasa)”、レタス、トマトを挟んだKLTサンドイッチを頼んでみました。とくにソーセージが香ばしくてとてもおいしかったです!

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ポーランド人の皆が大好きな水餃子の”ピエロギ (pierogi)”です。

ポンチキヤ
住所:〒182-0007 東京都調布市菊野台1-27-20
最寄駅:柴崎駅(京王電鉄京王線)
営業時間:10:00-18:00
定休日:木曜日

遠くてお店に行けない方には、ネットショップで購入もできるそうです。
http://poland.saleshop.jp/

Pączki ポンチキ by Kasia

Pączkiポンチキというポーランドのお菓子をご存知の方も多いかと思いますが、実は、最初のポンチキはお菓子ではなく、中身にラードや肉を詰めた物でウォッカなどお酒のおつまみだったそうです。この事実を知った時は、ポーランド人の私もとても驚きました。

16世紀にアラブ料理の影響で、甘いポンチキが誕生し、18世紀には生地にイーストを使い始め、形も現在食べられているポンチキに近づきました。

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写真:ケーキスタンド(Z1762-479)Zakłady(ザクワディ)社

理想のポンチョック(ポンチキの単数はpączekポンチエックと言います)は丸くて、表面の中部分は少しへこんでいます。卵の黄身をたっぷり使い、揚げる時に油が中まで染み込まないように生地にスピリタスもしくはウォッカを混ぜ込みます。(ポーランド人は決してスピリタスをそのまま飲みませんが、たまに調理用に使います。)油で揚げた時に周りにできる白い輪っかが生地が十分に発酵して、ポンチエックがふわふわ柔らかくなった証拠です。

キリストの復活を祝うイースター(復活祭)の前に行われる四旬節の前にカーニバル(謝肉祭)がありますが、カーニバルの最後の木曜日はポーランドではTłusty Czwartek(トゥスティ・チファルテック)日本語に訳すと「脂の木曜日」と言い、その日は、ポンチョックを少なくとも1個は食べないと不幸になるという迷信があります。そのためパン屋やお菓子屋さんのお店の前には、長蛇の列ができるほどポーランド人皆がポンチキを大量に買って食べています。1日で1億個近くのポンチキが売れるそうです。ちなみにポーランドの人口は3,800万人です。今年の脂の木曜日は2月8日先週の木曜日でした。私も久しぶりに手作りのポンチキに挑戦してみました。その結果はこちらです。

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写真:ケーキスタンド(Z1762-479)ティーポット・小(Z1113-273)ポーリッシュマグ・小(Z912-226A) Zakłady(ザクワディ)社、平皿φ17cm(V195-A001) Vena(ヴェナ)社

ドーナツの日 by 立花

テレビやラジオでよく耳にする「今日は○○の日」というフレーズ。
歴史的な出来事のあった日はもちろんですが、各地域での行事やお祭り、企業が独自に定めた記念日など、調べてみるとなかなかユニークです。
毎日何かしらの記念日やお祝い事があると思うと、なんだか楽しい気持ちになりますね。

6月の第1金曜日は、アメリカでは「ナショナル・ドーナツ・デー」といってドーナツの日なんだそうです。イースト入りの生地はふわふわで柔らかく、優しくて甘い生地の香りが大好きです。

ポーランドのドーナツと言えば、脂の木曜日でもおなじみのポンチキですよね。
この日はレモンのクリームを中に入れて、ポンチキ風のドーナツにしてみました。
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写真:平皿φ17cm(V195-A001)、ポーリッシュマグ・大(V352-U198)、オーブン皿・スクエア・大(V149-U199)

だんだんと蒸し暑くなってくる季節へ移ってきましたが、柑橘系の爽やかな香りは気分をすっきりとさせてくれます。

スクエアタイプのオーブン皿は底に網を敷くことで、ドーナツやフライなどの揚げ物にも対応できる優れものです。
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過去のブログでも紹介していますので、是非こちらも参考にしていただけたら嬉しいです。

2015年2月16日「スクエアのオーブン皿をフライ用のバットとして使ってみる by 鳴川睦
2015年1月30日「オーブン皿 by 立花

(ほぼ)Pączki by Kasia

最近、近所の「神戸屋」というパン屋で発見したオレンジクリームが入ったドーナツです。
見ためがあまりにもポーランドドーナツのPączki(ポンチキ)に似ていたので、思わずに買ってしまいました。味も想像以上に、アメリカのドーナツよりもポーランドのPączkiに近かったので食べて大満足でした。

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写真:手前 平皿φ19cm(V132-U198), 奥 平皿φ19cm(V132-U199), カップ&ソーサー(V033-U072) すべてVena(ヴェナ)社
私は気分がもうすでに春なので、さわやかな春らしいVena社の花柄の食器にドーナツを載せてティータイム(ポーランド人はコーヒーより紅茶だね)。

このドーナツは期間限定だそうなので、私みたいに”ポーランドのドーナツは懐かしい~泣 でも自分で作るは大変”という方や、単純に少しポーランドらしいドーナツはどんなものなのか興味がある方、機会があれば是非ば試してみてください。

Pączki!(ポンチキ) by Kasia

ポーランドの定番スイーツのPączki(ポンチキ)が
ついに東京にやってきました!

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東京を巡るポンチキヤのキッチンカーです。

日によって場所と時間が変わるようなので、
事前にFBでスケジュールを確認すれば確実に
ポンチキを手に入れることができます。

ポンチキヤのFacebookはこちらからです。

ちなみに、一番近い日にちですと:

5月22日(金) 【the Art of Drinking】@東京ドイツ文化センター
        こちらは17:30~23:30の予定です。

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バラのジャム、ラスベリー、チョコレート、黒ゴマ、
日替わりポンチエックまで、メニューは結構充実しています。
ポーランド人の私のお勧めはやはりバラのジャムです。

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アツアツの焼き立てのポンチキ!
その香りだけでお腹がぐうぐうなってしまいました。

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写真:平皿φ19cm(K1102-DP265) Kalich社
1個はお土産に家に持って帰るつもりだったのですが、
今回特別におまけにもう1個をいただきました!

Pączki(ポンチキ) by Kasia

10月、半年ぶりにワルシャワの実家に帰省してきました。
一週間と言う短い間でしたが、ワルシャワの懐かしい
景色と家庭料理を満喫できました。

料理と言えば、ワルシャワを訪れる方に
是非一度食べていただきたいスイーツがあります。
ポーランドで人気のポンチキ(Pączki)です。
ポンチキと言うのとは、ポーランド風のドーナツで、
ふわふわな柔らかい生地の中にジャムやカスタードが
包まれている油で揚げたイーストの菓子パンです。

そして、ポンチキなら必ずこのお店です。

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見た目は少し地味な感じがしますが、
実はワルシャワで一番美味しい焼き立てのポンチキが
食べられる「ツキェルニャ パヴオヴィッチ」
(Cukiernia Pawłowicz)というポンチキ専門店です。
旧市街から、歩いて20分ぐらい距離なので、
ワルシャワの観光がてらに行けるところです。

*お店の名前は「パヴオヴィッチ菓子店」、
パヴオヴィッチさんのお菓子屋さんという意味になります。

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写真:平皿φ16cm(Z818-166A)ザクワディ社
私は定番のバラの花のジャムのポンチェックPączek
(ポンチキの単数は「ポンチェック」と言います)にしました。
半年ぶりに味わった懐かしいポンチェックは、
普段より一層美味しく感じられました。