ツバメ by Kasia

ツバメ

今年もケルセン自由が丘のお店の軒先でツバメが巣を作りました。
自由が丘帰りにこんな写真が撮れました:

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巣を出たり戻ったりする忙しい”母ツバメ”の姿と3羽の雛たち。
雛たちは元気に育っているみたいですね。
そろそろ飛ぶ練習をはじめるのではないかと自由が丘の皆さんと盛り上がっています。

ポーランドではツバメは春の象徴の一つで、幸運を呼ぶ鳥だと思われています。
特に田舎の方でツバメの巣をよく見ます。
4月から10月頃まではずっとポーランドで過ごしているようで、
冬が近づくと南アフリカへ旅立ちます。

スモークサーモンのサラダ by 鳴川睦

そろそろ全国的に梅雨入りしそうな気配ですね。
気が付けばすっかり昼も長くなって、今月末はもう夏至。

6月初旬頃といえば、麦の実りの季節でもあります。
先日、愛媛の砥部を訪れた時には広い麦畑を見て、もうすぐ麦秋なんだなー、と思いました。
麦といえば、ビール。一番美味しい時季もすぐそこまで来てますね。

先週(5月末)の娘の運動会は、お天気に恵まれたものの強烈な日差しにクラクラでした。
こんな時のビールはさぞ美味しかろうと思うほど汗だくで応援したので、
帰宅して、とりあえず何か肴でも・・と冷凍庫のストックを探っていたら、スモークサーモンを発見。
サラダにしました。

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写真:手前「スクエアディッシュ(W262-25D)」,奥「ミニボウル(V157-A001)」&「ミニスプーン(V288-U006)」

大根ときゅうりを千切りにしてスモークサーモンで巻くだけ、というあまりにも簡単なサラダなのですが、
これが子供達にはバカ受け。なので時々作るようになりました。

なぜか我が家では、このサラダのときだけマヨネーズに
少しケチャップを混ぜただけのソースをかけています。

このサラダには白ワインが合いそうなので、キンキンに冷やしたワインにしました。
ビールの季節がやってくるという話の筈だったのですが(笑)。

コンフォートフード by Kasia

安心感を感じさせる懐かしい味、手軽に調理ができる炭水化物の多い料理、
英語圏の国ではこのような食べのもはコンフォートフード。
つまり「心地よい料理」と呼ばれています。

私にとって昔からこのような心を和ましてくれる食べ物は家に近くあったパン屋の
Chałka(ハウカ)という微かに甘味を感じる四つ編みのパンでした。
焼き立てのハウカの香りだけで心が癒されて、ストレスが半減しました。

心を癒し、手軽に作れ(お店で買ったものをスライスするだけ)、
尚且つ炭水化物の塊のハウカは私にとってまさしく、コンフォートフードそのものでした。

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写真:ポーランドパン屋。焼き立てのパンがずらりと並んでいます。

来日して以来、ハウカを自分で作らないといけなくなったので、
「手軽に調理ができる」と言うところがなくなってしまいましたが、
ストレスやホームシックにはよく効くので、コンフォートフードとして大活躍しています。(笑)

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写真:ザクワディ社の19.5㎝(Z814-964)の皿に手作りハウカと蜂蜜。

オレンジピール by 立花

以前はドライフルーツやオレンジピールなどを使ったお菓子が
苦手だったのですが、今ではバレンタインの催事会場で
チョコレート掛けのオレンジピールの商品を探して
会場内をうろうろと回ってしまうほどの好物になりました。

パウンドケーキを焼き上げたときのあの爽やかな香りも大好きで、
自分で作るときには必ずといっていいほど入れています。

先日、ワックスを使っていないオレンジが売っているのをたまたま見つけたので
自分で作ってみることにしました。

皮を剥いて一晩水につけたり、何度も湯でこぼししたり…
完成までの道のりがとても長く感じました。
(先日ブログで書いた“筍の下処理”に通じるものがあるなぁ、と思います)

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時間は掛かりましたが、なんとか形になってくれてほっと一安心。

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写真:平皿φ17cm(V195-U053)

初夏にぴったりな爽やかな香りとオレンジ独特の苦味が
ちょっぴり大人の味でした。

また手順を忘れないうちに、今度はレモンや他の柑橘類でも
チャレンジしてみたいです!

