スクエアのオーブン皿に合うフライ用の網(ザクワディ編)by 鳴川睦

先日、VENA社製とWIZA社製の「オーブン皿・スクエア・大」には
フライ用の網として「21枚取用」がぴったりという話題の続編です。

ザクワディの「オーブン皿・スクエア・大(Z370)」にはどうなのか、
その時に手元に無かったので検証することができなかったのですが、
ようやく調べることができたのでご報告です。

同じく「21枚取用」を使った場合には、次のようになりました。
Z370_21.jpg

実は少し浮いてしまいます。
網を浮かせるための「足」の部分が1cm弱ほど浮き、網の本体が2cm弱程度浮きます。

そのため、WIZA社やVENA社のような安定感とぴったり感は得られないのですが、
当てはめて使うことはできる、という感じです。

では、「21枚取用」より更に小さなサイズではどうだろう、と思いその下のサイズを探してみました。
21_30.jpg
それはこれ。角バット用の網では最小の規格のようで、
135cm×177cmの「キャビネ」というサイズです。
*メーカーによっては「30枚取用」という表記もあるようです。
Z370_30.jpg

これだと浮き上がりはありませんが、四方に多少の「遊び」の部分があります。
中央に据えた場合には、四隅に各1.5cmほどの余白ができます。
皿の中央に網を置いて使えば、特に支障は無いと思われます。

ということで、ザクワディのスクエアなオーブン皿に合う網は、
使う方のお好みで決めていただくのが良いのではないか、という結論に落ち着きそうです。

同じようなタイプのスクエアなオーブン皿ではありますが、比べてみるとちょっとだけ
ザクワディの方が小さいため、このような実験結果となりました。
Z370_V149.jpg

ところで、ザクワディのスクエアなオーブン皿には
ラザニアなど重ね焼きを想定した深めのオーブン皿(Z1350)もあります。

そこで、試しに今回買ってきた一番小さい「キャビネ(30枚取用)」
を置いてみたところ、多少の遊びはありますがほぼぴったりです。
Z1350_30.jpg
縦横のサイズは、Z370のオーブン皿と大体同じですが、
深い分だけ底の面積はちょっと狭くなっているため、
「キャビネ(30枚取用)」が合います。

ごちゃごちゃして分かりにくい話になったので、
今回の実験結果を下にまとめてみました。左端のアルファベットと数字は
フォルムを示す商品番号の左部分です。

「オーブン皿・スクエア・大」
V149(VENA)——–>「21枚取用」
W225(WIZA)——–>「21枚取用」
Z370(ZAKLADY)—–>「21枚取用」OR「キャビネ(30枚取用)」

「オーブン皿・大」(深めのタイプ)
Z1350(ZAKLADY)—->「キャビネ(30枚取用)」

以上、オーブン皿をフライ用のバットとして使ってみる際には
ご参考いただければ幸いです。

《追伸》ザクワディのスクエアのオーブン皿(Z370)は、2015年4~5月頃の再入荷を予定しています。
売り切れてしまって申し訳ありませんが、次回の入荷まで今しばらくお待ちください。

脂の木曜日 by Kasia

マルディグラ(フランス)、 パンケーキ・デイ(イギリス)、
脂の木曜日(ポーランド)、多くのヨーロッパ国では
油をたっぷり使った料理を食べて、カーニバルを楽しむ習慣があります。

ポーランドの脂の木曜日と言えば欠かせないのは
ポンチキです。ポンチキとは、以前にブログで紹介
した油で揚げた菓子パンです。
しかし、実は油で揚げるお菓子なら、なんでも大丈夫です。

と言うことで今年、私はracuchy(ラツヒ)と言う
イーストを使ったパンケーキで脂の木曜日を祝うことにしました。

ちなみに、今年の脂の木曜日は2月12日、先週の木曜日でした。
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写真: 上:平皿φ19.5㎝Z814-1044/下:平皿φ24㎝Z1001-966
見た目はとても膨らんだパンケーキにそっくり、
そと側はサクサク、中がふわふわ柔らかいラツヒ。
とても手軽に作れるスイーツなので、特にポーランドの
カーニバルを味わいたい方にはお勧めです。
レシピはこちらです。

ポーランドプディングのBudyń(ブディ二) by Kasia

いよいよバレンタインですね。

男性にチョコレートを渡すバレンタインデー、
1か月後、女性にお返しのプレゼントを贈るホワイトデー、
両方ともとても素敵な習慣だと思います。

実は、多くのポーランド人はこの日を特別に過ごすことはないので、
日本のバレンタインはとても新鮮に感じました。

至るところにいろんなチョコレートスイーツが並んでいて、
どれも美味しそうに見えます。
こうやってバレンタインを楽しむ日本人を少し羨ましく思いました。

スイーツと言えば手作りのお菓子に挑戦する方も
多くいらっしゃると思いますが、今年は是非
ポーランドのチョコレートプディングにトライして見ませんか?

