秋茄子 by 鳴川睦

今年は例年になく秋の訪れが早いような気配ですね。
秋と言えば色々と美味しいものが思い浮かびますが、
茄子もとても美味しくなる時期だと思います。

夏の茄子もいいですが、秋の茄子は種も少なくて口触りが良く、
ほんとに美味しいですよね。九州出身の私にとっては茄子=長茄子で
したが、関東地方にはその半分位の長さの短い茄子が存在し、
それが関東標準のようだと知った時はちょっと驚いたことを思い出しました。

我が家では普段は味噌汁、焼き茄子、麻婆茄子、生姜醤油和え、
などにしていますが、そういえば最近食べていなかった
「揚げ浸し」を思い出し、作ってみました。

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油で揚げた茄子を、だしの効いた漬け汁に浸すだけの超簡単、
そして作り立てでない方が味がしみて美味しいところも助かる料理です。

大きめのボウル(ウェイビーボウルφ24cm)に
漬け汁を用意しておいて、油を切った茄子を熱いうちに
ひたしておくと出来上り!
彩りに緑があると綺麗かなと思ったので、
オクラも一緒に揚げました。

柔らかく味がしみたところが美味しいので、少し深めの鉢
(スクエアボウル)に取り分け、漬け汁も一緒に注ぎます。

牛のクリーマー by 鳴川睦

先日入荷したWIZA社の牛のクリーマー。以前から気になっていたもののひとつではありましたが、
去年ポーランドでWIZA社を訪問した際、Lidia社長から「世界的に売れまくっているのは、むつみ、これよ!」
と勧められたことで、今回の輸入となりました(笑)。

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写真:下「カップ&ソーサー(W133-25D)」上「牛のクリーマー(W413-25A)

実用性は他のクリーマーと同じなので、問題はそのフォルムデザインでしたが、
実際に手にしてみると、確かにとても素敵です。

どこがどう素敵かと言うと、牛の体躯がかなりリアルに作られているため、いわゆる「漫画っぽい」ところが無く
とても洗練されているのです。私は個人的に漫画的な装飾という意味でのファンシーなものが暮らしの中にあると
あまり恰好がつかない気がして苦手なのですが、この牛のクリーマーにはそういう部分がありません。

牛の腹部のラインや後ろ足の部分など、牛らしさが忠実に再現されています。
尾の部分は牛が尾を振った瞬間のようにしなっていて、
それが持ち手としてボディにつながっているところも良く考えられています。
このいかにも牛らしい姿こそがこのクリーマーの最大の魅力で、
楽しいフォルムを得意とするWIZA社らしい仕上がりだと感心しました。

顔つきはどことなくとぼけていて、まつ毛があったりして笑ってしまいますが、
それはピギーと同じで絵付する職人によるユーモアの一部。
我々日本人から見るとヨーロッパ流の「可愛い」の感覚は、ファンシーさとは違った味で面白いなぁと思います。

賑やかなWIZA社の新着入荷&VENA社(追加入荷)

先日、新着のWIZA社のペットボウルをご紹介したところですが、
今回はその他にも楽しい食器が集まっています。

例えば牛のクリーマー、おさかなディッシュ、ことりの置物、
ミルクポットなどなど。ピギーも再入荷しました。
牛・豚・小鳥や魚・・・動物園のような賑わいで
楽しさ全開といった感じの新着の数々。
夏休みの楽しい食事にきっとお役に立てるに違いありません(笑)。
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写真にはありませんが、前回のVENAの追加分も色々と入っています。
撮影や検品などが終わり次第ご案内差し上げますので
どうぞお楽しみに!

