イースター by Kasia

日本では桜の満開を楽しんでいる今週、ポーランドではイースターの準備が始まったそうです。

イースターは日本語で『復活祭』とも呼び、その名前通り十字架にかけられて
死んだキリストの復活を記念する、キリスト教にとって最も大事なお祭りです。

びっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、イースターはクリスマスよりも大事なのです。

イースターの楽しみと言えば、カラフルなイースターエッグを作ること、
そして、美味しいものを食べることです。

今ではポーランド人は、イースターの40日前の四旬節の期間にもいつも通りの
食生活を続けていますが、かつてこの四旬節の期間には、肉、乳製品と卵は禁じられ、
イースターの日曜日からやっとそれらを食べられるようになりました。

とはいえ、イースターの2日間は、今でも昔ながらの料理を楽しんでいます。
ホワイトソーセージ、ハム、卵、チーズケーキなどはイースターの食卓には欠かせないものです。
それにライ麦の天然酵母をもとに作る「Żurek」(ジュレック)というスープも多くの家庭に登場します。

P4011865.JPG
写真:ボウルφ13cmフラット(V071-B102) デザートプレート20×20cm(V205-U019) VENA(ヴェナ)社

天然酵母から作るのはまだまだ勇気が足りない私が、ポーランドから持ってきた
żurek(ジュレック) のもとを使って見ました。
スープの具はイースターの定番のホワイトソーセージとゆで卵。
実家でよく食べた酸っぱくてさっぱりしたżurek(ジュレック)の味を再現できて、すっかり
イースターの気分になりました。

陶器のおもちゃ by Kasia

今月、VENA(ヴェナ)社から新商品の可愛いおもちゃのティーセットが届きました。
置いておくだけで部屋が楽しくなるので、ネットショップでは
あっという間に全部売り切れてしまったほどの人気アイテムです。
(自由が丘直営店にはかろうじてまだ少しあります。)

去年、ボレスワヴィエツに行った時にとても面白い情報を手に入れました。
実はポーランドでは、このような陶器でできたおもちゃが、
かなり昔から作られていたそうです。
2007年にボレスワヴィエツで発見された16世紀の陶芸屋さんの遺跡の中に
こんな小さな馬のフィギュアがありました。

P1011283.JPG

かつて、このようなフィギュアを棒に刺して、
ボレスワヴィエツの子供たちが遊んでいたようです。

P1011282.JPG

現在、Zaklady(ザクワディ)社はそのレプリカを作っているので、
もしボレスワヴィエツにある直営店に行くことがあれば、
実際に手にとって見ることもできます!

クグロフ型をつかったデザート by 立花

お菓子作りが好きな私にとって、憧れだったクグロフ型。
焼き型としてはもちろんですが、飾っておくためのフック用の穴が
2箇所空いているのでインテリアとしてもキッチンで大活躍してくれます。

最近は御結婚の御祝などの贈り物としてご検討されているお客様から
お問い合わせをいただく機会が増えきています。

焼き型以外の用途を考えていたところ、店長から
「ゼリーやババロアが良いかもしれない」というアドバイスを
もらったので、今回はオレンジの二層ゼリーを作ってみました。
P1010767.jpg
写真:クグロフ型(W813-132),平皿φ24cm(Z1001-966),平皿φ17cm(V195-U019,U053)

実は材料を混ぜておくだけで冷やしている間に二層に分かれる
簡単なゼリーです。(レシピはこちらから)

上の透明な部分はオレンジゼリー、下の部分はずっしりとしたババロアのような
オレンジのムースで一度で2つの食感と味が楽しめます。
小さい頃によく母親にリクエストをしていた大好きなおやつの一つです。

この分量だとおそらく100ccほど余ってしまうので、小さめのマグや
ココットボウルなどに入れて一人分おまけのデザートとして分けておくと
良いかもしれません。

きれいに型から外せるか心配でしたが、あたたかいお湯で型の周りを
少し温めてから、端にナイフで切り込みを入れたところ
綺麗に外すことができました!

作るときは少し固めの仕上がりにすることがポイントです。
(今回は液体が900mlに対して20gのゼラチンを使っています)
あまり柔らかい仕上がりだとお皿に出したときに崩れてしまう可能性が
あるので、少し注意が必要かもしれません。

独特の型の模様もしっかりと出て、お皿に盛り付けても
きれいに形を保ってくれました。
お誕生日パーティーや来客の際などにテーブルで取り分けるのも
楽しいですし、何よりも大きいサイズのゼリーを目の前にすると
何だかワクワクしてしまいますね(笑)

オーブンウェアとして冬に大活躍のポーリッシュポタリーですが、
これからだんだんと暖かくなる時期にも涼しげなスイーツと一緒に
楽しむのもおすすめです。

ダニッシュキャセロールφ20cm(VENA) by 鳴川睦

あと数時間で食事なんだけど、ちょっと小腹が減った時に何か無いかな・・
という時に我が家で一番登場するのがポップコーンです。
かさがあるので食べた気になるけど、軽いので食事にもそれほど影響が無いような気がします。

