ポーランドプディングのBudyń(ブディ二) by Kasia

いよいよバレンタインですね。

男性にチョコレートを渡すバレンタインデー、
1か月後、女性にお返しのプレゼントを贈るホワイトデー、
両方ともとても素敵な習慣だと思います。

実は、多くのポーランド人はこの日を特別に過ごすことはないので、
日本のバレンタインはとても新鮮に感じました。

至るところにいろんなチョコレートスイーツが並んでいて、
どれも美味しそうに見えます。
こうやってバレンタインを楽しむ日本人を少し羨ましく思いました。

スイーツと言えば手作りのお菓子に挑戦する方も
多くいらっしゃると思いますが、今年は是非
ポーランドのチョコレートプディングにトライして見ませんか?

そのレシピはこちらです。

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写真:ハートボウルφ16cm(Z860-1004) Zakłady(ザクワディ)社
ポーランドでとても人気なプディングのBudyń (ブディ二)です。
味と食感はカスタードとプリンの中間くらいですが、
日本の一般的なプリンよりもずっと柔らかくて滑らかです。

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写真:バレンタインの雰囲気に合わせて、プディングをハートボウルに入れてみました。
暖かいうちに食べると一番美味しいですよ!

朝の和定食 by 鳴川睦

二人の娘を筆頭に、全員が朝ギリギリまで布団に潜っている寒がり一家。
学校も会社も無い週末ともなると、誰が朝ごはんを用意するのか、
空腹に耐えかねて起きてくる誰かを待つ・・・
朝から我慢大会です。

寒いとはいえ、これではイカン。規則正しい生活リズムと
バランスの取れた食生活こそが健康の源なのだ
というモットーを布団の中で思い出し、
このところの無精を反省しつつ起き上がった日曜の朝。
いつも自分には無茶苦茶甘い私なので、
久々に己に鞭打った気分になりました。

取りあえずご飯とみそ汁を用意し、後は何か適当に。
長崎の実家から送ってもらった鯵の開きがあったことを思い出し、
それを焼きつつ大根をすりおろして、あとは冷蔵庫にある残り物など
を使って思いついたものを出すだけなんですが。

根菜類や酢の物など、少しずつでもしっかり食べさせたい場合には、
小鉢の出番です。和食ってこういうところが素晴らしい~
と常々思うのですが、残り物をちょこちょこ小鉢を並べるだけで
なんとなく和定食風な朝食が出来上がりました。

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えーっ。どうしたの?今日は豪華だね~。
こんなご飯が食べたかった!
と大絶賛する娘達。そこまで喜ぶなんて
普段そんなに粗末な朝食だったっけ・・・。
と密かに反省しつつも、すべてを完食してくれたので
なんだか嬉しい朝になりました。

思いのほか好評だったのが、ほうれん草のおひたし。
軽く茹でておいたものが冷蔵庫にあったので、
それを切って炒りごまを付けて鉢に盛り、
最後に出汁醤油を注ぐだけの瞬間料理。

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写真:菊鉢φ12cm(Z1518-225)
いつもだとこういう渋めの和え物の類に対して
子供達の食いつきは悪いのですが、
この日は残さず平らげてくれました。
きっと食器の相乗効果です(笑)。

フルーツグラタン by 立花

2月14日が近付くこの時期は、あちこちでバレンタインの催事が
開かれています。
チョコレートに目が無い私にとっては大好きなイベントです。
百貨店を巡ってお気に入りを見つけることは、
毎年の恒例行事になっています。

そしてバレンタインと言えば、ハートのモチーフも欠かせませんね。
今回私はWIZA社の「ハートボウルφ14cm」を使って
フルーツグラタンを作ってみました。

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写真:ハートボウルφ14cm(W807-25D)

熱々のカスタードとフルーツが寒い日にぴったりな温かいスイーツですね。
思わず気持ちがホッとする休日のお茶の時間になりました。

さて、現在ケルセンでは
「第2回ポーリッシュポタリー フォトギャラリー」を開催中です!
今回のテーマは「お茶の時間とポーリッシュポタリー」。

実際の使用感やコーディネートの参考になるお写真がたくさんありますので、
是非フォトギャラリーもご覧いただければ嬉しいです。

投稿いただいた方の中から、ポーリッシュポタリーの記念品のプレゼントも!
皆さん、是非ふるってご参加ください!
お写真の投稿はこちらから。

マッシュルームとお米のサラダ by 鳴川睦

昨年のポーランドでのVENA社の方々とのディナーはとても素敵な時間でした。
書籍「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」にも
書いていますが、いただいた料理は感激の連続!
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VENA社の経営者のアレックとエヴァ(デザイナー)夫妻のご自宅は
ポーランド貴族の館を継承した造りとなっており、2年前に新築されたそう。
うーん、素敵すぎる!しかも広々。裏庭には、家庭菜園もあるんです。

