ピクルスのスープ by Kasia

最近は日中も随分冷え込み、
これから本格的に冬が始まる気がしますね。

寒い時には、体の芯から温まる
暖かいスープが特に美味しく感じます。
今回、少し酸味のあるピクルスのスープを作ってみました。

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写真: ボウルφ17cm(W305-132)Wiza(ヴィザ)社

このスープの主な材料は、
ポーランドでとてもポピュラーな塩漬キュウリのピクルスです。
日本では酢漬のピクルスしか売られていないようなので、
実家から送ってもらいました。

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写真:ポーランドの手作りの塩漬キュウリのピクルス。 とても酸っぱくて美味しいです!

スープにディルをかけて、
体を温めて心まで癒してくれる懐かしい味でした。

ポーランドの地図 by Kasia

今年11月、ポーランドは独立25周年を迎えました。
その記念として、ポーランドの総理大臣の依頼により、
ポーランドの文化や歴史について説明されている特別な地図が作られ、
国内外に住んでいるポーランド人に無料で配布されました。

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裏はポーランドの近代史、表は地理と各地方の名所、名物
や有名人などのイラスト付きの短い解説が載せてあります。

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ポーランドの名所と言えば、陶器で有名なボレスワヴィエツ
(Bolesławiec)の町も欠かせませんね。
地図の左下、紺色の「ピーコックアイ」のティーポット
がその位置を示しています。

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地図に描かれた少しおちゃめなイラストを見るといつも
とても楽しい気分になります。部屋の壁に飾っておいて、
懐かしい母国の光景を毎日楽しんでいます。

ザクワディ社の新着のフラワーボウル by Kasia

このワッフルコーンのような形を見た瞬間に
美味しそうなパフェを想像してしまって、
同じブルーのトーンの花柄のスクエア皿
と一緒にゲットしました!
夏の時はきっとアイスクリームとかき氷を
盛り付けて使うと思いますが、今は毎朝
ヨーグルトとフルーツを入れて食べています。

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写真:フラワーボウル(Z1867-225), スクエアプレート・小(Z1610-120) Zaklady(ザクワディ社)

デザートボウルとして使ってみると、
ただのヨーグルトでもカフェのデザートっぽく
見えるところが気に入っています。

聖マルティンの日 by Kasia

11月11日ポーランドでは聖マルティンの日を祝います。
その日、特にポーランドの南部では「U」の文字の形の
「聖マルティンのロガル」という菓子パンを食ベる習わしがあります。
(ロガル=ポーランドの三日月の形のパン)

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写真:平皿φ16cm Z818-166Aザクワディ社

見た目は少しフランスのクロワッサンに似ていますね。
実はこの三日月のような形は聖マルティンの馬の蹄鉄を
イメージしたものだそうです。

そして、この菓子パンのもっとも大きな特徴は
サクサクした生地に包まれた甘いペースト。
主な材料は、白いけしの実のペースト、マジパン、
アーモンド、クルミ、オレンジピールやビスケットなど
美味しいもの尽くしです。

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このパンは11月にしか作られないものなので、
ポーランドでもとても珍しいです。

おやつのトレイ by Kasia

日本に戻って発見しました。
恐ろしいことに大事に栽培したスプラウトは枯れてしまい、
私のはりねずみは剥げてしまいました。
まだ棚に冬眠させるわけにはいけませんので、
はりねずみに新しい役割を与えました。
今、果物やクッキーなどのおやつを背負っており、
トレイとして活躍しています。

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写真:はりねずみトレイ(M1206-0119R)
今回は栗を盛り付けてみました。

このニコニコ笑っているはりねずみの姿を見ると、
なんとなく心が癒され、いつも嬉しい気分になります。

Pączki(ポンチキ) by Kasia

10月、半年ぶりにワルシャワの実家に帰省してきました。
一週間と言う短い間でしたが、ワルシャワの懐かしい
景色と家庭料理を満喫できました。

料理と言えば、ワルシャワを訪れる方に
是非一度食べていただきたいスイーツがあります。
ポーランドで人気のポンチキ(Pączki)です。
ポンチキと言うのとは、ポーランド風のドーナツで、
ふわふわな柔らかい生地の中にジャムやカスタードが
包まれている油で揚げたイーストの菓子パンです。

そして、ポンチキなら必ずこのお店です。

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見た目は少し地味な感じがしますが、
実はワルシャワで一番美味しい焼き立てのポンチキが
食べられる「ツキェルニャ パヴオヴィッチ」
(Cukiernia Pawłowicz)というポンチキ専門店です。
旧市街から、歩いて20分ぐらい距離なので、
ワルシャワの観光がてらに行けるところです。

*お店の名前は「パヴオヴィッチ菓子店」、
パヴオヴィッチさんのお菓子屋さんという意味になります。

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写真:平皿φ16cm(Z818-166A)ザクワディ社
私は定番のバラの花のジャムのポンチェックPączek
(ポンチキの単数は「ポンチェック」と言います)にしました。
半年ぶりに味わった懐かしいポンチェックは、
普段より一層美味しく感じられました。

はりねずみ  by Kasia

最近、私に新しい「友達」が一人増えました。
ニコニコ笑っているはりねずみが私の部屋の窓際に住むようになったのです。

この可愛いはりねずみはミレナ(Millena)社製の、
様々なスプラウトを栽培するためのトレイです。

ポーランド語の商品名は「Jeż na rzeżuchę」
(イェジ ナ ジェジュヘ)、「胡椒草のはりねずみ」と言う意味です。
はりねずみの背中の部分に水を含ませるコットンと、
根を張らせるためのガーゼを敷いて胡椒草などスプラウトの種をまきます。

私も早速やってみました。胡椒草はだんだん伸びていくと、
はりねずみが成長している感じがします。

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種をまいた状態

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初芽

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4日間後

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そして今。結構立派な大人のはりねずみになりました!

実は、ポーランドの家庭では、こうやって胡椒草を
育てて食べることは一般的なんですよ。
少しピリ辛の胡椒草はサラダやサンドの
トッピングとしてとても美味しいのです。
最初は私も胡椒草を食べるつもりでしたが、
頑張って綺麗に成長してきたはりねずみの
姿をもう少し楽しみたいなと思い、
とりあえず今も窓辺に佇んでいます。

中秋の名月  by Kasia

9月9日(先週の火曜日)は、雨もやみ、空は晴れて、
月がとてもきれいに見えましたね!
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(家のベランダで満月の写真を撮ってみました。)

可愛い和菓子を食べながら「中秋の名月」を眺める
「月見」という日本の習慣は、私にとってはとても魅力的に感じます。

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写真:タフィーボウル・ミニ、VENA社

ポーランドでは秋に楽しいイベントやお祭りは特にありません。
1939年9月1日にドイツ軍によるポーランド侵攻と、
第二次世界大戦の始まりのイメージが強いのではないかと思います。
ポーランド人にとって秋はどちらかと言うと気分が少し落ち込み、
メランコリックになる季節です。

ところが、日本に来てから、この寂しいイメージは
だんだん変ってきました。秋には美味しいものが食べられるし、
山登りもできるし、本当はとても楽しい季節だと気がつきました。