ペットボウル by 鳴川睦

次回のWIZA社からの新着入荷のひとつに新商品、ペット向けのお食事ボウルがあります。サイズはちょっと大きめなので中型~大型犬にもぴったり。ヨーロッパで飼われているいる犬は、日本に比べて大型犬の占める割合の方が多いようでこのサイズがメジャーなようです。ポーリッシュポタリーらしい重みがあるどっしりとした作りなので、大型犬が顔を入れても安定性があり安心です。

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我が家は犬を飼っていないので、仲良しのご近所が飼ってらっしゃるゴールデン・レトリバーのライカにモデルを頼んで、実際に食事をしてもらいました。元気いっぱいなので「待て」をする間もソワソワ気味でしたが、「よし」がかかると猛スピードで平らげてしまいました。さぞかし美味しそうに見えたに違いありません(笑)。撮影は屋外でしたが、実際の利用は部屋の中だと思います。部屋の隅にもう一人の家族のためのポーリッシュポタリーの食器があるというのはきっとすごく可愛い風景だろうな~と思いました。

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ちなみにライカはまだ1歳の子供で、ほんとに可愛くて近所でも人気者!ついこの前まではもっとちっちゃかったのですが、この頃ほぼ成犬に近い大きさに成長しました。人なつこくて愛くるしくて、WIZAのペットボウルがとても似合う犬に成長してくれて嬉しい!と勝手に感激した撮影日でした。

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ペットボウルを含めた次回の新着入荷の商品については、先日ようやく日本に到着し目下検品作業&商品撮影など準備中です。どうぞお楽しみに!

オリーブオイル by 鳴川睦

トマトの美味しい季節になると、いつも作ってしまうカプレーゼ。トマトとモッツァレラチーズをザクザク切って、バジリコをちぎり入れ、塩・胡椒、そしてエクストラバージンオリーブオイルで仕上げる実に簡単なサラダですが、見た目にも美しいその配色がとても気に入っています。完熟の真っ赤なトマトを使い、飲んでも美味しいオリーブオイルがあれば、それだけでご馳走な気分になれるところが良いですね。

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写真:タフィー皿(V210-A063)

オリーブオイルと言えば、時々私は友達へのプレゼントにも使います。主婦をやっているとなるべく安いものを探すので、どうしても「いつもの」オリーブオイルに納まってしまい、自宅用に買うにはなかなか奮発できません(笑)。普段から頻繁に使うけれど、なかなか贅沢できないもののひとつが私にとってはオリーブオイル。

このところ日本で買える海外のオリーブオイルも本当に沢山出回っていて、生産国の違い、品種の違い、こだわりの製法など様々なタイプのものがあるようです。パッケージのデザインにもこだわったものも多いので選ぶのも楽しみのひとつ。贈り物の値段として考えるとそれほど高くはつかないと思いますが、見た目にも綺麗なデザインのものはちょっとしたプレゼントにもぴったりだなーと思っています。

ピザプレート1/4 by 鳴川睦

初登場の「ピザプレート1/4」。ポーランド語でも「1/4 Talerze do pizzy」ピザ用プレートです。文字通りに考えるとピザの取り分け用なんだと思いますので、まさに取り分けにはぴったりのサイズ。それでも、自分で試してみないと気が済まない性質なので、実際にLサイズ(35cm前後)の宅配ピザを注文し、乗せてみました。

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問題無くぴったりです。来客時に宅配ピザをオーダーしてのおもてなしもワンランクアップすること間違いありません!今回注文したのはオフィスの近所のシカゴピザ。ちなみにポーランドでのピザの人気は、まぁ日本並み位かな、とはカーシャ。アメリカに比べるとそれほど大量に消費されている訳ではなさそうです。日本と同じで、ポーランドでもドミノピザやピザハットがメジャーだそう。日本人向けのメニューに「照り焼きチキン」などがあるように、ポーランドにも「羊のチーズとクランベリー」とか「盗賊のピザ」とかポーランド独特のメニューがあるそうで興味深いですね。

私個人は、宅配ピザの消費を考えると一年に1度有るか無いか。普段からそんなに食べる訳ではないピザなのに、このプレートを輸入しようと思った理由は、ピザ以外の利用にも大活躍してくれると思ったからです。

