ポーランドにも独特のスープが色々とあります。私が特に好きなスープは、キノコのスープとジュレック、そしてバルシチです。日本では手に入らない材料で作られるものが多いので、ポーランドを訪れたらスーパーマーケットにあるインスタントのスープを買って帰ったりもします。
ポーランドの人々は人工的な調味料を使ったインスタント食品を避ける傾向にあるようで、私が日本で食べるインスタントスープはいわば「邪道」だそうです(笑)。確かに、VENA社の皆さんと共に家庭料理としていただいたバルシチは、素晴らしく美味しかったですから!
その時に使われていたスープ用のカップを、今回の新着入荷でご紹介してみました。両手用の持ち手が付いた愛らしいフォルムで、下には小皿が敷かれていました。当時は、商品としては存在していなかったのですが、VENA社に頼んでセット商品にしてもらいました。
写真:中央「スープカップ&ソーサー(V426-U420),左(V426-U113),左奥(V426-U006),中央奥(V426-U422),右(V426-U198)」
下に敷いた10cmの小皿も独立して使いまわせるので気分もちょっとお得です。満水時のカップの容量は、表面張力が発揮されるまで注ぐと0.25Lまでですが、0.2Lまで入れても十分満水感があるので、0.15Lから0.18Lが実用的な容量だと思います。
また、ポーランドのバルシチは、ロシア料理のボルシチと違って澄んだスープ。小さなピエロギ(ポーランド風の餃子)を入れたりもします。赤紫の綺麗な色をして、ビーツの独特の酸味がありとても美味しいです。でも実は服についたら即座に洗わないと取れにくいので、用心しないといけません(笑)。