ケルセン自由が丘直営店までの道のり by 鳴川睦

冷房の効いた電車から降りると、熱気でくらくらすることも多いですね。
そんな中、自由が丘直営店に来ていただくお客様にご案内したいことがあります。
それは駅から歩く際に「冷房の効いたアーケードを歩いて来る」というルートです。
先ず、自由が丘正面口に出て、右手、東横線沿いに伸びた「自由が丘デパート」に入ります。
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下の写真は、自由が丘デパートの中のアーケード1階の様子です。
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それが途切れると東西に伸びた道「すずかけ通り」をまたいで、次に「ひかり街」という商店街に入ります。
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ちなみに「自由が丘デパート」や「ひかり街」ですが、
惣菜屋、金物店、呉服屋、古道具屋、化粧品店、花屋、ペルシア絨毯屋、
ペットショップ、社交ダンス用ドレスショップ、・・・
様々な小さなお店が集まっている様子は、上野の「アメ横」のような「昭和」の雰囲気に満ちています。
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ひかり街が終わり、外に出ると左手の方向が「ケルセン自由が丘直営店」です。
これで、水曜日以外(水曜は自由が丘デパートも、ひかり街も定休日なのです)、
雨天の時にもほぼ傘をささずにご来店いただけます。
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自由が丘駅から3分程度の道のりですが、ゆっくり涼みながら歩いて来ていただければと思います。

夏野菜(茄子) by 鳴川睦

このところ凄まじい猛暑続き。日陰の無い月極駐車場に置いてある車に乗る事も試練となりました。
乗った瞬間、噴出す汗でファンデーションは流れてしまい、
黒いシートに座ったとたん背中はかちかち山状態。
ステアリングもシフトノブも火傷しそうなほど熱くてしばらくは握れません。

車の後ろから日が差し込む向きで駐車しなくてはならないので、
サンシェードを装着していても車内の温度は60℃位(たぶん)はありそうで、
エアコンが効いてくるまでの辛抱とはいえ、熱湯に浸かっている気分です。

まだ8月になったばかりですが、秋が来るまではしばらくかかりそうなので、
当面は熱中症や夏バテ対策に頑張らなくちゃ!ということで、
負けてたまるかという気力をバネに、夏を乗り切る献立作りに励む日々です。

元気な身体を作ってくれるものひとつ、夏野菜。
昨今の野菜は、季節感が無くなるほど通年で出回ることが多いですが値段も栄養面も「旬」の野菜が一番です。

夏野菜といえば、きゅうり、トマト、枝豆、とうもろこし、オクラ、ピーマン、かぼちゃ、ゴーヤ、・・
沢山美味しい野菜があります。今回は、濃い紫が美しい「なす」にフォーカスしてみました。

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写真:ラウンドキャセロール・小(V152-U198)

ハリのあるつやつやした紫色には、ポリフェノールがたっぷり。
この季節、身体を冷やしてくれるという有難い効能も嬉しいです。
油を使って料理をすると、果肉の独特の甘みを一層感じられるように思います。

私の愛するなす料理、つまり我が家のなす料理は、
「味噌汁」「生姜醤油和え」「焼き茄子」「揚げ浸し」「ひき肉の重ね焼き」
「ラタトゥユ」「なすとベーコンのパスタ」「夏野菜カレー」などです。

スライスしてオリーブオイルで両面を焼いたなすとミートソースを重ねて、
チーズを乗せてオーブン焼きにした「なすとひき肉の重ね焼き」。
これにマッシュポテトを加え、三層にして焼き上げることも多いです。
ミートソースは、香味野菜とひき肉をしっかり炒め、赤ワインとトマト(缶詰)で
じっくり煮込むことがコツだと思います。この季節、汗だくですが・・(笑)。

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写真:左/平皿19cm(V132-A063)右/オーブン皿・オーバル・中(K1210-DU252)