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使われていた食器は勿論全てVENA社のもの。
並べて置いてあるだけでもうっとり、さすが製造元です。
ディナープレートは、ケルセンでもお馴染みの26cmのVENAの代表的アート柄(V134-A001)でした。

これらのご馳走を作ってくださったのは、エヴァさんと、
VENAの経営者のひとりスラヴェックの奥様、クリスティーナさん。(写真右)
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全部美味しかったのは言うまでもありませんが、
中でもマッシュルームとお米のサラダは何度もお代わりして
沢山食べてしまいました。それがこれです!
φ26cmの大きなウェイビーボウルに盛り付けられていることから
いかに多くの量が盛られているか分かります。

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きのこ類が大好きなことに加え、小ネギもどっさり入っていて、
まさにわたし好み。また食べたい、日本でも再現してみたい、
と思ったのでクリスティーナさんにレシピを教えてもらって
帰国後も自宅でちょくちょく作るようになりました。

【マッシュルームとお米のサラダ】

《材料》

マッシュルーム 600g
小ネギ(万能ねぎ)1束
冷やご飯    200g
サラダオイル 大さじ1
マヨネーズ   大さじ1
醤油      小さじ2
オレガノ(乾燥) 少々
コショウ    少々

1)油を入れたフライパンに、スライスしたマッシュルーム、醤油、コショウ、オレガノを加え、マッシュルームの水分が無くなるまで炒めます。
2)これをボウルに移し、冷やご飯と細かく刻んだ小ネギを入れ、マヨネーズを加えてよく混ぜれば出来上り。

《鳴川からのコメント》

上のレシピ、かなりのマッシュルームの量で、量り売り購入が多いポーランドと違って
日本でこの量を調達する場合には、8個入りの6~7パック分くらいに相当します。
時々量が揃わない時もあるので、私はクリスティーナさんから教えてもらったレシピの
2/3の量のマッシュルームを使うことも多いです。その場合、小ネギの量はそのままで、
冷やご飯を150gに減らし、調味料も若干少なくする程度でOKです。
ブラウンマッシュルームでも全く問題なく作れます。

また、このレシピを見てお気付きかと思いますが、
お醤油が使われています。ポーランドにもちょっと大きなスーパーには
お醤油が売ってあって誰でも買えるのですが
これをちょっと入れると味のアクセントになるそうです。
ポーランドのごく普通のご家庭で、お料理に醤油を使っている方がいるなんて!
私にとっては驚きでした。

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クリスティーナさん直伝のサラダ、
日本でも簡単に再現できるポーランドの家庭料理で、
健康的でたっぷり食べられます。
肉料理やフライなどの付け合せにもぴったりです。

皆さんも是非お試しください!

オーブン皿 by 立花

ここ数年、趣味になりつつあるのがパン作りです。
クリームパンやチョココロネなど、我が家では甘くて
ふわふわなパンが人気です。

今回、初めてハード系のパンにチャレンジしてみよう!と思い、
ドライフルーツとナッツを混ぜ込んだカンパーニュを作りました。

レシピを色々と調べてみると、自家製酵母を使っている方が
たくさん居てびっくり。
今回は初心者向けのレシピの中でもドライイーストで作るものを
参考にしてみました。

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写真:オーブン皿・スクエア・大(W225-73)

お手本のように綺麗な仕上がりにはなりませんでしたが、味は大満足!

焼きあがったパンを取り出すときにWIZA社のオーブン皿にバットの網を
敷いたところ、サイズがちょうどぴったり!思わぬ発見でした。
熱を冷ますだけでなく、食卓へそのまま出しても格好がつくところがいいですね。

パン屋さんで売っているものはサイズが大きいものが多くて、
いつも食べきる前に堅くなってしまうのが悩みの種でしたが
食べきれる量で焼きたてを味わえるのは手作りならではですね。

カレー by Kasia

“お正月が過ぎると食べたくなるカレー” 
と最近テレビのCMなどでよく耳にするフレーズです。

確かに1月、スーパーではカレーの種類が
特に充実しているという強い印象を受けました。
キーマーカレー、グリーンカレー、バターチキンカレー…
私までカレーが食べたくなってしまいました。
せっかくなので、スパイシーなイエローカレーと
ココナッツ味のタイカレー、二つの味にしました。

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写真:ミニボウル・フラット(V158-U070)、(V158-U263)VENA(ヴェナ)社
普段ヨーグルトや食事のおかずに使うミニボウルに
カレーを二種類入れてみました。

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写真:エッグプレート(V191-U019)VENA(ヴェナ)社
試しにエッグプレートにナンをのせてみたら、ぴったりでした!
やはり、このお皿はイースターの飾りだけではなく、年中使えますね。

新着入荷速報(KALICH・カリヒ) by 鳴川睦

みなさま、お元気でしょうか?
ちょっぴり久々のブログ。と言いますのも実は先週
不覚にも娘からインフルエンザをうつされてしまって
ずっと休んでいたのです。勿論、もう大丈夫!
今がピークと言われているインフルエンザです。
皆様もどうぞお気を付けくださいね。

さて、新年の第一弾の入荷はカリヒから。

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多色使いを得意とした鮮やかな色彩感覚、
多種で緻密なスタンプワーク、凝ったフラワーデザイン、
立体感や光沢感を出すための効果的な筆使いなど、
華やかさの中にも様々なこだわりを持った独自のパターンデザイン(絵柄)を
追求している製造元KALICH(カリヒ)の製品の中から、
今回は特にカリヒらしい柄や世界的にも人気の柄を紹介しています。

書籍「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」の中で写真に写っているカリヒの新作が
いろいろと入荷していますので、どうぞゆっくりごらんになってください!

