あけましておめでとうございます! by 鳴川睦

皆様、あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしだったでしょう。

私はと言えば、3泊4日で実家のある長崎に帰省し、
その間、生まれて初めて『同窓会』というものに参加しました。

高校卒業後10年毎に開催されているのですが、
私は初参加だったので30年ぶりに会う同級生ばかり。
男子は体型も顔も随分変わっていたので「誰だっけ?」という
挨拶から始まりましたが、女子は当時のまま綺麗だし可愛いのでびっくりでした。

毎日欠かさないお手入れの賜物は、30年を経てもそれほど変わらない
容貌だったんだと思い知った次第です。
次回開催は12年後というアナウンスが流れ、同窓会は終了。
12年後って還暦だよね、と言い合いながら二次会、そして三次会へ。

こんな感じで年末から新年にかけて賑やかに過ごしていたので、
胃もちょっと疲れてきた気がしています。
そしてそんな時には、ふろふき大根ですね。
地味でホッとする味というのは胃も落ち着かせてくれるようです。

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写真:ボウルφ13cm(W302-F6),箸置き(V090-U199),LENKAランチョンマット(黒)

さて今年もケルセンはポーリッシュポタリー各製造元の
新しいフォルムや柄をいろいろと紹介していきます。

このブログでも食器のイメージをより分かりやすく解説したり、
料理を乗せたり、たまにはポーリッシュポタリーと関係ない話などしながら、
のんびり更新していきますので、時々思い出して見に来ていただけると嬉しいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ベーグルのフレンチトースト by立花

今年は暖冬ということもあり、長い秋を楽しんでいるうちに、あっという間に12月がやってきたような気がします。

個人的な話になりますが、自宅のリビングのリフォームが未だ完了しておらず、
年越しを目前に現在も絶賛改造中です。

ピカピカになった部屋でゆったりクリスマスを向かえ、お正月ものんびりするぞ!
と意気込んでいたのですが…
工期は予定より大幅に遅れてしまい、家族総出でせっせと新品のダイニングテーブルを組み立てているうちに、我が家のクリスマスは疲労感を残して過ぎてしまいました(笑)。

疲れたときに食べたくなるものといえば、甘いものですよね。
週末の朝はいつもよりも遅めに起きて、のんびりと朝食を食べることが楽しみの一つなのですが、特にホットケーキやフレンチトーストなど、甘いものを食べるとより幸せを感じます。

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写真:平皿φ19cm(V132-A001)

この日は作り置きしておいたハート型のベーグルを使って、フレンチトーストにしてみました。
卵と牛乳にたっぷりと浸されたふわふわの生地と甘いはちみつの香りに、思わず朝から笑顔になり、疲れも一瞬で吹き飛んでしまいました。

さて、気づけば2015年も残りあと4日となりましたが、皆さんはどんな一年でしたか?
私は今年一年を振り返ってみると、初めてのポーランド出張やポーランド祭、トークイベントや福岡の展示販売会などのイベントを通じて、たくさんの方とお会いすることのできた一年でした。

これからも皆さんに楽しんでいただけるようなイベントなどが企画できたらいいなぁ、と思っていますので、2016年もKERSEN Online Shopならびにケルセン自由が丘直営店をどうぞよろしくお願いいたします!

スクエアプレートでのお正月(の予定) by 鳴川睦

先日チョコレートフォンデュを用意したときには、切った果物などを入れて
使ったVENA社の新作「スクエアプレート」。
直線的なラインが美しく、なかなかお行儀の良いフォルムをしています。

普段使いは勿論なのですが、人が集うことの多いクリスマスやお正月など
この季節の少しお洒落したいテーブルにもとても似合います。
ポーリッシュポタリーの丈夫で可愛いイメージも持っているうえに、
しっかり気取った席にしたいという気持ちにも応えてくれるところがこのプレートの大きな魅力だと思います。

実は今年の正月は父の退職祝いも兼ねて長崎の実家に帰省する予定なのですが、
年末のチケットが取れず、年明けの帰省となってしまいました。
元日の午前中だけを東京で過ごし、その日の夕方に飛行機に乗ります。