続いて「焼きなす」。日本の夏、といえばこの一皿ですよね。
しっかり冷やして鰹節をかけて醤油でいただくのが最高に美味しいです。生き返ります。

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写真:左/平皿11.5cm(Z1358)右/オーバルトレイφ28cm×11cm(Z928-166A)

そして、フランス・プロヴァンス料理のラタトゥユ。
これも夏野菜たっぷりで、冷やして食べたり、メインの付け合せにもできる便利で栄養満点の夏料理です。
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写真:リーフボウル(V160-C022)

揚げ浸しは以前も紹介したことがあるので覚えている方もいらっしゃると思います。
だし汁に浸かった揚げなすが、じんわりと甘くて美味です。
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写真:左/ウェイビーボウル(Z1279-166A),右/スクエアボウル(Z143-922)

夏野菜を沢山食べて暑い夏を乗り切りましょう!

VENA社からの新着入荷 by 鳴川睦

ようやく新しいVENA社の食器が届きました。
今回は、小さくて可愛いフォルムのハートプレート、パウンド型、
ココットサイズのダニッシュキャセロール、箸置き、・・
フォルムも絵柄も色々あって見ているだけでワクワクしました。

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写真:VENAの新着商品の数々

うさぎも新しい仲間が増え、ポーリッシュポタリーとしては
それほどメジャーではありませんが黄色ベースの柄も登場しました。

自由が丘直営店でも今日からご覧いただけます。
お近くの方は是非遊びにいらしてください。

陶器のバスケット by 鳴川睦

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写真:バスケット(Z1790-479)

ザクワディから陶器のバスケットを入荷して以来、密かに人気が高まって
きたようです。先日は、アメリカにお住まいのお客様が自由が丘直営店に
お越しになって、早速この陶器のバスケットをお求めいただきました。

アメリカでもポーリッシュを色々と買い集め、すでに幾つもお持ちだということですが、
これは今まで見たことが無い!ということでとても喜んでいただけた
という話をスタッフから報告を受けて私はとても嬉しかったです。

比較的新しいフォルムでもある陶器製のバスケット。たしか3~4年前頃に
作られたものだったと思います。かごといえば、ポーランドでは真先に
「イースターバスケット」を思い浮かべますが、これもその装飾品のひとつです。

日本ではイースターバスケットを用意するということは少ないと思いますが、
何かをストックさせる時になかなか便利です。我が家にとって
沢山ストックがないと困る玉ねぎ、食べ盛りの子供達用のパン、などを入れて
キッチンの片隅に置いていたザクワディのバスケット。視界に入るたびに、
可愛いなーと思いながら使っていました。

ところが、この頃買ってきた果物が未だ熟していなかった・・ということが
立て続けだったので、今はすっかり果物の追熟かごになってしまいました。
生花代わりにテーブルの真ん中に据えておき、食べ頃はまだかな~
と毎日眺めます。果物を入れただけですが、これが結構気に入っています。
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カチョカヴァッロ by 鳴川睦

私のチーズ愛については、これまでのブログや書籍でも書いているので、
ご存知の方も多いかもしれませんね。

普段、量り売りのお店で少量を何種類か買ったり、
賞味期限の近づいているものをセールで見つけたりして
(賞味期限が近い方が成熟して食べ頃なんです!)、
日々楽しんでいるチーズ生活。

切り売りしてもらえないこともあり、普段から食べるチーズ
としては値段もちょっと高めなので、時々しか買いませんが
カチョカバッロも大好きです。

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ひょうたんのような、アニメのおでんくんのような、紐に吊り下げて
熟成させた面白い形のイタリア生まれのチーズです。

焼いて食べるのが一番好きで、1cmほどにスライスして
フライパンでこんがり両面を焼くと本当に美味しくて。
外側をカリッと香ばしく焼き、中はとろりと糸を引く熱々の旨さがたまりません。