ザクワディからの新着入荷(前編)by 鳴川睦

ブログをご覧いただいている皆様、こんにちは!
今回はザクワディからの新着入荷のお知らせです。
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沢山の柄を揃えての新入荷と再入荷。
ちゃぶ台で日本茶をいただきたくなるような持ち手のないカップ、
ポーリッシュポタリーならではの珍しい陶器のバスケット、
中サイズのオーブン皿や、大小のサイズの花瓶などが入荷します。

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写真:持ち手の無いタイプの「カップ(Z936)」

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写真:バスケット(Z1790-166A)

ネットショップの商品画像だけだといま一つサイズ感がつかめないと思ったので、カーシャに持ってもらいました。
幅は「オーブン皿・オーバル・大(Z349)」と大体同じくらいです。

自由が丘店でも5/22(土)からご覧いただけます!

また、今回は前編です。来月以降にもう一度ザクワディからの入荷があり、それが後編となっています。

Pączki!(ポンチキ) by Kasia

ポーランドの定番スイーツのPączki(ポンチキ)が
ついに東京にやってきました!

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東京を巡るポンチキヤのキッチンカーです。

日によって場所と時間が変わるようなので、
事前にFBでスケジュールを確認すれば確実に
ポンチキを手に入れることができます。

ポンチキヤのFacebookはこちらからです。

ちなみに、一番近い日にちですと:

5月22日(金) 【the Art of Drinking】@東京ドイツ文化センター
        こちらは17:30~23:30の予定です。

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バラのジャム、ラスベリー、チョコレート、黒ゴマ、
日替わりポンチエックまで、メニューは結構充実しています。
ポーランド人の私のお勧めはやはりバラのジャムです。

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アツアツの焼き立てのポンチキ!
その香りだけでお腹がぐうぐうなってしまいました。

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写真:平皿φ19cm(K1102-DP265) Kalich社
1個はお土産に家に持って帰るつもりだったのですが、
今回特別におまけにもう1個をいただきました!

新じゃがと新たまねぎの肉じゃが by 鳴川睦

春は野菜の美味しい季節。春キャベツ、グリンピース、新たまねぎ、新じゃがいも、・・・。
新ごぼうもそろそろ出始める頃ですね。柔らかくて甘い野菜が
沢山食べられる春って素晴らしいです。私にとって1年を通して
料理に対する創作意欲が最も沸く時季は、今かもしれません。

先週、長崎の実家から新たまねぎと新じゃがを送ってもらったので、
じゃがいもは皮ごと、玉ねぎも大きめにざくざく切って、肉じゃがに。
みずみずしくて甘い野菜は、家族全員からおかわりの声がかかるほど好評でした。

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写真:タフィーボウル・ミニ(V295-U072,V295-A001)

そういえば、東京で社会人になって、当時の勤め先の同僚と出かけた居酒屋で
肉じゃがを注文したところ、豚肉だったことに驚いたことを思い出しました。
それまで肉じゃがと言えば牛肉に決まっていると思っていた私は
豚肉を使った肉じゃがが存在することにちょっとしたカルチャーショックを受けたのでした(笑)。

母の日 by 立花

5月の連休も終わり、関東では夏を思わせるような日差しが
照りつける日が増えてきました。

少し前の話になってしまいますが、先週末は母の日でしたね。
自由が丘直営店やKERSEN Online Shopでもお母様への贈り物を
お探しの方が多くいらっしゃいました。