おかゆ by Kasia

スキー、スノーボード、スケート、
先の3連休の間にちょっと遠出して、
雪遊びされた方も多くいらっしゃると思います。

私は…親不知を抜歯しました!
その後、しばらく固い食べ物とお別れして、
おかゆで満ちた日々を過ごしています。

野菜粥、卵粥、雑炊、そしてデザート風のバニラライスプディング
(つまり牛乳でゆでたバニラエッセンス付きの米粥)、
世界で様々なお粥の料理がありますね。
そろそろもう少し歯ごたいのあるものも食べたいな…

さて、今日のお粥はポーランドで
とてもポピュラーな小麦の胚芽で作られたお粥です。
ポーランドではこのお粥を朝に食べることが多いのですが、
味があまり無いので、上にバターまたはジャムをのせて食べるのが一般的です。

作り方はとても簡単で、麦の胚芽と牛乳を鍋に入れて、
滑らかなおかゆの状態になるまでに弱火で湯がきます。

味を形容するのはちょっと難しいのですが、
店長に相談したところ、他の料理に例えると、
日本では赤ちゃんによく食べさせるパン粥に似ているようです。

今回はお粥にマンゴソースをかけてアツアツのうちにいただきました。

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写真:ポーリッシュマグ・大(V352-B203)VENA(ヴェナ)社

飲み口が広くて、紅茶やコーヒだけでなく、
スープや今回のようなお粥でもとても使いやすいです。
ふっくらした形は保温性があり、食事や飲み物は冷めにくくなっています。

縁起の良いもの by 鳴川睦

縁起を担ぐのが好きな私達日本人。
初夢は「一富士、二鷹、三茄子」。
おせち料理は、昆布、黒豆、栗きんとん、数の子、海老・・・
松竹梅や鶴亀、鯛、お財布に小さなカエルのオブジェを入れたり、
幸せにちなんだ自然界の植物や生き物が次々に登場して
福を招いてくれるなんて面白くて楽しいです。

昨年秋にポーランドを訪れた時にWIZA社のリディア社長と
この「縁起の良いもの」についておしゃべりしました。

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私「ポーランドの縁起の良いものって?」
Lidia「それは象。」

なんて話をしていたのを思い出しました。
“ポーランド”の縁起の良い生き物が「象」だなんてちょっとびっくり。

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鼻を上に上げている、ということが肝要で
飾る時には窓辺から外を向くように置くと幸福を呼ぶそう。
幸せを外から招き入れるんでしょうね。
勿論WIZA社の象の置物も鼻は上向きです。
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後ろ姿もプリティですよ~。
次回のWIZAからの入荷にはこの象さんが入ってきます。
どうぞお楽しみに!

それにしても日本では沢山縁起の良いものがあるのに、
ポーランドって象だけ!?

私「象の他になんか縁起のいいものってポーランドには無いの?」
カーシャ「コウノトリくらいかなー。」
私「なるほど赤ちゃんを運んでくれるもんね。」
カーシャ「ポーランドではコウノトリは赤ちゃんを運んで来ないですよ。
      コウノトリが煙突に巣を作ったら、その家には幸福が訪れると言われています。」
私「ふーん。ちなみに赤ちゃんは何が運んでくる?」
カーシャ「キャベツ」

ということで、ポーランドではコウノトリも縁起が良い生き物だそうです。

鏡開き by 立花

松の内が過ぎ、年始の慌しさもようやく落ち着いてきました。
スーパーやコンビニでは節分の豆が売り出されていたり
恵方巻きの案内が貼ってあったりと、早くも次の行事に向けて
動き出しているんだなぁ、と季節の移り変わりをしみじみ感じてしまいました。

地域によってさまざまですが、関東では11日が鏡開きでしたね。
当日は例に漏れず、我が家でもお餅をお汁粉にしていただきました。

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写真:ボウル・小(W126-85)平皿φ10cm(V372-U006)

お汁粉を注いだWIZA社のボウルは小さいですが深さがあり、
丸くてぽってりとしたフォルムが手に馴染んで、
甘いものをちょっといただくにはとても使い勝手がよかったです。
焼いたお餅を載せたVENA社の小皿とも相性ばっちりですね。

家族の無病息災を祈願しつつ、おいしい鏡開きとなりました。