鏡開き by 立花

松の内が過ぎ、年始の慌しさもようやく落ち着いてきました。
スーパーやコンビニでは節分の豆が売り出されていたり
恵方巻きの案内が貼ってあったりと、早くも次の行事に向けて
動き出しているんだなぁ、と季節の移り変わりをしみじみ感じてしまいました。

地域によってさまざまですが、関東では11日が鏡開きでしたね。
当日は例に漏れず、我が家でもお餅をお汁粉にしていただきました。

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写真:ボウル・小(W126-85)平皿φ10cm(V372-U006)

お汁粉を注いだWIZA社のボウルは小さいですが深さがあり、
丸くてぽってりとしたフォルムが手に馴染んで、
甘いものをちょっといただくにはとても使い勝手がよかったです。
焼いたお餅を載せたVENA社の小皿とも相性ばっちりですね。

家族の無病息災を祈願しつつ、おいしい鏡開きとなりました。

海苔の佃煮 by 立花

一段と寒さが厳しくなり、手袋やマフラーが欠かせない時期になりました。
我が家では寒い冬を乗り越えるべく、石油ストーブが大活躍しています。
やかんを置いてお湯を沸かしたり、ホイルにさつまいもを包んで
焼き芋にしたり…暖を取るだけでなく、美味しいおまけがたくさんあって、
苦手な冬がちょっと好きになれるアイテムです。

ストーブが活躍するこの時期に我が家に登場するのが、地元で採れる海苔です。
有明や千葉など全国には海苔の生産が有名な地域がありますが、
実は私の生まれ育った神奈川でも海苔の養殖がされているんですよ。
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写真:海苔の養殖をしている“海苔しび”

流通量が少なくあまり市場には出回らないのですが、知り合いの漁師さんに
毎年いただいては手巻き寿司にしたり、お餅に巻いて食べたりします。
焼き海苔として食べるのはもちろんですが、我が家では湿気てしまったり
古くなったものを使って佃煮をつくります。

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写真:ご飯茶碗・小(W128-11)、シュガーポット(V014-U019)、ミニボウル・フラット(V158-U006)、ティーバッグトレイ(V324-U072)
昔からあるシンプルな料理ですが、自然とご飯がすすむ味で大好きです。
白いご飯にはもちろん、我が家ではパンに乗せて食べたりもします。
食パンに佃煮を塗り、その上にチーズを乗せてトーストするだけなのですが
これが意外と美味しくておすすめです。
しばらくの間はこの佃煮トーストが我が家の食卓にたくさん登場しそうな予感がします。

ポーランドのジンジャーブレッド「Piernik(ピエルニク)」 by Kasia

クリスマスがついに来ましたね!

ポーランドでは、24日の夜から26日まで、クリスマスキャロルを
歌ったり、美味しい料理を食べたりして、3日間のクリスマスを
家族とワイワイして楽しく過ごします。

クリスマス料理と言えば、赤かぶのスープのバルシチ、
ザワークラウトとマッシュルーム、塩漬けニシンと焼き鯉、
そして最後に登場するデザートの
ドライフルーツのコンポートとピエルニク(Piernik)。

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写真:平皿φ19㎝(V132-U053)Vena(ヴェナ)社
ピエルニクとは、シナモン、クローブ、八角、ジンジャー、
カルダモン、コショウ、オールスパイス、ナツメグ
8種類のスパイスと蜂蜜をたっぷり使った
ポーランド風のジンジャーブレッドです。

伝統的なピエルニクは焼く前、短くても必ず1か月ぐらい
涼しいところに生地を寝かしておき、熟成させます。

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今年、私の作ったピエルニクです。手作りのプルーンのコンフィチュールをはさんで、
チョコレートガナッシュをかけて、上にドライフルーツとナッツを飾ざってみました。

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写真:ピエルニクの細長い形にぴったりのヴィザ(WIZA)社のトレイ(W214-25D)を使ってみました。
淵のところに持ち手もついていて、とても運びやすかったです!

ピエロギ(Pierogi)by Kasia

ポーランドの最も有名な伝統料理と言えばピエロギです。

現地のポーランドでは、どこのスーパーでもお惣菜コーナーに
必ず置いてあるほど人気な料理です。

見た目は日本でもポピュラーな水餃子に似ているのですが、
中に包む具は肉だけではなくカッテージチーズとジャガイモ、
豆や果物など様々なピエロギがあります。

ピエロギは私の大好物なのですが、
とても手間暇がかかる料理なので、
自分ではめったに作りません。

先週末珍しくピエロギ作りに挑戦してみました。
一人で作ったので結局二時間くらいかかってしまいました。
お店で売っているような綺麗なものは作れませんでしたが、
それぞれ個性豊かなピエロギが出来上がりました。

その中で満足のいく数個を写真とっておきました。

また今度頑張りましょう!
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写真:Wiza(ヴィザ)社のスクエアプレート(W262-10K)に、少し大きめなピエロギが丁度3個入りました。今度このお皿に焼き餃子も盛り付けてみたいなと思いました。

ピクルスのスープ by Kasia

最近は日中も随分冷え込み、
これから本格的に冬が始まる気がしますね。

寒い時には、体の芯から温まる
暖かいスープが特に美味しく感じます。
今回、少し酸味のあるピクルスのスープを作ってみました。

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写真: ボウルφ17cm(W305-132)Wiza(ヴィザ)社

このスープの主な材料は、
ポーランドでとてもポピュラーな塩漬キュウリのピクルスです。
日本では酢漬のピクルスしか売られていないようなので、
実家から送ってもらいました。

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写真:ポーランドの手作りの塩漬キュウリのピクルス。 とても酸っぱくて美味しいです!

