おかゆ by Kasia

スキー、スノーボード、スケート、
先の3連休の間にちょっと遠出して、
雪遊びされた方も多くいらっしゃると思います。

私は…親不知を抜歯しました!
その後、しばらく固い食べ物とお別れして、
おかゆで満ちた日々を過ごしています。

野菜粥、卵粥、雑炊、そしてデザート風のバニラライスプディング
(つまり牛乳でゆでたバニラエッセンス付きの米粥)、
世界で様々なお粥の料理がありますね。
そろそろもう少し歯ごたいのあるものも食べたいな…

さて、今日のお粥はポーランドで
とてもポピュラーな小麦の胚芽で作られたお粥です。
ポーランドではこのお粥を朝に食べることが多いのですが、
味があまり無いので、上にバターまたはジャムをのせて食べるのが一般的です。

作り方はとても簡単で、麦の胚芽と牛乳を鍋に入れて、
滑らかなおかゆの状態になるまでに弱火で湯がきます。

味を形容するのはちょっと難しいのですが、
店長に相談したところ、他の料理に例えると、
日本では赤ちゃんによく食べさせるパン粥に似ているようです。

今回はお粥にマンゴソースをかけてアツアツのうちにいただきました。

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写真:ポーリッシュマグ・大(V352-B203)VENA(ヴェナ)社

飲み口が広くて、紅茶やコーヒだけでなく、
スープや今回のようなお粥でもとても使いやすいです。
ふっくらした形は保温性があり、食事や飲み物は冷めにくくなっています。

縁起の良いもの by 鳴川睦

縁起を担ぐのが好きな私達日本人。
初夢は「一富士、二鷹、三茄子」。
おせち料理は、昆布、黒豆、栗きんとん、数の子、海老・・・
松竹梅や鶴亀、鯛、お財布に小さなカエルのオブジェを入れたり、
幸せにちなんだ自然界の植物や生き物が次々に登場して
福を招いてくれるなんて面白くて楽しいです。

昨年秋にポーランドを訪れた時にWIZA社のリディア社長と
この「縁起の良いもの」についておしゃべりしました。

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私「ポーランドの縁起の良いものって?」
Lidia「それは象。」

なんて話をしていたのを思い出しました。
“ポーランド”の縁起の良い生き物が「象」だなんてちょっとびっくり。

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鼻を上に上げている、ということが肝要で
飾る時には窓辺から外を向くように置くと幸福を呼ぶそう。
幸せを外から招き入れるんでしょうね。
勿論WIZA社の象の置物も鼻は上向きです。
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後ろ姿もプリティですよ~。
次回のWIZAからの入荷にはこの象さんが入ってきます。
どうぞお楽しみに!

それにしても日本では沢山縁起の良いものがあるのに、
ポーランドって象だけ!?

私「象の他になんか縁起のいいものってポーランドには無いの?」
カーシャ「コウノトリくらいかなー。」
私「なるほど赤ちゃんを運んでくれるもんね。」
カーシャ「ポーランドではコウノトリは赤ちゃんを運んで来ないですよ。
      コウノトリが煙突に巣を作ったら、その家には幸福が訪れると言われています。」
私「ふーん。ちなみに赤ちゃんは何が運んでくる?」
カーシャ「キャベツ」

ということで、ポーランドではコウノトリも縁起が良い生き物だそうです。

鏡開き by 立花

松の内が過ぎ、年始の慌しさもようやく落ち着いてきました。
スーパーやコンビニでは節分の豆が売り出されていたり
恵方巻きの案内が貼ってあったりと、早くも次の行事に向けて
動き出しているんだなぁ、と季節の移り変わりをしみじみ感じてしまいました。

地域によってさまざまですが、関東では11日が鏡開きでしたね。
当日は例に漏れず、我が家でもお餅をお汁粉にしていただきました。

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写真:ボウル・小(W126-85)平皿φ10cm(V372-U006)

お汁粉を注いだWIZA社のボウルは小さいですが深さがあり、
丸くてぽってりとしたフォルムが手に馴染んで、
甘いものをちょっといただくにはとても使い勝手がよかったです。
焼いたお餅を載せたVENA社の小皿とも相性ばっちりですね。

家族の無病息災を祈願しつつ、おいしい鏡開きとなりました。

台湾の旅行 by Kasia

新年あけましておめでとうございます。
皆さん、どんな年越をされましたか。

年末に帰省された方も多いと思いますが、
私は実家に帰らず、台湾で年越しをしました。

色鮮やかで豪華なお寺、賑やかな夜市、
そして至るところで売られているパイナップルケーキ、
またアジアの新しい一面を楽しめました。

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写真:台湾の南にある高雄と言う町です。冬でも暖かくて、まるで春のように心地いい天気でした。

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写真:12月31日、台北101でカウントダウンの花火!