1/4の形のピザはまるで扇のようにも見えますし、そうすると和食用のプレートとしても素敵ではないかと思いました。日常的なお惣菜や酒肴を少しずつ盛り付けても素敵です。ポーリッシュの良い所は、大切な毎日の普段の食事をグンと美味しくしてくれるところ。勿論、おもてなしの席やお正月なども楽しみになります。おまけに重ねやすいことも特長です。

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我が家はテーブルも夏仕様に切り替えてしまったので、写真の雰囲気は和食というよりオリエンタルムードが漂ってしまいました(笑)。

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新着入荷情報(ZAKLADY)

ようやくザクワディからの新着入荷。
6月中には入荷できるかなと思っていたのですが、
ちょっと遅れてしまいました。申し訳ありません。
撮影や検品など準備が出来次第の公開となりますので、
もうちょっとだけお待ちください。

今回ご紹介する数々、本当にとっても楽しい食器ばかり!
私も初めて見た時には心がときめきました。
新しく取り扱う柄もまた増えましたが、初登場のフォルムが沢山あります。
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ココットボウル、ピザプレート、ユテンシルホルダー、セパレートデッシュ、
ハートのボウル、植木鉢、菊鉢φ12cm、オーバルトレイ、
オーブン皿・オーバル・小、スクエアボウル、などなど。
どうぞお楽しみに!
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もろきゅう  by 鳴川睦

義父母の菜園で、今、採れまくっているきゅうり。これから来る暑い季節には欠かせない野菜ですね。沢山もらったので、サラダ、酢の物、浅漬けなど色んなレシピで毎日大量に消費しているところです。きゅうり本来の味と歯ごたえを手軽に楽しむなら、もろみ味噌を付けてかじる「もろきゅう」でしょうか。おやつ感覚でぽりぽり食べるのが好きです。
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写真:左「カップ(W104-132)」右「ボウル・小(W126-11)」

スティック状に切った野菜を立てておく際、WIZA社の持ち手の付いていないカップは便利です。このカップはひまわり柄ですが、私にとっては打ち上げ花火のようにも思えます。そう考えると真夏のデザインとも言えるかも。小さなボウルにはもろみ味噌を装っています。食欲の落ちた真夏の午後、これにビールで生き返っていることを思い出しました(笑)。

私のひわの木 by 鳴川睦

買ってまで食べようと思わないけど、とても身近で美味しいもの。というのはきっと誰でも幾つかはあるのかなと思います。海辺の近くに住むスタッフにとっては「あさり」、お料理上手なお母さんを持つカーシャにとっては「パスタ」や「カツレツ」だそうです。

長崎県出身の私にとっては、みかん、甘夏、自然薯、むかご、あけび、すいか、そして「ひわ」。(佐世保では「びわ」ではなく「ひわ」と呼びます。)山育ちなことがばれてしまいますが、びわはとても身近な果物で、この季節山に入って自由に食べるもの的な存在です。果物店に並ぶ高価な粒ぞろいのびわとは違い、不揃いで小粒なものが多いのですが、木からもぎ取ってすぐに食べるのも野生動物になったような趣で楽しいです。

先日、実家から沢山のびわが届きました。というのも、もともとそのびわの木は私が庭先に種を捨てたところ、発芽して木になり、今年実ったという話でした。それにしてもびわが育つのは本当に早い!桃栗三年というスピーディさです。実を採る時には、晴れ続きの日に限ります。雨の後に採ると、水っぽくて美味しくないのです。今年の長崎は大した雨がなかったらしく、甘さが凝縮されていました。
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写真:左「ボウル・中φ10.5cm(W125-25A)」右「平皿φ17cm(W200-25D)」奥「オーブン皿・オーバル・ミニ(W222-73)」

今朝は、パンと昨夜の残りのクラムチャウダー、そしてデザートに「ひわ」。傷みやすいのでちょっとした衝撃でも黒くなってしまいますが、皮を剥くときれいでした。庭に種を放り投げておいて良かったです(笑)。