そこで、家族だけの短時間の元旦をどうしようかと思っていたのですが、
1回分の簡単な食べ切りお正月料理で済まそうと思い立ちました。
普段なら頑張って重箱におせち料理を用意するのですが(笑)。

そして考えているのが、このスクエアプレートを使った簡単なお正月のしつらえ。
4枚並べて重箱1段分ほどの少量のおせち料理をイメージしています。
ビュッフェスタイルのディナーやおせち料理の取り皿としてもカッコイイですが、
このお皿自体を重箱に見立ておせち料理を盛り付けてみるのも素敵かなぁと。

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写真:右上から時計回りに「スクエアプレート(V401-U198,V401-U019,V401-U422,V401-U072)」,左上から「トールマグ(V402-U422,V402-U006,V402-A001,V402-B104)」

写真はイメージ用に並べてみたところ。元旦には、ここに海老や黒豆、
かまぼこ、煮物、栗きんとん、数の子、紅白なます、などを少しづつ並べる予定です。

いかがでしょう。一緒に想像していただけましたか?
後はお酒やお雑煮があればきっとばっちりですね。
私事ではありますが、新年はこんな感じで乗り切ろうと計画中です(笑)。

チョコレートフォンデュ by 鳴川睦

野菜や肉にチーズがとても合うチーズフォンデュと同じく、
果物とチョコレートというのもとても美味しい組み合わせですよね!

クリスマス時季で早くも店頭でいちごを見かけるようになったので、
1パック買って来てチョコレートフォンデュで食べました。

考えてみるとチョコレートと合う果物は、意外と多い気がします。
いちご、バナナ、洋なし、りんご、パイナップル、桃、
ラズベリー、オレンジ、キウイ・・どれも美味しそうです。

本当は全て果物でやろうかと思ったのですが、
マシュマロとカステラという子供達のリクエストを入れて、この日は4種類で用意しました。

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フォンデュ用に使っているのは、書籍でもバーニャカウダのページに
載せている、VENA社の「ポットウォーマー・小(V088)」と
ミニボウル・フラット(V158)」です。

今回のチョコレートフォンデュや、バーニャカウダなど
ソースがそれほど多くない場合には、「ミニボウル・フラット(V158)」の他では
「ダニッシュキャセロールφ8.5cm(V316)」や「ココットボウル(Z1245)」なら
サイズ的バランス的にも安心して使うことができます。

好きな果物なんかを適当な大きさに切って並べ、
あとはチョコレートをボウルに割りいれ、ろうそくに火をつけるだけ。
作り方はきわめて簡単ですが、デザートとしては見かけもちょっと
豪華に見えるところがポーリッシュポタリー効果だと思います(笑)。

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チョコレートは5分もしないうちに溶け出すので、スプーンでゆっくりなめらかにします。
そのうちチョコレートが固くなるので、そのときには生クリームを入れて混ぜます。
チョコレートやクリームを適宜加えながら、わいわい楽しめるので
集まりのある時季、是非お試しください!

クリスマスのカップケーキ by立花

今日の東京は最高気温が22℃と、この時期としては珍しい暖かさとなっていますが、
12月に入り連日続く朝晩の冷え込みに冬の訪れを感じています。

クリスマスが近づくこの時期はツリーやリースなどの飾りに加え、夜は華やかな
イルミネーションが綺麗なので、街中を歩くだけでも楽しくなります。

そんな中、KERSEN Online ShopのPCサイトもちょっぴりクリスマス仕様になっています。
ツリーに見立てたカップケーキは、ケーキからデコレーションまで手作りしてみました!
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写真:ツリープレート(Z1759-41)

バタークリームの緑色は食紅の緑と抹茶を使っています。
色を付けるときに、食紅だけを使うよりも抹茶も一緒に加えたほうが深い緑になることを発見!
時間を置くことでさらに色が馴染んで、より一層クリスマスツリーらしい雰囲気になりました。

実は緑色のツリーの他にも、雪を被ったツリーも作ってみました。
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写真:平皿φ19cm(V132-U070)

こちらはケーキの上にイチゴを乗せ、そこへバタークリームをデコレーションしています。
切り込みが多めに入っている小さな口金を使って少しずつ絞り出すのですが、これがとても地味な作業でした(笑)