台湾の名物と言えば、最初はパイナップルケーキが
頭に浮かび上がりますね。
確かにパイナップルケーキも美味しいですが、
たまたまに入ったお菓子屋さんでこんな
小さな亀ちゃんのおもちを見つけました。

無邪気にニコッとしているお顔は可愛すぎて、
亀ちゃんを自分のお土産にしてしまいました。

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写真:前:スクエアプレート・小(Z1610)Zakłady(ザクワディ)社/ 奥:平皿φ16cm(Z818)Zakłady(ザクワディ)社
VENA(ヴェナ)社のウサギたちとすっかり仲良くなったみたいですが、
亀はおもちなので、いつか食べないと・・・

初たこやき by 鳴川睦

あけましておめでとうございます。
新年いかがお過ごしでしょう。
年末年始に入るといつも曜日の感覚が鈍くなってしまう私ですが、
本日月曜日から通常通りオフィスもスタートし新年から張り切っているところです。

さて、私にとってお正月休みの最後の昨日。元日からずっと続くおせち料理やお雑煮に
ちょっと飽きてきた頃だったので、「たこやき」を作りました。

家族全員が好物のたこやきですが、買うと結構高いし
もっと沢山食べたいという欲求に家族が合意。
去年の秋口にたこ焼き専用コンロを購入しました!
それがコレ。
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一度に20個、かなりプロフェッショナルな
焼き上がりを家で簡単に再現できます。たぶん。
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たこ焼きソース、マヨネーズ、鰹節、青のりでいただく
定番の食べ方の他、出し汁に大根おろしを入れた和風味のタレも
用意します。これが結構あっさりと美味しく、
猫舌にも都合が良くてすすみます。

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写真:左/菊鉢φ12cm(Z1518)右/スクエアディッシュ(W262)

お行儀のよいお料理が続くと、何かジャンキーな食事が
恋しくなることってありますよね。
ということで、これが私の初ジャンキーメニューでした。
ケルセンのブログ、今年も楽しく読んでいただけるよう
頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

海苔の佃煮 by 立花

一段と寒さが厳しくなり、手袋やマフラーが欠かせない時期になりました。
我が家では寒い冬を乗り越えるべく、石油ストーブが大活躍しています。
やかんを置いてお湯を沸かしたり、ホイルにさつまいもを包んで
焼き芋にしたり…暖を取るだけでなく、美味しいおまけがたくさんあって、
苦手な冬がちょっと好きになれるアイテムです。

ストーブが活躍するこの時期に我が家に登場するのが、地元で採れる海苔です。
有明や千葉など全国には海苔の生産が有名な地域がありますが、
実は私の生まれ育った神奈川でも海苔の養殖がされているんですよ。
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写真:海苔の養殖をしている“海苔しび”

流通量が少なくあまり市場には出回らないのですが、知り合いの漁師さんに
毎年いただいては手巻き寿司にしたり、お餅に巻いて食べたりします。
焼き海苔として食べるのはもちろんですが、我が家では湿気てしまったり
古くなったものを使って佃煮をつくります。

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写真:ご飯茶碗・小(W128-11)、シュガーポット(V014-U019)、ミニボウル・フラット(V158-U006)、ティーバッグトレイ(V324-U072)
昔からあるシンプルな料理ですが、自然とご飯がすすむ味で大好きです。
白いご飯にはもちろん、我が家ではパンに乗せて食べたりもします。
食パンに佃煮を塗り、その上にチーズを乗せてトーストするだけなのですが
これが意外と美味しくておすすめです。
しばらくの間はこの佃煮トーストが我が家の食卓にたくさん登場しそうな予感がします。

赤かぶのスープ「バルシチ(Barszcz)」 by Kasia

日本では12月25日を過ぎると、一変してお正月の準備が始まりますね。
でもポーランドや他のヨーロッパの国々では、
クリスマスシーズンは1月6日(東方の三博士の日)まで続きます。

その時期に、ポーランドの食卓で欠かせない料理はビーツのスープです。
ポーランド語で「バルシチ」(Barszcz)と呼び、
日本でも人気なロシア風の「ボルシチ」によく似ています。

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写真:スープ皿(Z1002-29)Zakłady(ザクワディ)社

