シフォンケーキ by 鳴川睦

一度気に入ったら集中して同じものばかり作ってしまう性質のせいか、家族から「飽きたー」と言われてしまい、その後はしばらく作らない、を繰り返しています(笑)。そんなひとつにシフォンケーキがあったのですが、先日久しぶりに食べたいとのリクエストで作ってみました。

集中して作っていた時には、かぼちゃ、紅茶、ココア、抹茶、いろんなバリエーションで作っていましたが、今回はプレーンなシフォンケーキを焼きました。シンプルな味なので、ジャムやクリームを添えて食べると特に美味しいです。

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写真:手前左から時計回り「平皿φ17cm(V195-A001)」「ポーリッシュマグ・大(Z911-1044)」「コーヒーポット・大(Z884-42)」「ボウルφ10cm(K436-DU059)」

メレンゲをしっかりと泡立て、むらなく混ぜればそれほど難しいケーキではないと思います。私にとって難しいのは焼き上がりを型から外す時。型にバターなどの油脂を塗ることができないため、長めのスパチュラや竹串を使って、外し漏らしの無いように綺麗に型から外せるかどうか、この最後の工程が最も緊張します。

山羊のチーズケーキ by 鳴川睦

チーズの中でもとりわけ好きなのが、山羊のチーズです。フレッシュなものから成熟したものまで大好物です。フランス産のピラミッド型のチーズは名前を忘れてしまいましたが、イタリアのペコリーノ・ロマーノ、スペインのマンチェゴなど美味しいチーズばかりです。

勿論お酒にもとっても合います(笑)。でも今回はお酒の友の話ではなく、山羊のチーズケーキについてです。先日久しぶりにこの山羊のチーズケーキを食べ、美味しさを再確認しました。
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写真:左から時計回り「タフィー皿(V210-U198)」,「平皿φ17cm(V195-U420),(V195-U422),(V195-U113)」,「ケーキサーバー(Z1206-479)

表面は真っ黒に焦がしてあって、中はしっとりしています。チーズケーキを囲む下の部分は薄いパイ生地で、真っ黒の部分は剥がして食べないようですが、私は食べちゃいました。真っ黒な所は勿論焦がしてあるので苦く、パイ生地は塩気のあるさっくりした食感です。

肝心の黄色味を帯びたチーズケーキの部分は、甘みが山羊のチーズの酸味と香りを引き立て、香ばしく優しい味わいです。ニューヨーク風のクリームチーズを使ったずっしりしたベイクドチーズケーキとは違って、スポンジ状なのでボリューム的にも軽やか。フランス菓子のお店や、海外の食材を取り扱うスーパーなどでも見かけますので、是非チャレンジしてみてください。

フレッシュオリーブ by 鳴川睦

日の暮れる時刻が早まるにつれ、秋の深まりを感じます。以前は、子供達が眠ったら訪れていた私の自由時間でしたが、今は夕食の後片付けが終わって、子供達が各自勉強をしに(?)部屋に戻ったら訪れます。そんな時にちびちびとスコッチを飲んだりすることは以前「ポーランドの大人かわいい器で幸せ暮らし」にも書いてみました。

スコッチと一緒にナッツやチーズを少し用意するのは以前と変わらないのですが、最近気に入っているのがフレッシュオリーブです。グリーンがみずみずしくて、カリッとした歯ごたえがあり、ウイスキーにも良く合います。この日は、常備していたピスタチオ、たまたまコンビニで見つけた焼き栗も添えてみました。秋の夜長の家飲みにぴったりです。

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写真:上から時計回りに「ミニボウル(V157-U006),ミニボウル(V157-C022),ミニボウル(V157-U199)

サンドウィッチ by 鳴川睦

先日のブログで告白してしまいましたが、デパートのデリカテッセンを色々と自宅で再現していて、サンドウィッチもそのラインナップのひとつです。特に、いわゆる断面萌えするボリューミーなサンドウィッチは、野菜も沢山入っていて、写真のように半分でもたっぷりな満足感です。

オレンジ色はキャロットラペ、その上にはスライスしたローストビーフ、紫色は紫きゃべつのコールスロー、赤はトマト、そしてゆで卵やヤングコーン、さらにグリーンリーフ、ハムとチーズなどを断面を意識しながら盛りまくるだけ。紙で包んで半分に切ると、それらしく見えますよね(笑)。
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写真:左から、平皿φ19cm(V132-A063),平皿φ19.5cm(Z814-273)

今回は週末のランチに作りました。これに温かいシチューやチャウダーなどを添えると、軽めの夕食にも立派なブランチにもなって、なかなかに良い栄養バランスの食事になると思います。

デリ風サラダ by 鳴川睦

デパートの地下でやたらと美味しそうに見えるデリカテッセンのサラダたち。じーっと見つめて、それを家で自己流に再現するのも私の密かな楽しみです。こんな味付けではなかろうかと想像しならがら料理をするのも面白くて、幾つか作るようになりました。

その一つがキヌアを使ったサラダ。キヌアは粟(あわ)や黍(きび)のような雑穀のひとつで、これをお米同様に炊いて、サラダに混ぜて作ります。今回は100g強のキヌアを炊いて、細かく刻んだきゅうり、赤パプリカ、トマト、セロリ、カッテージチーズ、ヤングコーン、ディルを混ぜ込んで、レモン、オリーブオイル、マヨネーズ、塩コショウで味付けしてみました。

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写真:中央「おさかなディッシュ(Z1412-912)」,取り皿手前「スクエアディッシュ・小(V389-U006)」,奥「スクエアディッシュ・小(V389-U422)」

大皿に盛り付けると、さらにデり感がアップ!使ったのはザクワディのおさかなディッシュ。大きめのボウルとしても重宝するサイズで、テーブル映えするので以前から愛用している手放せない器のひとつです。

アヒージョ by 鳴川睦

スペインのバルにいる気分になれる料理「アヒージョ」。ワインに合うし、簡単に作れて、パンも美味しく食べられるところが嬉しい一皿です。気が向いた時に冷蔵庫にある材料でサッと用意できるので家飲みにはぴったり!