そのレシピはこちらです。

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写真:ハートボウルφ16cm(Z860-1004) Zakłady(ザクワディ)社
ポーランドでとても人気なプディングのBudyń (ブディ二)です。
味と食感はカスタードとプリンの中間くらいですが、
日本の一般的なプリンよりもずっと柔らかくて滑らかです。

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写真:バレンタインの雰囲気に合わせて、プディングをハートボウルに入れてみました。
暖かいうちに食べると一番美味しいですよ!

朝の和定食 by 鳴川睦

二人の娘を筆頭に、全員が朝ギリギリまで布団に潜っている寒がり一家。
学校も会社も無い週末ともなると、誰が朝ごはんを用意するのか、
空腹に耐えかねて起きてくる誰かを待つ・・・
朝から我慢大会です。

寒いとはいえ、これではイカン。規則正しい生活リズムと
バランスの取れた食生活こそが健康の源なのだ
というモットーを布団の中で思い出し、
このところの無精を反省しつつ起き上がった日曜の朝。
いつも自分には無茶苦茶甘い私なので、
久々に己に鞭打った気分になりました。

取りあえずご飯とみそ汁を用意し、後は何か適当に。
長崎の実家から送ってもらった鯵の開きがあったことを思い出し、
それを焼きつつ大根をすりおろして、あとは冷蔵庫にある残り物など
を使って思いついたものを出すだけなんですが。

根菜類や酢の物など、少しずつでもしっかり食べさせたい場合には、
小鉢の出番です。和食ってこういうところが素晴らしい~
と常々思うのですが、残り物をちょこちょこ小鉢を並べるだけで
なんとなく和定食風な朝食が出来上がりました。

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えーっ。どうしたの?今日は豪華だね~。
こんなご飯が食べたかった!
と大絶賛する娘達。そこまで喜ぶなんて
普段そんなに粗末な朝食だったっけ・・・。
と密かに反省しつつも、すべてを完食してくれたので
なんだか嬉しい朝になりました。

思いのほか好評だったのが、ほうれん草のおひたし。
軽く茹でておいたものが冷蔵庫にあったので、
それを切って炒りごまを付けて鉢に盛り、
最後に出汁醤油を注ぐだけの瞬間料理。

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写真:菊鉢φ12cm(Z1518-225)
いつもだとこういう渋めの和え物の類に対して
子供達の食いつきは悪いのですが、
この日は残さず平らげてくれました。
きっと食器の相乗効果です(笑)。

台湾の旅行 by Kasia

新年あけましておめでとうございます。
皆さん、どんな年越をされましたか。

年末に帰省された方も多いと思いますが、
私は実家に帰らず、台湾で年越しをしました。

色鮮やかで豪華なお寺、賑やかな夜市、
そして至るところで売られているパイナップルケーキ、
またアジアの新しい一面を楽しめました。

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写真:台湾の南にある高雄と言う町です。冬でも暖かくて、まるで春のように心地いい天気でした。

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写真:12月31日、台北101でカウントダウンの花火!

台湾の名物と言えば、最初はパイナップルケーキが
頭に浮かび上がりますね。
確かにパイナップルケーキも美味しいですが、
たまたまに入ったお菓子屋さんでこんな
小さな亀ちゃんのおもちを見つけました。

無邪気にニコッとしているお顔は可愛すぎて、
亀ちゃんを自分のお土産にしてしまいました。

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写真:前:スクエアプレート・小(Z1610)Zakłady(ザクワディ)社/ 奥:平皿φ16cm(Z818)Zakłady(ザクワディ)社
VENA(ヴェナ)社のウサギたちとすっかり仲良くなったみたいですが、
亀はおもちなので、いつか食べないと・・・

赤かぶのスープ「バルシチ(Barszcz)」 by Kasia

日本では12月25日を過ぎると、一変してお正月の準備が始まりますね。
でもポーランドや他のヨーロッパの国々では、
クリスマスシーズンは1月6日(東方の三博士の日)まで続きます。

その時期に、ポーランドの食卓で欠かせない料理はビーツのスープです。
ポーランド語で「バルシチ」(Barszcz)と呼び、
日本でも人気なロシア風の「ボルシチ」によく似ています。

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写真:スープ皿(Z1002-29)Zakłady(ザクワディ)社

クリスマスの時、よく食べられている水餃子入りバルシチです。
中華料理のワンタンのように、四角の形に切った皮にマッシュルームの具を包みます。
出来上がった餃子は豚の耳のように見えるので、
ポーランド語でuszka ウシカ(耳ちゃん)と呼びます。

おさかな偏愛 by 鳴川睦

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うすうす気が付いていらっしゃる方もいるかもしれませんが、
私は魚が大好きです。食べ物としても勿論なのですが、
魚の姿が何とも愛らしいと思っています。

ですから、魚関係のテレビ番組は必ずチェックしますし、熱帯魚屋さんを覗いたり、
深海魚展に出かけたり、魚類図鑑を広げたり、時々釣りもしています。
夢は日本国内だけでなく、外国の水族館も踏破することです!