最初にこのチーズに出会った時、焼くと美味しいと聞いて
早速フライパンにスライスしたチーズを4~5枚並べて焼いたら、
あっという間に全てのチーズがフライパンの中で一体化して、
ドロドロになってしまいました。

両面に焼き色を付けるということを考えて、肉を焼くように
強火で焼いてしまったのが敗因だったようです。

その後試行錯誤を繰り返し、最近ようやく一枚一枚をこんがり焼くことが
できるようになりました。要は「辛抱強くごく弱火で焼くこと」。

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最初に表面を焼き色が付いたら、チーズを支えながらフライ返しで裏返し、
裏面も焼き色を付けて厚みのあるうちに(チーズが溶け出して広がる前に)
皿に移します。すると、外はこんがり中はとろける焼きチーズの出来上がり!

そんな訳で、もう失敗しなくなった焼きカチョカヴァッロ。
家に戻った夕方、子供たちのおやつに、私のエネルギーチャージに、
のんびり焼くのが楽しくなりました。
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ザクワディからの新着入荷(後編) by 鳴川睦

昨日の七夕は、あいにくの天気で星空を眺めることはできずちょっと残念。
近所の商店街に、笹の葉に思い思いの願いが書かれた短冊が下げられているので
みんなどんなお願いをしているのかな~と読んでみたら・・
かなり詳細で具体的な願い事、ライバルの失敗を願うような後ろ向きな願い事など
思わず笑ってしまうものが多かったのが印象的でした(笑)。

さて、今回はザクワディの新着入荷(後編)のお知らせです。
持ち手部分が陶器のステンレス製のカトラリー各種、フリル状の縁が特徴的な
フリルボウル、エッグカップや小皿、スクエアボウル、パスタ皿など再入荷や新入荷しています。

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自由が丘直営店でも新着の商品を中央テーブルに並べ、
明日からの皆様のお越しをお待ちしております!

帰国しました! by 鳴川睦

ポーランドへの出張を終え、週末無事に日本に到着しました。
移動が多かったことに加え、時差や現地の通信環境の問題などで、
お問い合わせへのお返事に時間がかかったりすることもあったので
ご心配をおかけしたかと思いますが、ご辛抱ご理解いただきまして
本当にありがとうございました。

さて、今回、製造元の方々との再会に用意した日本からのお土産は本高砂屋の「エコルセ」。
神戸の銘菓で全国の百貨店でも見かけるので、ご存じの方も多いかと思います。

上品な薄いクレープの層がサクサクしてとても美味しいお菓子で私の大好物!
甘いもの好きとはいえポーランドのお菓子は結構濃厚なので、
日本の繊細な甘さを喜んでいただけるかちょっと心配もありましたが、
帰国後ポーランドから「とても美味しいスイーツをありがとう」
というメールが届いていたので嬉しく思っているところです。

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スタニスワフ・ヴィザ氏、相変わらず現役で頑張っていらっしゃいました。
幾つになっても研究熱心なところが元気の秘訣だと思わずにはいられません。
日本のお菓子をどうぞと渡すとニコニコ顔に。

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ザクワディの方々も皆さんお元気でした。写真は、ザクワディのデザインチームの方々です。
ここで日々新しい柄が開発されています。

ポーランドの週末(ザコパネ) by 鳴川睦

土曜の次は日曜日。せっかくなので思い切ってクラクフからザコパネに行くことにしました。
ザコパネはポーランドのずっと南のスロバキア国境も迫る山岳地帯で、ポーランド有数の避暑地。
着いてみたら日本でいうところの軽井沢みたいなイメージかな〜と思いました。

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天気予報でも雨とか嵐だとか言っていたので、さすがに夏の格好は出来ない・・・
と思いクラクフで山用の防寒着を調達しましたが正解でした。
山の気まぐれな天気で、降ったり止んだり。
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写真:ザコパネのメインストリート