母の誕生日が5月ということもあって、我が家では
あまり大きなプレゼントはせず、毎年お花をプレゼントして
家族でケーキを食べることが慣習になっています。
今年は久々に家族全員揃ったので、ロールケーキを作りました。
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写真:長方形盛皿(V119-B102)、スクエアプレート・小(Z1610-DU126、Z1610-DU158)

ケーキの両端を切ったときにできる“端っこ”が小さい頃から大好きで
母が切ってくれるそばでつまみ食いをしていたことを思い出し、
他の家族には内緒で久しぶりに母と二人で仲良くつまみ食い。

真ん中のほうがクリームもイチゴも入っているのに…と思いつつも
端っこは何だか特別な感じがして、今でも嬉しくなってしまいます。

VENA社の長方形盛皿は大きすぎるかなと思ったのですが、
ケーキを置いてみると周りのお花のスタンプがちょうど見えて
ぴったりな大きさでした。

シンプルで可愛らしいお花のデザインはどんな料理にも合わせやすいですし
食卓をちょっぴり華やかに演出してくれる気がします。

つつじ by Kasia

皆さんゴールデンウィークは楽しめましたでしょうか。
私は初沖縄旅行と、東京と、その週辺の庭園を見て、
とてもとても充実した連休を過ごせました。

5月はつつじの見ごろだと聞いたので、群馬県にある
館林つつじが岡公園に行ってみました。
その名の通り、色とりどりのつつじが沢山咲いていて素敵でした!

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ちなみに、つつじはポーランド語で種類によってAzalia(アザリア)
またはRóżanecznik(ルジャネチニック)と呼びます。

こうやってつつじを眺めたら、ポーランド食器にもつつじの
柄があれば可愛いなと思いました。

せっかくなので、帰りに宇都宮に寄って名物の餃子を食べました。
日本の餃子は焼いたものが多く、私がポーランドで食べなれているピエロギ
(ポーランド風の餃子)と違い、羽までついています。

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写真:スクエアディッシュ(W262-10K)Wiza(ヴィザ)社
ポーランドのピエロギです。
味は水餃子にとても似ていますが、ポーランド人はピエロギを汁なしで、
たれもつけずそのまま食べます。

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同じWiza(ヴィザ)社のスクエアディッシュに餃子を載せてみました。
多くのポーランド人にとって、焼き餃子が逆さまに皿に盛り付けられる事は、
小さなカルチャーショックです。

砥部町に行きました by 鳴川睦

ポーランドのピアニスト、カジミエシュ・ギェルジョード、
マグダレーナ・ズック両氏が出演するコンサートにお誘いをいただき、週末は愛媛県砥部町へ。
砥部焼が好きで、いつか行ってみたかった砥部町。ようやく念願が叶いました。

コンサートが始まる前に時間があったので、
砥部焼伝統産業会館で自転車をレンタルし、
窯元や直売所など沢山見て回りました。
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写真:砥部町を通る国道33号線には、陶器の里らしい焼き物のオブジェが。奥に見える山々の方角に窯元が点在しています。

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写真:小さな窯元も沢山あり気軽に見せてもらえます。

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写真:ポーリッシュポタリーとも共通する鋳込み成形やたたら成形です。

130年の歴史ある梅山窯(ばいざんがま)をはじめ、
大小、新旧合わせて窯元はおよそ100ほどが点在しているそうです。

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写真:砥部焼はこんな感じです。

白磁に呉須の唐草などの柄が伝統的な文様で、
磁器なのに素朴で温かみを持った実用品。
縁が丸みを帯びた玉縁(たまぶち)は、ぽってりした雰囲気も持っています。
日本の砥部焼をポーリッシュポタリーと一緒に使っている方は
実は沢山いらっしゃる、というのも頷けます。

晴天に恵まれ日光を浴びながら、長時間自転車を漕いでの観光は、
日焼け止めを忘れてしまったことを後悔しつつも、
色々な焼き物を見ることが出来てとても楽しかったです。

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写真:砥部のイメージキャラクター「とべっち」。この日は町のイベントでけん玉に挑戦中でした。