うちはオール電化なので直火がありませんが、その代わりにオーブンを利用することが多く、アヒージョもオーブンで作ります。バルで見かけるカスエラ(陶器の鍋)が無くても大丈夫。ポーリッシュポタリーのオーブン皿は素敵な柄も楽しめるうえ、冷めにくいのでしばらくの間は温かく食べられます。秋の夜長に飲みながらいただく野菜やきのこやシーフードのアヒージョ、是非試してみてください。

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写真:ラウンドキャセロール・小(Z1454-41)

具にする材料は、キノコ類、ブロッコリー、いんげん、アボカド、ミニトマト、オリーブ、貝類、たこ、いか、えび、そら豆、玉ねぎ、にんじん、など何でも大丈夫だと思います。これらから2~3種類を選んで、塩、若しくはアンチョビ小さじ1程度で味を付け、にんにく1/2、鷹の爪1本を入れてオリーブオイルを浸る程度に入れ、220℃のオーブンで15分程度加熱し、仕上げにパセリを散らして完成です。

食べる時にはパンを添えるのをお忘れなく!天然酵母のバゲットやカンパーニュタイプのパンがおすすめです。

キャセロール&スナック菓子 by 鳴川睦

猛暑を超える激暑になるとの予報を大きく裏切るヘンテコな天気が続いた8月もとうとう終わってしまい、残暑というよりも秋を感じるこの頃。

子供達も2学期を迎え我が家もすっかり日常を取り戻し、学校から帰宅しての第一声「なんかない?」が始まりました。「のど渇いた」「おやつ」の言葉に、なるべく健康的なものをと果物や手作りケーキなど用意したいと心掛けてはいるんですが、さすがに毎日は無理ですよね。

スナック菓子も「たまーに」だと新鮮で、子供達は結構喜びます。はじめてカップラーメンを食べさせた時の喜びようとちょっと似てます(笑)。袋菓子をそのまま出すのが嫌なので、いつも用意するのは大きめのキャセロール。だらだらと食べる感じがしないところがポイントです!

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写真:ダニッシュキャセロールφ20cm(V319-B217)

キッシュロレーヌ by 鳴川睦

新しくやってきたWIZA社のスフレディッシュを使って、キッシュロレーヌを作りました。焼きたてでなくても美味しく食べられ、前菜やおつまみとして少しずつ切り分けても様になり、休みの日などに作り置きしておける、というところが素晴らしい一皿です。
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写真:スフレディッシュφ18cm(W254-L15)

このパイは何?と訊いてくるくる娘達も、キッシュロレーヌと伝えると、何やらお洒落な響きを持つフランス語にちょっと有り難さを感じるようです(笑)。今の季節なら軽く冷やして食べても美味しいですね。今回は人気のキングバードという柄のφ18cmのスフレディッシュで作りましたが、勿論φ22cmの大きさのスフレディッシュでも作れます。いずれも深さがあるので、オーブンで加熱中に吹き上がることもなく安心できるところが気に入っています。さっくりした練りパイ生地で作るので簡単です。是非お試しください。W254-L15image2.jpg
写真:平皿φ24cm(Z1001-41)

ピクルス by 鳴川睦

前回、作り置きの野菜料理を色々な小鉢に装っていましたが、もうひとつ最近私がよく作って食べているのがピクルス。蒸し暑い時に冷やした酸っぱいものは、だるい身体をシャッキっとさせてくれます。パテに添えて食べたり、刻んでタルタルソースに入れたり、スライスしてハンバーガーに挟む時にも欠かせませんよね。

瓶詰を買ってきてそのまま食べることが多かったのですが、きゅうりだけでなく色々なカラフルな野菜も食べたくなったので手作りに挑戦してみたところ、簡単なのになかなかの美味しさだと分かり、作るようになりました。酸味や甘みもカスタマイズできるところも自家製ならではです。
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写真:ハートボウルφ14cm(W807-25D)

VENA社を経営するアレック&エヴァご夫妻とのディナーでいただいたピクルスは、自宅の畑で採れたきゅうりを使った完全な自家製だったことを思い出します。下の写真のチーズとベーコンのタルトの手前に置いてあるのが、そのピクルスです。
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明石焼き by くぬぎた

皆さん明石焼きはご存知ですか。関西以外では、名前だけは知ってるけど実際に食べた事が無い人も多くいるのではないでしょうか。
タコ焼きをだし汁に入れて食べるだけと思っている人もいるかも知れませんが、まったく別の料理なんですよ。

その名前にもある明石の街は神戸のすぐ隣にあります。という事で、本場の明石焼きを食べに行ってきました。ぷりぷりのタコ、フワフワの卵、あっさり出汁の優しい味で、とても美味しかったです。ちなみに、明石の人達は「明石焼き」とは呼ばず「卵焼き」と呼ぶそうです。じゃあ、いわゆる「卵焼き」の事はなんて呼ぶんでしょうね(笑)。

また食べたくなってしまったので、自宅にあるタコ焼きプレートで明石焼きに挑戦してみることにしました。

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写真:手前から「スクエアディッシュ(W262-11),持ち手付き小鉢(Z720-166A),持ち手付き小鉢(Z720-41),持ち手付き小鉢(Z720-111),ティーポット(Z864-41)」

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普段は薬味を入れるだけの役割が多い「持ち手付き小鉢」ですが、明石焼きにはピッタリでした。出汁が少なくなったらティーポットで継ぎ足してみました。