写真で使っているU070という柄のプレートは、昨年のクリスマスの時期にも登場しています。
(ブログはこちらから)

赤と緑の配色がなんともクリスマスらしい雰囲気で、この季節にぴったりでおすすめです。
U070柄の商品一覧はこちらからご覧いただくことができます。

LENKAのランチョンマット by 鳴川睦

ポーランド生まれの可愛いランチョンマットをご用意しました!
ケルセンがポーランドの麻製品の製造会社に特注して作ってもらった、生粋のポーリッシュリネンです。

原料のフラックスの栽培から製品化まで、一貫してポーランド国内で行われており、
これらの製品のシリーズに「LENKA(レンカ)」という名前をつけました。
マグダレナやレナの愛称形LENKA(レンカ)に由来し、ポーランド語で麻のことをLEN(レン)と言うことから、
ポーランド生まれの可愛い女の子の名前をリネン製品の呼び名にしました。

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写真:ランチョンマット(使用イメージ)

リネンを使っている方はご存知と思いますが、麻製品は洗うと縮み、
同時にようやく本来の風合いを楽しめるようになります。
お届け時はピンとしていますが、何度か洗うと天然素材だからこそ見られる
独特のくしゃっとした麻ならではの皺の感触が確かめられます。

また、ランチョンマットなので、少し厚地です。
四隅の縫い目は二重(ダブルシーム)仕様となっており、丈夫さに加え、
ダブルのステッチがちょっとしたアクセントになっています。
洗濯機でガンガン洗って、毎日使うのにぴったりのランチョマットです。

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写真:ランチョンマット(洗濯後)

漂白や脱色をしていない麻本来のナチュラルな色をベースに、
両端に5本のストライプが入ったデザインで、
ストライプの色は赤・青・ピンク・黄・黒・緑の全6色。
家族ひとりひとりのお気に入りの色で使ったり、
その日の気分で変えてみるのも楽しいですね。

そして、このランチョンマットは、ポーリッシュポタリーとの相性も抜群です。
どちらも天然素材で、とても丈夫なので、普段使いにぴったり!
毎日のテーブルで是非一緒に使っていただければと思います。

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写真:ランチョンマット(お届け時)

おかゆ by 鳴川睦

元気なだけが取り柄の私ですが、先日20年ぶりくらいに頭痛に見舞われ、
珍しく2日間ほとんど布団の中で過ごしました(笑)。
普段あれこれ口うるさい私に反抗的な娘たちも、
すすんで家のことをしてくれたり、時々「大丈夫?」とか声を掛けてくれたり、
いつもより私に気を使ってくれている気がしてちょっと嬉しかったです。

食欲が無くなったのも実に久々(多分10年ぶり位)だったのですが、
少し経ってようやく食べたくなったのが「お粥と梅干」。

梅干のさわやかでまろやかな塩味と清々しいシソの香り豊かな果肉がおかゆと混ざって、
エネルギーと塩分が欠乏した体を内側から元気付けてくれました。
空っぽの身体にじんわりとしみこんでくる優しい味ですよね。

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写真:左「ボウル・中(W125-29)」,右奥「ミニボウル(V157-B203)」,右手前「チャイニーズスプーン(V232-U198)」

お粥で元気を取り戻したので、布団の中からあれこれリクエスト。
果物や好物のパン、生クリームどっさりのケーキ、・・とか
あれこれ指令を出していたら「お母さん、復活してる」と感づかれ、
この短い布団生活はあっけなく終わってしまいました。

風邪をひいたり、体調を崩してダウンしたり、何かと集まりの多くなる
これからの季節は胃腸も肝臓も疲れが出る時季でもあります。
私にとってそんな時に欲しくなる食べ物第一位が「おかゆ」です。

それから、おかゆと言えば「れんげ」の出番ですね。
VENA社製のれんげ(チャイニーズスプーン)は、お粥のひと口にもぴったりのサイズだと思いました。

胡桃のケーキ by立花

この季節になるとナッツを使ったお菓子をよく見かけます。
パッケージに可愛らしいリスなどの動物がプリントされていると、
その可愛さにつられて買ってしまうことがしばしばあります。