クリスマスの時、よく食べられている水餃子入りバルシチです。
中華料理のワンタンのように、四角の形に切った皮にマッシュルームの具を包みます。
出来上がった餃子は豚の耳のように見えるので、
ポーランド語でuszka ウシカ(耳ちゃん)と呼びます。

クリスマスのスイーツ by 立花

今日はクリスマス。サンタクロースからのプレゼントが
届いているご家庭も多いのではないでしょうか。

クリスマスは小さなころから大好きなイベントの1つです。
プレゼントがきちんと届くかドキドキしたり、
美味しい食事とケーキで家族で集まって食卓を囲むのが
楽しかった思い出があります。

大人になった今でもクリスマスソングを聴いたり
街中のイルミネーションを観ると何だかワクワクしてしまいますね。

我が家では毎年クリスマスケーキを作っていますが
今年はシュークリームでクリスマスを味わいました。

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写真:平皿φ19cm(V132-U070)

平皿はVENA社からの新作で入ってきた絵柄(U070)なのですが、
お皿全体の緑色と中央に描かれている赤いお花がクリスマスの雰囲気を
演出してくれている気がします。

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写真:オリーブ皿(V172-A001)、ミニボウル・フラット(V158-A063)

皆さんも素敵なクリスマスをお過ごしください!

ポーランドのジンジャーブレッド「Piernik(ピエルニク)」 by Kasia

クリスマスがついに来ましたね!

ポーランドでは、24日の夜から26日まで、クリスマスキャロルを
歌ったり、美味しい料理を食べたりして、3日間のクリスマスを
家族とワイワイして楽しく過ごします。

クリスマス料理と言えば、赤かぶのスープのバルシチ、
ザワークラウトとマッシュルーム、塩漬けニシンと焼き鯉、
そして最後に登場するデザートの
ドライフルーツのコンポートとピエルニク(Piernik)。

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写真:平皿φ19㎝(V132-U053)Vena(ヴェナ)社
ピエルニクとは、シナモン、クローブ、八角、ジンジャー、
カルダモン、コショウ、オールスパイス、ナツメグ
8種類のスパイスと蜂蜜をたっぷり使った
ポーランド風のジンジャーブレッドです。

伝統的なピエルニクは焼く前、短くても必ず1か月ぐらい
涼しいところに生地を寝かしておき、熟成させます。

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今年、私の作ったピエルニクです。手作りのプルーンのコンフィチュールをはさんで、
チョコレートガナッシュをかけて、上にドライフルーツとナッツを飾ざってみました。

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写真:ピエルニクの細長い形にぴったりのヴィザ(WIZA)社のトレイ(W214-25D)を使ってみました。
淵のところに持ち手もついていて、とても運びやすかったです!

「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」 by 鳴川睦

去年に続き、今年も本を出しました。
本日2014年12月19日発売です!

「ポーランドの大人かわいい器で”幸せ暮らし”」(鳴川 睦)

発行:株式会社KADOKAWA
定価:1400円(税込1512円)
A5版120ページ
(ISBN978-4-04-067300-4)
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今回の本は、ポーリッシュポタリーを使って生活を楽しむ、
というコンセプトで実際の暮らしの中で私が使っている様子を季節に沿って写真と文章で紹介しています。

角川の編集部の方から、可愛い食器を思い切り楽しんでいる
ポーリッシュポタリーのある暮らしを本にしましょう!
とのお話をいただき出版が決まりました。

ポーリッシュポタリーの楽しみ方や実際に使った時の
イメージをブログや商品ページで紹介してきたものが
本になったというイメージです。
書店でお見かけの際は、どうぞご覧になってください。
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なお、今回はケルセンでもご購入いただけます。
自由が丘直営店、もしくはオンラインショップで
この本をお求めいただいた先着200名様に、
発売記念としてミニバニー(VENA社製)をひとつプレゼント!
お買い物のついでに気が向いたら是非(笑)。
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ネットショップでは販売していないミニバニーです。
立ってるうさぎは5cm、お座りしているうさぎは4cm位の背丈で、ちびちびした愛らしさ。
柄と姿(立っているうさぎ・座っているうさぎ)はお選びいただけませんので、
届いてからのお楽しみ!とさせていただきます。

書籍だけでお求めの場合、ケルセンのオンラインショップでのご購入では送料がかかってしまいます。
書籍のみの購入をご希望でしたら、ミニバニーは付いていませんがアマゾンなど送料無料のサイトでのご購入もおすすめです。