映画にも欠かせませんね。先日、映画「アメリカンスナイパー」を
観た時にも夫婦2人でコーラと一番大きなバケツサイズのポップコーンを抱えていました。

自宅では、スーパーなどで売られている電子レンジで作るポップコーンを常備していて、
家族の「なんか無い?」に備えています。
アメリカ産のポップコーンミックスで一度にたっぷり出来上がるので、
これまでは大量の食材を混ぜるための大きくて深いステンレス製のボウルを使っていました。

popcorn_V319.jpg

写真は、ダニッシュキャセロールの直径20cmで、一番大きいサイズ。
オーブンウェアとして想定されており、ずしっと重みもあり、
軽々しくない雰囲気がまさに私好みのポーリッシュポタリー。
量ってみると約1.1kg。重たいなと思われる方も多いかもしれませんが、
私にはこの重みが「カッコイイ」と思えて仕方がありません。

好物のムサカをたっぷり作ろう、大きなスフレにもチャレンジ、
なんて思っていたのですが、週末の娘からの「なんか無い?」に応え
“どっさりポップコーンボウル”としてデビューしてしまいました(笑)。

Instagramはじめました! by 立花

画像をお洒落に加工できたり、世界中の人と画像の共有ができるInstagram。
ご利用になっている方も多いのではないでしょうか。
ブログ、Facebookに続いて、ケルセンでも公式アカウントを作成しました!
instagrambanner-2.jpg
今までのKERSEN Online Shopやブログで掲載している写真を公開しています。

現在公開している写真の中で、私の一番のお気に入りはこちら!
_MG_5588.jpg
写真:ピギー
一列に並んでいるブタちゃんのお尻です。何とも言えない可愛さがたまりませんね。

ポーリッシュポタリーの写真を通じて、たくさんの方との交流の場に
出来たらと思っています。
これからどんどん写真を増やしていきますので、皆さん是非フォローしてくださいね!

朝の和定食 by 鳴川睦

二人の娘を筆頭に、全員が朝ギリギリまで布団に潜っている寒がり一家。
学校も会社も無い週末ともなると、誰が朝ごはんを用意するのか、
空腹に耐えかねて起きてくる誰かを待つ・・・
朝から我慢大会です。

寒いとはいえ、これではイカン。規則正しい生活リズムと
バランスの取れた食生活こそが健康の源なのだ
というモットーを布団の中で思い出し、
このところの無精を反省しつつ起き上がった日曜の朝。
いつも自分には無茶苦茶甘い私なので、
久々に己に鞭打った気分になりました。

取りあえずご飯とみそ汁を用意し、後は何か適当に。
長崎の実家から送ってもらった鯵の開きがあったことを思い出し、
それを焼きつつ大根をすりおろして、あとは冷蔵庫にある残り物など
を使って思いついたものを出すだけなんですが。

根菜類や酢の物など、少しずつでもしっかり食べさせたい場合には、
小鉢の出番です。和食ってこういうところが素晴らしい~
と常々思うのですが、残り物をちょこちょこ小鉢を並べるだけで
なんとなく和定食風な朝食が出来上がりました。

japaneseBF_image.jpg

えーっ。どうしたの?今日は豪華だね~。
こんなご飯が食べたかった!
と大絶賛する娘達。そこまで喜ぶなんて
普段そんなに粗末な朝食だったっけ・・・。
と密かに反省しつつも、すべてを完食してくれたので
なんだか嬉しい朝になりました。

思いのほか好評だったのが、ほうれん草のおひたし。
軽く茹でておいたものが冷蔵庫にあったので、
それを切って炒りごまを付けて鉢に盛り、
最後に出汁醤油を注ぐだけの瞬間料理。

Z1518_225image.jpg
写真:菊鉢φ12cm(Z1518-225)
いつもだとこういう渋めの和え物の類に対して
子供達の食いつきは悪いのですが、
この日は残さず平らげてくれました。
きっと食器の相乗効果です(笑)。

新着入荷速報(KALICH・カリヒ) by 鳴川睦

みなさま、お元気でしょうか?
ちょっぴり久々のブログ。と言いますのも実は先週
不覚にも娘からインフルエンザをうつされてしまって
ずっと休んでいたのです。勿論、もう大丈夫!
今がピークと言われているインフルエンザです。
皆様もどうぞお気を付けくださいね。

さて、新年の第一弾の入荷はカリヒから。

kalich012015.jpg

多色使いを得意とした鮮やかな色彩感覚、
多種で緻密なスタンプワーク、凝ったフラワーデザイン、
立体感や光沢感を出すための効果的な筆使いなど、
華やかさの中にも様々なこだわりを持った独自のパターンデザイン(絵柄)を
追求している製造元KALICH(カリヒ)の製品の中から、
今回は特にカリヒらしい柄や世界的にも人気の柄を紹介しています。

書籍「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」の中で写真に写っているカリヒの新作が
いろいろと入荷していますので、どうぞゆっくりごらんになってください!