そんな訳で、ヴィザのおさかなディッシュ、そして魚が描かれているザクワディからの大きなお皿2種類。
全て私がこよなく愛する魚のポーリッシュポタリーです。
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また、古代魚のような原始的な風貌を持つ魚、
「ガー」や「パイク」のような細長い魚は特に好きなので、
ザクワディのロングサービングプレートを見た時はちょっと興奮しました。

長くてどっしりしたフォルムはとても存在感があって格好いいことこの上ないプレートです。
買ってきた握り寿司を並べると、「並」が「特上」に変わるようで、家族にも好評でした(笑)。

先日、カーシャにポーランドのイラスト地図をもらった時に、この魚が描いてあってびっくり!
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この魚はパイク。ポーランド語でSZCZUPAK(シチュパック)と呼ばれていて、
ポーランドではとてもポピュラーな魚でよく食べられているとのこと。
細くて長い魚なので、痩せて背の高い人のことをシチュパック、と言ったりもするそうです。

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もうひとつのオーバルのプレートは、お刺身やカルパッチョにヘビーローテーション中です。

ところで、驚くことにポーランド国内には水族館は一つしかないそう。
バルト海に面したポモルスキェ地方にある「グディニア水族館」です。
今年のポーランド出張の際には行けませんでしたが、
近い将来必ず行ってみよう!と心に決めています。

できたてパン by 立花

“できたて”の味わいには、とても特別で贅沢な感じがあると思います。
私にとって一番贅沢な“できたて”は、なんといっても自宅で作るパンです。

材料を混ぜる作業は優秀なホームベーカリーに任せっきりですが、
発酵して膨らむ姿を観察したり、成型する楽しさがあって
いつもワクワクしてしまいます。

今回は入荷した時からずっと気になっていたZakłady(ザクワディ)社の
パン型を使って、スタンダードな食パンを焼きました。
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写真:パン型(Z1381-1044)
(一般的な1斤用の分量で作ってみました。)

熱の入り方について心配でしたが、焼きむらもなく中までしっかりと焼けて
ふわふわに仕上がりました。

少し熱を冷ましてからゆっくり写真を撮ろうと思っていたのですが
部屋いっぱいの美味しそうな香りに我慢ができず、
できたての焼き立てをいただきました。
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外出が億劫になる寒い日は、ちょっとした贅沢を味わいながら
家でのんびりと過ごすのもいいですね。

ザクワディ社の新着のフラワーボウル by Kasia

このワッフルコーンのような形を見た瞬間に
美味しそうなパフェを想像してしまって、
同じブルーのトーンの花柄のスクエア皿
と一緒にゲットしました!
夏の時はきっとアイスクリームとかき氷を
盛り付けて使うと思いますが、今は毎朝
ヨーグルトとフルーツを入れて食べています。

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写真:フラワーボウル(Z1867-225), スクエアプレート・小(Z1610-120) Zaklady(ザクワディ社)

デザートボウルとして使ってみると、
ただのヨーグルトでもカフェのデザートっぽく
見えるところが気に入っています。

茶わん蒸し by 鳴川睦

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ぷるんとした口当たりで子供の頃からの大好物「茶わん蒸し」。
優しい出し汁の香りが食欲をそそります。
普段は椎茸、海老、鶏肉、三つ葉などを入れるますが、
この季節は銀杏を加えると秋から冬の香りが一層増幅されますね。

今回ザクワディのそば猪口が入荷しましたが、
この形は茶わん蒸しにもぴったり。

本当は蒸し器で作るものだと思いますが、
棚の奥から蒸し器を出すのが面倒な時が多く、
この頃は専ら鍋に直接水を張って直接そば猪口を並べて作ります。
それでもちゃんとふんわりした茶わん蒸しが出来るので大丈夫です。
しかも、個数によって鍋の大きさを変えるだけで済みますし(笑)。

茶わん蒸しの作り方は、皆さんもうご存知だと思いますが、
ザクワディのそば猪口5個分の分量の目安としてレシピも掲載しました。
ちなみに下の写真は、22cmの鍋。ちょうど5個のそば猪口が入ります。
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そば猪口はこちらからご覧いただけます。