ナッツが入ったガナッシュやクッキーも好物なのですが、輸入雑貨店や
コンビニなどで売っているキャラメル掛けのナッツが最近のお気に入りです。

キッチンのストック棚を探していると封を開けていない胡桃の袋があったので、
砂糖を絡めて自分で作ることにしました。
火が強かったのか、ところどころ焦げてちょっぴり苦味が…。
そこで、そのまま食べるのではなくパウンドケーキに混ぜ込んで焼くことにしました。

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写真:平皿φ17cm(V195-U019)、ポーリッシュマグ・小(V337-U072)、平皿φ10cm(V372-U006)

写真でケーキを載せているのは平皿φ17cmです。
製造元によって多少大きさは前後しますが、おおよそ16cmから17cmのものは
同じカテゴリで検索していただけます。(こちらから)

ケーキやお菓子を盛り付けるのはもちろんですが、取り皿にも
ぴったりの大きさです。
それぞれを違った絵柄や製造元で集めても、あまり違和感なく使って
いただくことができます。
お気に入りの食器を少しずつ増やしていったり、色々な組合せで楽しめるところも、
ポーリッシュポタリーの魅力の一つですね。

福岡へ行ってきました! by立花

11月20日(金)~23日(月・祝)まで開催されていたFruitfruit(フリュイフリュイ)さんの
展示販売会の応援に、福岡へ行ってきました!
実は福岡には親戚が住んでいるので、九州の中でも特に身近に感じる県の一つです。

関東は昨日から一気に冷え込みが厳しくなりましたが、お邪魔した当日はぽかぽかとした
日差しが暖かくて気持ちよかったです。

会場にはクリスマスにぴったりなツリープレートや可愛らしいハートプレート、
りんごポットなどがたくさん。
各製造元の色々なかたちの食器が集まっていて、とても賑やかでした!
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もちろん定番のポーリッシュマグや、お得なワケあり品のコーナーも大充実していましたよ!
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ケルセンのサイトをご覧いただいているお客さまとの交流や、福岡のポーリッシュファンの
皆さまと直接お話することができて、私自身もとても楽しい時間を過ごすことができました。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

これからも、ポーリッシュをより身近に感じていただけるような展示会やイベントなどを
関東以外でも開催できたら嬉しいなと思っています。

りんごのケーキ by 鳴川睦

先日、子供達からのリクエストで温かいりんごのケーキを作りました。
書籍「ポーランドの大人かわいい器で幸せ暮らし」の58,59,60頁と全く同じです(笑)。

そういえば書籍の撮影は、去年の丁度今頃だったことを思い出しました。
編集部の方から「ポーリッシュポタリーを使って、何かお茶菓子を・・」
というリクエストをもらったので、この時季いつも作るりんごのケーキを
22cmのスフレディッシュで焼いていきました。

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写真:左「スフレディッシュφ22cm(W253-73)」中上「平皿17cm(V195-U199)」右上「平皿17cm(V195-A001)」

撮影時には冷めていたので本の写真ではちょっとしぼんでいますが、
焼きたては上の写真のようにふっくらしています。
火の通った紅玉は酸味のバランスが良く、りんごの持っている
程よい歯ごたえを残しているところが本当に美味しいです。

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ポーランドでもりんごのケーキはとてもポピュラーで、これまで私が行った
カフェやレストランのデザートメニューにはりんごを使ったケーキやパイが必ずありました。
ただ、ポーランドのカフェで食べたりんごのケーキは、私が作るレシピの3倍以上は甘かったです(笑)。

VENA社のエヴァさんとアレックさんのご自宅でいただいた
ディナーのシメもりんごのケーキだったなぁ。

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下の写真は去年のこの時期、ボレスワヴィエツの市場の様子です。
キロ単位の量り売りで、木箱に沢山のりんごが盛られ売られています。
小ぶりで紅玉ほどのサイズが一般的のようで、りんごポットにちょうど収まる大きさ。「なるほど」です。

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りんごのケーキを食べながら、ポーランドやりんごのことに思いを馳せた次第です。