初たこやき by 鳴川睦

あけましておめでとうございます。
新年いかがお過ごしでしょう。
年末年始に入るといつも曜日の感覚が鈍くなってしまう私ですが、
本日月曜日から通常通りオフィスもスタートし新年から張り切っているところです。

さて、私にとってお正月休みの最後の昨日。元日からずっと続くおせち料理やお雑煮に
ちょっと飽きてきた頃だったので、「たこやき」を作りました。

家族全員が好物のたこやきですが、買うと結構高いし
もっと沢山食べたいという欲求に家族が合意。
去年の秋口にたこ焼き専用コンロを購入しました!
それがコレ。
takoyaki.jpg

一度に20個、かなりプロフェッショナルな
焼き上がりを家で簡単に再現できます。たぶん。
takoyaki_2.jpg

たこ焼きソース、マヨネーズ、鰹節、青のりでいただく
定番の食べ方の他、出し汁に大根おろしを入れた和風味のタレも
用意します。これが結構あっさりと美味しく、
猫舌にも都合が良くてすすみます。

takoyaki_3.jpgtakoyaki_4.jpg

写真:左/菊鉢φ12cm(Z1518)右/スクエアディッシュ(W262)

お行儀のよいお料理が続くと、何かジャンキーな食事が
恋しくなることってありますよね。
ということで、これが私の初ジャンキーメニューでした。
ケルセンのブログ、今年も楽しく読んでいただけるよう
頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

おさかな偏愛 by 鳴川睦

fish.jpg

うすうす気が付いていらっしゃる方もいるかもしれませんが、
私は魚が大好きです。食べ物としても勿論なのですが、
魚の姿が何とも愛らしいと思っています。

ですから、魚関係のテレビ番組は必ずチェックしますし、熱帯魚屋さんを覗いたり、
深海魚展に出かけたり、魚類図鑑を広げたり、時々釣りもしています。
夢は日本国内だけでなく、外国の水族館も踏破することです!

そんな訳で、ヴィザのおさかなディッシュ、そして魚が描かれているザクワディからの大きなお皿2種類。
全て私がこよなく愛する魚のポーリッシュポタリーです。
Z1432-984Ab.jpg

また、古代魚のような原始的な風貌を持つ魚、
「ガー」や「パイク」のような細長い魚は特に好きなので、
ザクワディのロングサービングプレートを見た時はちょっと興奮しました。

長くてどっしりしたフォルムはとても存在感があって格好いいことこの上ないプレートです。
買ってきた握り寿司を並べると、「並」が「特上」に変わるようで、家族にも好評でした(笑)。

先日、カーシャにポーランドのイラスト地図をもらった時に、この魚が描いてあってびっくり!
map.jpg

この魚はパイク。ポーランド語でSZCZUPAK(シチュパック)と呼ばれていて、
ポーランドではとてもポピュラーな魚でよく食べられているとのこと。
細くて長い魚なので、痩せて背の高い人のことをシチュパック、と言ったりもするそうです。

Z1006-DU148image.jpg

もうひとつのオーバルのプレートは、お刺身やカルパッチョにヘビーローテーション中です。

ところで、驚くことにポーランド国内には水族館は一つしかないそう。
バルト海に面したポモルスキェ地方にある「グディニア水族館」です。
今年のポーランド出張の際には行けませんでしたが、
近い将来必ず行ってみよう!と心に決めています。

クリスマスケーキ by 鳴川睦

週末、来年の手帳を買おうとデパートに出かけたら、
吹き抜け2階分の高さの空間にそびえ立つ巨大なクリスマスツリー。
今年ももうそんな季節だなーと思いながらキラキラしたツリーに暫し見とれてしまいました。

プレゼントやケーキ、ディナーのメニューを考えたりするのも楽しい季節になります。
デパートの地下では、クリスマスケーキ予約受付中のカタログ看板を見ましたが
どれも本当に綺麗でまたまたうっとり。

XmasCake.jpg

さて、ケルセンでもそろそろクリスマスの支度を始めなくちゃ思い
今回特別にクリスマスケーキを作ってもらいました。
作ってくださったのは、お菓子教室を主宰されている冨田美智子先生です。
クリスマスのケーキと言えば「ビュッシュ・ド・ノエル」が思い浮かぶので、
WIZAのもみの木柄のトレイをイメージしてお願いしました。
グリーンベースの柄に、チョコレート色は映えますよね。

実は、オープニングの画像に使っているティーバッグトレイに乗せてある小さなスィートは
全て冨田先生の作品です。マカロン、マドレーヌ、ビスキュイ、サブレ・・・どれも大興奮の可愛らしさで、
思わずティーバッグトレイに乗せて写真を撮らせていただいたのでした。

下の写真は、チョコレートクリームを挟んだパンケーキ。
こちらはザクワディの16cmの平皿に。緻密なART104の柄だと格好いい雰囲気にまとまります。
これもとても美味しかったことは言うまでもありません!
pancake.jpg