メインストリートに沿って屋台や土産物屋が連なっています。
ワッフル、アイスクリーム、チーズ、木製品など様々な屋台が軒を連ねていましたが
中でもチーズ屋台の数の多いこと!オスツィーペックと呼ばれているスモークチーズは
どの店でも大抵味見をさせてくれるザコパネ名物です。
チーズに目のない私にとってこれは外せませんでした。

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写真:ザコパネのお土産(鍋敷き&スモークチーズ)

クラクフからバスや列車で大体2時間もあれば来れるようなので、
クラクフを訪れる方にはおすすめしたい場所のひとつです。

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写真は昼食に立ち寄った店でオーダーした「ハンバーガー」。
実は英語が全く通じない店のようで、店内のハンバーガーの写真を指差し、
「ハンバーガー」と連呼して注文しました。すると出てきたのがこれ。
大ざっぱな盛りつけなので一見美味しそうに見えないかもしれませんが
ボリュームたっぷりで旨かったのは確かです。
パンには挟まっていなかったのでハンバーガーと呼べるかどうかは微妙です(笑)。

ポーランドの週末(クラクフ) by 鳴川睦

ポーランドに着いた週の土曜日、ヴロツワフに泊まっていたのでちょっと足を伸ばしてクラクフに行ってきました。
普段の出張は、製造元との打ち合わせで始終してしまうので、
何度もポーランドに来ているのに初めてのクラクフ。
ヴロツワフからは車でおよそ300km位です。

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写真:ヴェリチカ岩塩抗

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写真:ヴァヴェル城

ポーランドの各製造元の方々に「クラクフに行ったことがないのか!?それは行くべき!」
とこれまでポ何度も言われ続けてきた意味がよく分かりました。
数々の世界遺産が集中しているので、見所も満載。
まさにポーランドの「都」なんですね。
かつてはポーランドの首都だったことを思うと、気持ちとしては京都のような感じでしょうか。
クラクフの人々はワルシャワが好きじゃない、という話をカーシャから聞いていました。
なんとなく日本の東京・京都の関係と通じるものがあるのかもしれませんね(笑)。

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写真:織物会館

観光ガイドさんも「ワルシャワは再現された街並みだけど、クラクフはいにしえの建物や街並みが
そのまま残されている」と大きくPRしていました。
本当に大きくて立派なお城や王宮、教会、旧市街などポーランドが誇る名所旧跡の数々でした。

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写真:クラクフの観光ガイドカー

雨が降り続くので、こんな観光ガイド付きの車に乗って旧市街を巡りました。
が、これはちょっと高くつきました・・・。

そうそう、ポーランドは夏時間で夜9時を過ぎても明るいんです。
暗くなるのは9時半過ぎなので、昼間の時間がとっても長くてなんだか得した気分です。

ハートのチョコレートケーキ by 鳴川睦

最近「なんかおやつない?」が口癖の娘達。
お腹がすく年頃なのか、見てるといつも何か食べてます。
買い置きしていたチョコレートケーキミックスがあったので、
おやつに焼くことにしました。

ハート型を使うと可愛いに違いない!
と思ったのでザクワディのハートボウルに生地を入れオーブンへ。
チョコレート色をした生地がハート型のなかでふっくらと膨らんだ
ラブリーな焼き上がりを想像していたのですが、
そろそろかな~と見てみるとハートが裂けていました。
「ガーン!」という漫画的な表現がぴったりな場面に遭遇し、ちょっと動揺・・・

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写真:ハートボウルφ16cm(Z860-1004)

「バレンタインには渡せないね」と家族の皆が笑って食べてくれたので、
それはそれで楽しい時間になったのですが、
お菓子というのはやっぱりルックスも大事ですね。
次はしっとり焼けるレシピで、手作りしてみようと思います。

ハート型に入りきれなかった生地は、ココットボウルで焼きました。
結果的にはこっちの方が可愛いくなってしまいました(笑)。
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写真:ココットボウル(左:Z1245-922,右Z1245-DU60,奥Z1245-120)