スープにディルをかけて、
体を温めて心まで癒してくれる懐かしい味でした。

クリスマスケーキ by 鳴川睦

週末、来年の手帳を買おうとデパートに出かけたら、
吹き抜け2階分の高さの空間にそびえ立つ巨大なクリスマスツリー。
今年ももうそんな季節だなーと思いながらキラキラしたツリーに暫し見とれてしまいました。

プレゼントやケーキ、ディナーのメニューを考えたりするのも楽しい季節になります。
デパートの地下では、クリスマスケーキ予約受付中のカタログ看板を見ましたが
どれも本当に綺麗でまたまたうっとり。

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さて、ケルセンでもそろそろクリスマスの支度を始めなくちゃ思い
今回特別にクリスマスケーキを作ってもらいました。
作ってくださったのは、お菓子教室を主宰されている冨田美智子先生です。
クリスマスのケーキと言えば「ビュッシュ・ド・ノエル」が思い浮かぶので、
WIZAのもみの木柄のトレイをイメージしてお願いしました。
グリーンベースの柄に、チョコレート色は映えますよね。

実は、オープニングの画像に使っているティーバッグトレイに乗せてある小さなスィートは
全て冨田先生の作品です。マカロン、マドレーヌ、ビスキュイ、サブレ・・・どれも大興奮の可愛らしさで、
思わずティーバッグトレイに乗せて写真を撮らせていただいたのでした。

下の写真は、チョコレートクリームを挟んだパンケーキ。
こちらはザクワディの16cmの平皿に。緻密なART104の柄だと格好いい雰囲気にまとまります。
これもとても美味しかったことは言うまでもありません!
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ティーバッグトレイ by 鳴川睦

今回WIZA社のティーバッグトレイが色々な柄で揃いました。
本来は使用済みのティーバッグをカップから出して
乗せて置くためのものですが、私はこのプクッとした形が大好きで、
紅茶だけの用途で使うのももったいないので、
コーヒーを飲むときの小さなおやつを添える時にも頻繁に使っています。

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WIZA社の柄は素朴で可愛いのでこのフォルムにぴったり。
写真ではキューブ状のお砂糖、ミニサイズのマカロンやマドレーヌ、
栗の渋皮煮、サブレなんかを乗せています。

小さなポーリッシュポタリーに小さなおやつ。
この”ちまちま”感は「おままごと遊び」と通じるものを感じます。
大人になった今でも妙に楽しくなってしまう乙女心をくすぐる
アイテムですよね(笑)。

WIZA社からの新着入荷のご案内 by 鳴川睦

本日より発売を開始したWIZA社からの新着入荷商品です。
新登場のボウルφ17cm、スクエアディッシュ、ソープディッシュ、
などをはじめ、ピザプレート(ディナープレート)、
ティーバックホルダー、スープ皿、その他各種ボウル類マグ類など、
新柄を交えて色々と入荷しました。
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WIZA社は地元でも特に古くからある老舗のひとつで、
先日紹介した創設者のWIZA氏の手によるオリジナルのフォルムは
独特のぽってりした風合いとハンドメイドならではの素朴な味わいを
持っているのが大きな特徴です。

WIZA氏との再会 by 鳴川睦

今、出張でポーランド、ボレスワヴィエツに来ています。
取引先製造元のひとつWIZA社のLidia社長との打ち合わせの後、Lidiaさんのご自宅でのディナーに
お誘いいただきました。ポーランドの伝統的な料理である「ピエロギ・ルスキェ」
(カッテージチーズとマッシュポテトの入ったピエロギ)をメインに自家製のピクルスを添えた美味しい食事でした。

そこにLidiaさんのお父様であるWIZA社の創設者スタニフワウ・ヴィザ氏も途中からお見えになったのです。
ちょっと風邪をひいていたからまだ鼻水も出るしあまり食欲が無いよ、と仰っていたのですが、
ピエロギもおかわりされていましたし病み上がりとはいえお元気な様子。
やはり元気の秘訣は、もりもり楽しく食事をすることですよね~。
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小柄な方ですが大きな手はとても温かくて、優しく迎えてくださいました。
短い時間でしたが食事が済むと、これからまた仕事だから、と工房に戻られたWIZA氏。
バリバリの現役ぶりは健在でした!

大学いも by 立花

朝晩の涼しい風で、一層秋の訪れを感じられるようになりました。
スーパーでは梨やブドウ、栗などの秋の味覚が並んでいて
見ているだけでもワクワクしてしまいます。

その中でも、私の好物はサツマイモです。
今回はゴロゴロと大きめに切ったサツマイモを使って
大学いもを作ってみました。

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スフレディッシュφ15cm(W255-11)

最近は食べる機会が少なかったのですが、
久しぶりに作ってみると小さい頃のおやつを
思い出して懐かしい気持ちになりました。

まだまだ秋は始まったばかりですが、
今だけの旬を逃さないように食欲の秋を楽しみたいです!